フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2023、21日間・19公演の全ラインナップを発表!

真夏のオーケストラの祭典「フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2023」
21 日間・19 公演の全ラインナップを発表!

ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市幸区大宮町 1310)は、2023 年 7 月 22 日(土)~8 月 11 日(金・祝)の21日間にわたり開催する真夏のオーケストラの祭典「フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2023」全ラインナップを発表しました。

フェスタサマーミューザ KAWASAKI とは、川崎市とミューザ川崎シンフォニーホールが主催し、2005 年から毎年夏に開催している音楽祭です。2023 年は「お待ちどうサマー♪」を合言葉に、川崎市フランチャイズオーケストラの東京交響楽団をはじめとする首都圏 9 団体、そして初登場となる山形交響楽団、日本センチュリー交響楽団を加えた全 11 団体のプロオーケストラが日替わりで競演します。

またジャズ公演では、この 4月よりミューザの新ホールアドバイザー(ジャズ部門)に就任するピアニスト/作・編曲家の宮本貴奈プロデュースによる「サマーナイト・ジャズ」で八神純子、佐藤竹善などの超豪華ゲストが一堂に会し華やかに祝います。

このほかパイプオルガン公演、子ども向け公演、市内大学公演と多彩なラインナップでお届けします。毎年ご好評いただいている公演前の「プレトーク」や「プレコンサート」、期間中に近隣提携店舗で割引やドリンクサービスなどが受けられる「パートナーショップ」、名物新聞「ほぼ日刊サマーミューザ」などもあわせて、この夏もぜひサマーミューザをお楽しみください。

チケットは 4 月 27 日(木)より順次発売、公演詳細は下記公式サイトをご覧ください。

・フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2023 公式サイト https://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/

・お問合せ:ミューザ川崎シンフォニーホールチケットセンター 044-520-0200(10:00~18:00)

■フェスタ サマーミューザ KAWASAKI とは

フェスタサマーミューザ KAWASAKI は、川崎市とミューザ川崎シンフォニーホールが主催し、2005 年から毎年夏に開催している音楽祭です。日本トップレベルのオーケストラの祭典として今年で 19 回目を迎え、また川崎市内にある2つの音楽大学、ミューザが誇るパイプオルガンの公演や、子どもたちを対象とした公演、バレエやジャズなどを加えバラエティ豊かなコンサートをお贈りしています。

クラシック音楽の「新しい聴き方・楽しみ方」を提案し続けてきたサマーミューザは、毎年約3万人が訪れる一大イベントに成長し、「音楽のまち・かわさき」を代表する音楽祭として、地元川崎市のみならず全国の音楽ファンのみなさまから愛されています。
2021 年、第 33 回ミュージック・ペンクラブ音楽賞クラシック部門《功労賞》を受賞。
現在、2022 年のクリップ映像を YouTube で無料配信しています(~7 月予定)。

➢ フェスタサマーミューザ KAWASAKI 公式サイト https://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa

●各オーケストラが「原点回帰」、名曲&大曲で真っ向からオーケストラの魅力を競う

7 月 22 日の開幕は、毎年抜群のプログラミング・センスで聴衆を唸らせてきたジョナサン・ノット&東京交響楽団。今年は一味違います。プログラムはチャイコフスキーの交響曲 3 番『ポーランド』&4 番。実はノット自身が密かに意欲を燃やしていたチャイコフスキーの交響曲は、本邦初お披露目となります。ノット新章の予感に期待は高まるばかり!

7 月 26 日は、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団&常任指揮者・高関健の名コンビで贈るオール・アメリカン・プログラム。パリのアメリカ人、ラプソディ・イン・ブルー、シンフォニック・ダンス、と 20 世紀アメリカ音楽の巨人ガーシュウィン&バーンスタインの名曲が勢揃い。

7 月 28 日は、東京都交響楽団・音楽監督 9 年目の大野和士が、2015 年以来 8 年ぶりのサマーミューザ再登場を果たします。シベリウスの交響曲では最も人気の高い第 2 番に、ニールセン晩年の序曲『フェロー諸島への幻想旅行』などスパイスの効いた北欧プログラムで、どこまでも深く遥かな景色を見せてくれるでしょう。

7 月 29 日は、NHK 交響楽団のロシアン・プログラム。近年はドイツを中心に活躍するキンボー・イシイとの『シェエラザード』には、コンマス郷古廉の艶やかで美しいヴァイオリン・ソロが寄り添います。

8 月 1 日は、読売日本交響楽団・常任指揮者のセバスティアン・ヴァイグレがサマーミューザ初登場。歌劇場のキャリアも長く、バイロイトでも喝采を浴びた名匠がワーグナー(デ・フリーヘル編)の「ニーベルングの指環」~オーケストラル・アドヴェンチャー~で壮大な「指環」の世界を緻密に描き出します。

8 月 2 日は、2021 年のハチャトゥリアン国際コンクールで優勝し一躍脚光を浴びた俊英、出口大地東京フィルハーモニー交響楽団とともにサマーミューザ初登場。仮面舞踏会のワルツを名刺代わりに、ベルリオーズの幻想交響曲などを取り上げます。

8 月 6 日は、2024 年末での引退を宣言している井上道義が盟友・新日本フィルハーモニー交響楽団とともにベートーヴェンの『田園』&『運命』で直球勝負!プレトークでもその意図を語ります。

8 月 9 日は、瞬く間に首席指揮者への就任が決まったカーチュン・ウォン日本フィルハーモニー交響楽団と満を持して登場。『展覧会の絵』のほか、TV・劇伴・クラシックと多方面で大活躍の作曲家菅野祐悟のサックス協奏曲など、カラフル&パワフルなプログラムをお届けします。

8 月 10 日は、昨年、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就任した沼尻竜典がサマーミューザに2008 年以来 15 年ぶりの再登場。R.シュトラウスの大曲『英雄の生涯』では、伸びやかで勇壮な英雄のテーマとともに “組長”石田泰尚率いる神奈川フィル新時代のサウンドを響かせてくれるでしょう。

そして 8月11日、東京交響楽団フィナーレコンサートは、正指揮者・原田慶太楼カラー全開!『眠りの森の美女』組曲にラヴェル、アルトゥロ・マルケス、芥川也寸志、と百花繚乱の色彩とリズムをお楽しみください。

さらに出張サマーミューザ@しんゆりでは、2018 年のサマーミューザで鮮烈な N 響デビューを飾った熊倉優が神奈川フィルハーモニー管弦楽団と二人のソリストを迎えてのフランス・プログラム(7 月 29 日)、そして広上淳一&東京交響楽団が今年生誕 150 年のラフマニノフの交響曲 2 番(8 月 5 日)など、聴きごたえたっぷりのプログラムをお届けします。

■フェスタサマーミューザKAWASAKI2023 開催概要

[イベント名称] フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2023
[会 期] 2023年7月22日(土)~8月11日(金・祝) ※21日間
[会 場] ミューザ川崎シンフォニーホール(17公演)
昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ(2公演)
[公 演 数] 全19公演
[主 催] 川崎市、ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市文化財団グループ)
[共 催] 昭和音楽大学(出張サマーミューザ@しんゆり!公演のみ)
[後 援] 川崎市教育委員会、公益社団法人日本オーケストラ連盟、J-WAVE、TBS ラジオ

➢ フェスタサマーミューザ KAWASAKI 公式サイト https://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa

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