『BTSを哲学する』(チャ・ミンジュ/著)が3月9日より発売

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かんき出版は、『BTSを哲学する』(チャ・ミンジュ/著 桑畑優香/訳)https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761275983を2022年3月9日より全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売いたします。

◆BTS が他のアイドルグループと一線を画す理由

世界中から熱い注目を集めている韓国のアーティストBTS(防弾少年団)。
彼らが今、これだけ多くの人々を夢中にさせている理由は、魅力的な歌とダンスだけではありません。他のアイドルグループと一線を画す彼らの魅力は、夢への挑戦と実現、よりよい世の中について考える視点、善き人になりたいと感じさせるメッセージ。これらを時にストレートに、時に詩人のように美しく伝える。それが、世界で熱狂を呼び起こしているのです。

BTSは哲学する音楽家といえるだろう。美しい音楽とダンスに心を奪われた人たちは、自分の部屋で深く考え、詩を咀嚼し、気づきを得る。音楽を聴くたびに、そんな特別な「思惟の時間」を与えるのだ。(「本文」より)

BTSの音楽を聴いた人たちは、こんなふうに証言します。

「BTSがわたしの人生を変えました」
「絶望のどん底で誰にも慰めてもらえなかったとき、BTSの音楽を聴いて耐えました」
「目を背けてきた自分の姿をしっかり見つめ、愛すべきだと感じました」
「夢をあきらめるな、負けてもいい。そう言ってくれたことに感謝します」
「歌が癒やしになると初めて気づきました。多くの人がBTSを知り、心が和みますように」
「BTSのおかげで善き人になれました。ありがとう」
「夢をあきらめるなという歌詞は何度も聞いたことがあるけれど、こんなに心に響いたのは初めてです」

本書では、コロナ禍という混沌と不安の真っただ中にいるわたしたちにポジティブな影響を与え、自己肯定感を高めてくれるBTSのパワフルなメッセージと哲学を、美術学博士号をもつ作家・チャ・ミンジュ氏が考察。

彼らの思想にもっとも近いと考えられるニーチェ、ヘーゲル、ハイデッガーなどのさまざまな哲学者の思想とBTSの言葉を結びつけながら、わたしたちが直面する社会的問題をふまえ、彼らの音楽が世界中で共感を生む理由を探っていきます。デビュー当時からBTSを応援し続けている人も、最近ファンになった人も、彼らへの理解がより深まる一冊となっています。
哲学者の理念について丁寧な解説も入っているので、初めて哲学に触れる人の入門書としてもおすすめです。

翻訳は、多くの媒体に韓国エンターテインメント関連記事を寄稿し、『BTSを読む』『BTSとARMY』など数々のBTS関連本に携わってきた桑畑優香氏が担当しています。

◆哲学者の思想から読み解く、BTSのメッセージ

BTS の音楽の最大の価値は、「一人ひとりが輝くように」という思いが込められ、自分の宇宙を見つけられるように導くパワフルなメッセージと哲学が存在することにあります。
2018 年にBTSのリーダー・RMが国連総会で行ったスピーチのテーマでもあり、BTS のもっともよく知られたメッセージといえる「自分を愛すること」。
実はこのスピーチの前から、BTSは「自分を愛する」というメッセージを歌にのせて発信し続けていました。それをいち早く心に留めていた著者は、ニーチェの言葉をひきながら、「Reflection」に込められた哲学を読み解いています(59ページ)。

『BTSを哲学する』58-59ページ
『BTSを哲学する』58-59ページ

また、「Tomorrow」や「So Far Away」をひきながら「絶望と癒やし」について解説された項目(85ページ)では、世界がコロナ禍で沈む今、BTSに共感する人が爆発的に増えた理由が見えてくるようです。

『BTSを哲学する』84-85ページ
『BTSを哲学する』84-85ページ
『BTSを哲学する』86-87ページ
『BTSを哲学する』86-87ページ

初期の曲に耳を傾け翻訳しながらあらためて驚いたのは、この本がその後、大ブレークし世界的トップスターに駆け上がるBTSの本質を突いた予言書であるということだ。(「訳者あとがき」より)

ニーチェやヘーゲルなど哲学者たちの言葉は、数百年を経ても性別や年齢はもちろん、国境や宗教さえも超えて人々の心に響き続けています。痛みを希望に変えるBTSのメッセージは、そういった哲学者たちの教えと同じように普遍的だからこそ、さまざまな人の心に共鳴するのでしょう。世界中で巻き起こるBTS旋風を理解するうえで、必読の一冊といえます。

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【目次】

Ⅰ 社会のために
Ⅱ 自分の夢のために
Ⅲ 青春のために
Ⅳ 芸術のために

【著者プロフィール】

チャ・ミンジュ
韓国で生まれ育つ。輝きながらも声を発することのない現象やモノ、人々に対して関心や愛情を抱き、文章を書きはじめる。哲学とデザイン学、美学、経営学に興味をもち、文学と美術、音楽と建築をはじめ、さまざまな実用芸術を愛している。弘益大学でオンラインでのイメージを利用したコミュニケーションに関する論文で美術学博士号を取得。西洋哲学者たちの理論をオタク文化で解釈し、オタク文化の価値と意味を熟考した努力の結晶である『オタクと哲学者たち』を2021年に出版。今後もオタク文化に対する偏見を正し、哲学の大衆観点からオタク文化の価値を伝えるために努力していきたいと思っている。

【訳者プロフィール】

桑畑 優香

翻訳家、ライター。早稲田大学第一文学部卒業。延世大学語学堂、ソウル大学政治学科で学ぶ。「ニュースステーション」のディレクターを経てフリーに。多くの媒体に韓国エンターテインメント関連記事を寄稿。主な翻訳書に『BTSを読む』(柏書房)、『BTSとARMY』(イースト・プレス)、『BTS オン・ザ・ロード』(玄光社)、『家にいるのに家に帰りたい』『それぞれのうしろ姿』(辰巳出版)ほか多数。

【書誌情報】

書名:『BTSを哲学する』
定価:1,650円(税込)
判型:46判
体裁:並製
頁数:192頁
ISBN:978-4-7612-7598-3
発行日:2022年3月9日
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761275983

amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761275987/kankidirect-22/
楽天:https://books.rakuten.co.jp/search?sv=30&b=1&g=000&sitem=4761275987&v=2

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