山田和樹、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団へのデビューが決定!

世界最高峰のオーケストラ、ドイツ・ベルリンに本拠地を置くベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が2024/25シーズンのプログラムを発表しました。世界を席巻する指揮者、日本のホープ 山田和樹が2025年6月のベルリン・フィルの定期公演に客演することが決定しました!!


©Marco Borggreve

世界最高峰の舞台へのデビューを前に、山田和樹は次のようにメッセージを贈った。

山田和樹 メッセージ:


©Yoshinori Tsuru

「来シーズンに、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会にデビューできることを心から嬉しく、また光栄に思っています。ベルリンフィルは世界最高峰のオーケストラであり、その指揮台に立つという意味は私の指揮者人生にとって特別な輝きを放つことになります。

オファーをいただいた瞬間は、驚きと喜びから自然に声をあげたほどでしたが、その5秒後には、果たして自分に務まる役なのだろうかと、すぐにプレッシャーに襲われました。

しかし、時間が経つにつれて、自分の中でも少しずつ受け止められるようになってきました。それは、周りの方々の応援に支えられてるからこそであり、改めて皆さんから沢山の勇気をいただいていることに気付かされました。

これまでの日本での活動はもちろんのこと、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団やバーミンガム市交響楽団との活動なくしては、このチャンスを得られなかったことは確実であり、改めて関係者の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

また、ベルリンフィルのデビューの前後には、アメリカのメジャーオーケストラへのデビューが続きます。こちらもまた身の引き締まる思いです。与えられたチャンスに対して、精一杯頑張ることが出来ればと思います。

演奏家という職業の中で唯一、自ら音を発さない指揮者という立場は、周りの方々の協力や助けなくしてはその役割をまっとうできない性質を強く持っています。日頃から応援してくださっている方々への感謝の念を忘れず、大舞台での経験を次に生かせるよう、精進を続けて参ります。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。」

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◆山田和樹指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 公演概要:

2025年6月12日(木)、13日(金)、14日(土)
レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」
武満徹:ウォーター・ドリーミング (フルート:エマニュエル・パユ)
サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調 Op.78 「オルガン付」

Concert on 12.06.2025 13.06.2025 14.06.2025 Berliner Philharmoniker, Yamada, Pahud, Heindl
Concert with Berliner Philharmoniker, Yamada, Pahud, Heindl 12.06.2025 13.06.2025 14.06.2025

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今年5月にはシカゴ交響楽団にフランク:交響曲、武満徹:ハウ・スロー・ザ・ウィンド 等の曲目を指揮してデビューします。

その後、5月末~6月には芸術監督兼音楽監督を務めるモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団と日本ツアーを行い、サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付」、ベルリオーズ:幻想交響曲を披露する。山田和樹の今後の活動にご期待ください。

モンテカルロフィル日本ツアー概要:
https://www.japanarts.co.jp/concert/p2071/

<山田和樹 プロフィール>

2009年、第51回ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。ほどなくBBC交響楽団を指揮してヨーロッパ・デビュー。同年、ミシェル・プラッソンの代役でパリ管弦楽団を指揮して以来、破竹の勢いで活躍の場を広げている。2012年~2018年スイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者、2016/17シーズンからモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督兼音楽監督、2023年4月からバーミンガム市交響楽団の首席指揮者兼アーティスティックアドバイザーに就任。日本では、東京混声合唱団音楽監督兼理事長、学生時代に創設した横浜シンフォニエッタの音楽監督としても活動している。

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