東京フィルハーモニー交響楽団、チョン・ミョンフンと共に19年ぶりの韓国ツアー!

2024年5月7日~11日にかけ名誉音楽監督チョン・ミョンフンとともに韓国3都市4公演の演奏会を行い、現地観客から熱狂的な喝采を受け帰国しました。

公益財団法人東京フィルハーモニー交響楽団は、2024年5月7日~11日にかけ名誉音楽監督チョン・ミョンフンとともに韓国3都市で4公演の演奏会を行い、現地観客から熱狂的な歓迎と喝采を受け帰国しました。

5月9日世宗文化会館にて 韓国のアーティストとベートーヴェン「交響曲第9番『合唱つき』」他を演奏 提供=クレディア5月9日世宗文化会館にて 韓国のアーティストとベートーヴェン「交響曲第9番『合唱つき』」他を演奏 提供=クレディア

3公演で共演したピアニスト チョ・ソンジン 提供=クレディア3公演で共演したピアニスト チョ・ソンジン 提供=クレディア

  • チョン・ミョンフン&東京フィルハーモニー交響楽団 韓国ツアー2024 について

東京フィル名誉音楽監督チョン・ミョンフンと東京フィルは、2001年以来23年間にわたるコラボレーションを続けてきており、指揮者とオーケストラの関係としては異例ともいえる長く深い関係を築いています。今回、マエストロ チョン・ミョンフンの故郷である韓国の首都ソウルを含む3都市4公演に出演し、各公演でピアニスト チョ・ソンジンをはじめとする韓国の世界的音楽家と共演することで、日韓の芸術家の音楽による融合を現地のお客様にお届けいたしました。

今回のマエストロ チョンとの訪韓は、東京フィルにとり2015年の日韓国交正常化50周年におけるソウル・フィルとの合同演奏会を除けば実に19年ぶりであり、2025年の日韓国交正常化60周年への先駆けでもあります。若き韓国アーティストと市立合唱団との共演は各会場で満席のお客様から大喝采をもって迎えられました。

4公演すべての会場で満席のお客様が総立ちとなって喝采を送ってくださいました4公演すべての会場で満席のお客様が総立ちとなって喝采を送ってくださいました

◎東京フィルは2024年6月に「第1000回定期演奏会」を記念し、チョン・ミョンフン指揮のもと20世紀最大の傑作のひとつ、メシアン「トゥランガリーラ交響曲」を演奏します。マエストロ チョン・ミョンフンは東京フィルを「日本の音楽の家族」と呼びます。両者の深い関係と楽団の長い歴史を祝う記念碑的演奏会には、国際的に注目が集まっています。

チョン・ミョンフン指揮東京フィル6月定期演奏会 https://www.tpo.or.jp/information/detail-20240623.php

  • 実施概要

【日程・会場】

5月7日(火)19:30 ソウル・アーツ・センター 芸術の殿堂 プログラムA【収容2600席・完売】
5月9日(木)19:30 世宗文化会館 大劇場(ソウル) プログラムB【収容3000席・来場2980名】
5月10日(金)19:30 益山(イクサン)芸術文化会館  プログラムA【収容1200席・完売】
5月11日(土)17:00 高陽(ゴヤン)アラムヌリ芸術センター プログラムA【収容1500席・完売】

【出演】
指揮・ピアノ:チョン・ミョンフン (東京フィル名誉音楽監督/プログラムB*では指揮・ピアノ)
ピアノ: チョ・ソンジン (プログラムA)
ヴァイオリン:イ・ジヘ、チェロ:ムン・テグク (以上、プログラムB*)
ソプラノ:ファン・スミ、メゾ・ソプラノ:キム・ジョンミ、テノール:パク・スンジュ、バリトン:サミュエル・ユン安養市立合唱団高陽市立合唱団 (以上、プログラムB**)
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

【演目】

〈プログラムA(5/7,10,11)〉

シューマン/ピアノ協奏曲*
ベートーヴェン/交響曲第5番『運命』
〈オーケストラ・アンコール〉ロッシーニ/歌劇『ウィリアム・テル』序曲より「スイス軍の行進」

プログラムB(5/9)

