東京フィルハーモニー交響楽団7⽉定期演奏会(7月1日・2日・4日)に、名誉音楽監督チョン・ミョンフンが登壇する。2020年2月定期以来、1年4ヶ月振りの来日となる。
東京フィルハーモニー交響楽団 2021年7月定期演奏会〈ブラームス 交響曲の全て〉
アジアが生んだ世界的指揮者にして、東京フィル名誉音楽監督、マエストロ チョン・ミョンフンが2001年に東京フィルの「スペシャル・アーティスティック・アドバイザー」として就任してから、今年で20年を迎えた。
マエストロ チョン・ミョンフンは、2020年2月の東京フィル定期演奏会でのオペラ演奏会形式『カルメン』の圧倒的な公演の後、世界を襲った新型コロナウイルス感染症拡大による渡航制限のため、2020年7月、10月、2021年2月の3回の定期演奏会で来日が叶わず、残念ながら、これらの公演は公演中止または内容変更となった。
7月定期演奏会に向けて、東京フィルは関係省庁と協議を重ね、厳重な防疫措置と行動管理を条件にマエストロ チョン・ミョンフンの日本への入国は認められました。2020年2月以来、1年4か月振りの来日でお届けするのは、オーケストラ音楽の金字塔・ブラームスの交響曲です。
東京フィルの2021年7月の定期演奏会について
7月の定期演奏会のテーマは「ブラームス 交響曲の全て」。19世紀ドイツで活躍し、クラシック音楽の偉大な作曲家を称する「三大B」(バッハ、ベートーヴェン、ブラームス)の一人に名を連ねるブラームスは、生涯に4曲の交響曲を書きました。
マエストロ チョン・ミョンフンが若い時代から繰り返し取り組んできたブラームスは、「常により良い音楽を目指し、深いところにある音楽を掘り起こす」ことを目指すマエストロの、さらなる進化と深化をお聴きいただくに絶好の演目です。7月の定期演奏会ではそのうち「第1番」「第2番」を、9月の定期演奏会では「第3番」「第4番」が披露される。
世界最高峰の指揮者のもと、これらのどこまでも深く心に響く交響曲のすべてを聴く機会は大変に貴重なもの。指揮者とオーケストラの互いへの信頼と友愛が音楽になって紡がれる稀有な瞬間の誕生に、心が震えるひとときとなることだろう。
◎特設ページ 2021年7月定期演奏会
名誉音楽監督マエストロ チョン・ミョンフン指揮 ブラームス 交響曲の全て
https://www.tpo.or.jp/information/detail-20210618.php
公演概要
7月1日(木)19:00 東京オペラシティ コンサートホール
7月2日(金)19:00 サントリーホール
7月4日(日)15:00 Bunkamura オーチャードホール
指揮:チョン・ミョンフン(名誉音楽監督)
コンサートマスター:三浦章宏
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
― ブラームス 交響曲の全て ―
ブラームス/交響曲第1番
ブラームス/交響曲第2番
名誉音楽監督 マエストロ チョン・ミョンフンが語る ブラームス 交響曲の全て
https://www.tpo.or.jp/information/detail-20210618-01.php
<当団の実施する新型コロナウイルス感染症予防対策について:定期演奏会>
https://www.tpo.or.jp/information/detail-20210309-01.php
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会、公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション(7/2)、公益財団法人 花王 芸術・科学財団(7/2)、公益財団法人三菱UFJ信託芸術文化財団(7/2)
協力: Bunkamura (7/4)
チケットについて
料金 SS席¥15,000 S席¥10,000 A席¥8,500 B席¥7,000 C席¥5,500
※残席状況についてはお問合せください。
※東京フィルフレンズ(入会金無料・随時受付中)入会でSS席以外の各席を10%オフでお求めいただけます。
https://www.tpo.or.jp/tickets/friends.php
お問合せ
東京フィルWEBチケットサービス https://www.tpo.or.jp/
東京フィルチケットサービス 03-5353-9522 (平日10時~18時)
出演者について
チョン・ミョンフン 指揮(東京フィル名誉音楽監督)
Myung-whun Chung, Honorary Music Director
東京フィル名誉音楽監督 チョン・ミョンフン (C)ヴィヴァーチェ
韓国ソウル生まれ。マンネス音楽学校、ジュリアード音楽院でピアノと指揮法を学ぶ。1974 年チャイコフスキー国際コンクール ピアノ部門第2 位。その後ロスアンジェルス・フィルにてジュリーニのアシスタントとなり、後に副指揮者。ザールブリュッケン放響音楽監督および首席指揮者(1984~1989)、パリ・オペラ座バスティーユ音楽監督(1989~1994)、ローマ・サンタチェチーリア管首席指揮者(1997~2005)、フランス国立放送フィル音楽監督(2000~2015。現在は名誉音楽監督)、ソウル・フィル音楽監督(2006~2015)、シュターツカペレ・ドレスデンの首席客演指揮者(2012~)など歴任。1997 年に本人が創設したアジア・フィルの音楽監督も務める。
2001 年東京フィルハーモニー交響楽団のスペシャル・アーティスティック・アドヴァイザーに就任、2010 年より桂冠名誉指揮者、2016 年9月に名誉音楽監督に就任。ピアニストとして室内楽公演に出演するほか、アジアの若い演奏家への支援、ユニセフ親善大使、アジアの平和を願う活動など多岐にわたり活躍している。
2019年12月「令和元年『第九』特別演奏会」 (C)上野隆文
東京フィルハーモニー交響楽団 管弦楽
Tokyo Philharmonic Orchestra
東京フィルハーモニー交響楽団 (C)上野隆文
1911年創立。日本で最も長い歴史をもつオーケストラ。メンバー約160名、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督チョン・ミョンフン、首席指揮者アンドレア・バッティストーニ、特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフを擁する。Bunkamuraオーチャードホール、東京オペラシティコンサートホール、サントリーホールでの定期演奏会や「渋谷/平日/休日の午後のコンサート」等の自主公演、新国立劇場等でのオペラ・バレエ演奏、『名曲アルバム』『NHKニューイヤーオペラコンサート』『題名のない音楽会』『東急ジルベスターコンサート』などの放送演奏の他、2020年にはドキュメンタリー番組『情熱大陸』や『NHK紅白歌合戦』にも出演。また、各地学校等での訪問コンサート等により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として、高水準の演奏活動とさまざまな教育的活動を展開している。
1989年からBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を結んでいる。東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。
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