K-BALLETが3/5に贈るYouTube特別イベント 熊川哲也ライブトーク& 最新作「クラリモンド」全編無料配信

K-BALLETは2022年3月5日(土)、熊川 哲也の誕生日という節目を記念し、YouTube K-BALLET公式チャンネルにて、2つの無料配信企画を開催いたします。

熊川 哲也ライブトーク

「クラリモンド」全編無料配信

■YouTube K-BALLET公式チャンネル特別企画

熊川 哲也 プレミアム・ライブトーク開催!

芸術監督熊川 哲也の声をお届けするYouTube K-BALLET公式チャンネル特別企画を開催いたします。これまで応援してくださった多くの方への感謝を込めて、熊川本人と半生を振り返りながら、その尽きぬ思考の全貌に迫ります。当日は、貴重な動画や写真もご紹介するほか、コメント欄で質問も募ります。特別な機会をどうぞお見逃しなく。

日時:2022年3月5日(土)16時~

YouTube K-BALLET公式チャンネル

https://youtu.be/bP1ZTJYHjdw にてライブ配信(無料配信)

*アーカイブ配信の予定はございません

■K-BALLET COMPANY 熊川 哲也 演出・振付 最新作1日限定無料配信!

1月末に上演された話題の新作『クラリモンド~死霊の恋~』全編。物語バレエによる新境地開拓と呼び声が高い傑作を、YouTubeにて特別に無料配信いたします。1日限定の特別公開となりますのでお見逃しなく!

公開日時             : 2022年3月5日(土)0:00~23:59

YouTube K-BALLET公式チャンネル  : https://youtu.be/Ifem4MmVCH8

TBS公式YouTubeチャンネル YouTuboo: https://youtu.be/XVvh7Gic7x4

『クラリモンド~死霊の恋~』全編

演出・振付:熊川 哲也

出演   :クラリモンド:日高 世菜 ※
ロミュオー :堀内 將平
セラピオン :石橋 奨也
バーバラ  :浅川 紫織
ほか    :K-BALLET COMPANY

指揮   :井田 勝大
ピアニスト:塚越 恭平
管弦楽  :シアター オーケストラ トーキョー

収録日時 :2022年1月30日(日)

※日高 世菜さんの「高」は、「はしごだか」になります。

【『クラリモンド~死霊の恋~』全編(2022年1月初演)】

演出・振付:熊川 哲也 音楽:フレデリック・ショパン

熊川 哲也が19世紀フランスの作家テオフィル・ゴーティエによる短編小説「死霊の恋」に着想を得た同名のバレエ作品を発表したのは2018年のこと。ショパンの「ピアノ協奏曲第1番」第1楽章の調べに乗せ綴られたのは、死してヴァンパイアとなった美しき娼婦クラリモンドと、彼女に魅入られた若き聖職者ロミュオーの禁断の恋物語。熊川はゴーティエの描いた夢現の世界を、持ち前の卓越した感性とドラマツルギーにより1場の作品として構成、ロマン主義の薫香漂う切なくも美しいラブストーリーに仕立て上げた。

そして、約20分の小品ながら観客の胸に忘れがたい感動の記憶を刻み付けたあの絶賛の初演から4年――ついに満を持しての全編版が実現!『クラリモンド~死霊の恋~』全編として新たな命を得ることになる。

ゴーティエの原作にはバレエ作品として昇華させるにふさわしい魅力的な要素が数々秘められていると熊川は言う。それこそが、小品創作時からすでにして振付家に全編化という展望を抱かせた理由に他ならない。本作では、小品で描かれた物語の前段となるストーリーを新たに加筆、生前のクラリモンドとロミュオーとの出会いと今生での別れも描き出され、生死を超える愛のドラマがより鮮明に立ち上がることになる。稀代の振付家・熊川が挑む“完成された名作”への新たなアプローチは、我々をどんな境地へと運んでくれるのか。ぜひその目で確かめてほしい。

【STORY】

19世紀末パリ。稀代の高級娼婦と名高いクラリモンドは、自らがヴァンパイアの血筋を引くことを気付かずに暮らしている。その正体を知るのは、彼女の後見人であり、娼館のマダムであるバーバラただ一人。その娼館に初めて訪れたのは若き修道士ロミュオー。神父就任の式を目前に控えた彼は、俗世を知らぬまま聖職者として生を全うすることへの葛藤を抱き、修道院から逃走、夜の街へとやって来たのだ。

バーバラは言葉巧みに彼を娼館へと誘い、クラリモンドと引き合わせる。娼館の華やかな饗宴に心を躍らせるロミュオーは、次第に彼女に惹かれていくのだった。

だが、ロミュオーの居場所の噂を聞きつけた修道院長の乱入により事態は急変する。彼は、クラリモンドの正体に気づきロミュオーを連れ戻そうとしたものの、彼女の悪魔的力に打ちのめされ娼館を後にする。

愛し合う2人は夜をともにするが、運命には抗えず、引き裂かれる。せめてもと、ロミュオーは、クラリモンドのヴェールを握り締め館を離れるのだった。

修道院長との一件以来、体調の異変を感じていたクラリモンドは、ついに容体が悪化し、バーバラの腕の中で、早すぎる死を迎える。

そんなある日、失意のうちにいるロミュオーがクラリモンドが残したヴェールを握り締めながら眠りにつく

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