ベートーヴェン/三重協奏曲*
ベートーヴェン/交響曲第9番『合唱付き』**
〈オーケストラ・アンコール〉ベートーヴェン/交響曲第9番『合唱付き』第4楽章より

【主催・運営】クレディア・ミュージック&アーティスツ

  • おもな出演者プロフィール

チョン・ミョンフン 東京フィル名誉音楽監督 Myung-whun Chung, honorary music director

韓国ソウル生まれ。マンネス音楽学校、ジュリアード音楽院でピアノと指揮法を学ぶ。1974年チャイコフスキー国際コンクール ピアノ部門第2位。その後ロスアンジェルス・フィルにてジュリーニのアシスタントとなり、後に副指揮者。ザールブリュッケン放響音楽監督および首席指揮者(1984~1989)、パリ・オペラ座バスティーユ音楽監督(1989~1994)、ローマ・サンタチェチーリア管首席指揮者(1997~2005)、フランス国立放送フィル音楽監督(2000~2015。現在は名誉音楽監督)、ソウル・フィル音楽監督(2006~2015)、シュターツカペレ・ドレスデンの首席客演指揮者(2012~)など歴任。

1997年に本人が創設したアジア・フィルの音楽監督も務める。2022年6月、イタリア共和国功績勲章であるグランドオフィサーの称号を受勲。2023年3月、イタリア・ミラノのスカラ・フィルハーモニー管弦楽団として初めての名誉指揮者に就任した。

2001年東京フィルハーモニー交響楽団のスペシャル・アーティスティック・アドヴァイザーに就任、2010年より桂冠名誉指揮者、2016年9月に名誉音楽監督に就任。ピアニストとして室内楽公演に出演するほか、アジアの若い演奏家への支援、ユニセフ親善大使、アジアの平和を願う活動など多岐にわたり活躍している。

5月7日ソウル・アーツ・センター 提供=クレディア5月7日ソウル・アーツ・センター 提供=クレディア

5月10日益山芸術の殿堂 提供=クレディア5月10日益山芸術の殿堂 提供=クレディア

5月9日世宗文化会館 カーテンコールより5月9日世宗文化会館 カーテンコールより

世宗文化会館入口の大型バナー世宗文化会館入口の大型バナー

  東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra

1911年創立。日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラ。約160名のメンバーをもち、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者にアンドレア・バッティストーニ、桂冠指揮者に尾高忠明、大野和士、ダン・エッティンガー、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフ、アソシエイト・コンダクターにチョン・ミンを擁する。

Bunkamuraオーチャードホール、東京オペラシティ コンサートホール、サントリーホールでの定期演奏会や「渋谷/平日/休日の午後のコンサート」「ハートフルコンサート」「ニューイヤーコンサート」「第九特別演奏会」など、クラシック音楽を広く普及させる自主公演の他、新国立劇場のレギュラーオーケストラとしてオペラ・バレエ演奏、『NHK ニューイヤーオペラコンサート』『ブラボー!オーケストラ』『名曲アルバム』『クラシックTV』『題名のない音楽会』『東急ジルベスターコンサート』『NHK紅白歌合戦』『クラシックTV』『いないいないばあっ!』などの放送演奏により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として高水準の演奏活動と様々な教育的活動を展開している。2020〜21年のコロナ禍における取り組みはMBS『情熱大陸』、NHK BS1『BS1スペシャル 必ずよみがえる~魂のオーケストラ 1年半の闘い』などのドキュメンタリー番組で取り上げられた。
1989年にBunkamuraオーチャードホールとプロのオーケストラとして日本で初めてフランチャイズ契約を締結。また、東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。

海外公演も積極的に行い、2014年3月には創立100周年記念事業としてアジア・欧米6か国を巡るワールド・ツアーを開催。2015年12月には日韓国交正常化50周年を記念してチョン・ミョンフン指揮のもとソウルと東京の2都市で「日韓友情『歓喜の第九』」演奏会を、2017年12月には上海における日中国交正常化45周年記念演奏会などを行い国内外の注目を集めた。2022年10月定期チョン・ミョンフン指揮・演出によるオペラ演奏会形式、歌劇『ファルスタッフ』で「第20回三菱UFJ信託音楽賞 奨励賞」を受賞。

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