【実食レポ】ホテル椿山荘東京 蛍観賞&豪華ホテルビュッフェ『ほたるの夕べ ディナービュッフェ』


「世界をもてなす、 日本がある。」をコンセプトに、東京の都心にありながら、大庭園の中にそびえ建つ日本を代表するラクジュアリーホテル「ホテル椿山荘東京」。

広大な敷地の中には豊かな森が驚くほど広がり、都内にいるとは思えないまさに“都会のオアシス”の呼び名に相応しいホテル。

同ホテルでは、例年5月中旬より述べ約 1万匹の蛍が自慢の庭園で優雅に飛び交っていますが、東京の夏のはじまりを知らせる恒例企画が「ほたるの夕べ 」。

ホテル椿山荘東京の初夏の風物詩「ほたるの夕べ」は、藤田観光の創業者である小川栄一氏の「東京の子どもに蛍を見せたい」との思いから1954 年に始まった名物企画で、今年68年目を迎えました。

一般的に夏のイメージがある蛍ですが、ホテル椿山荘東京では 5 月中旬に飛翔を開始し、6 月上旬にかけて見頃を迎えます。今年も霧の演出「東京雲海」と蛍の共演による幻想的な風景が楽しめます。

今年は、開業 70 周年を記念し、半世紀以上に渡って提供されている「米茄子の鴫炊き」や、特製ビーフシチューなどのホテル椿山荘東京の伝統の味のほか、約 10 年ぶりに登場する「銀鱈の西京漬け」や、「冬瓜釜の冷やし煮物」など人気メニューが復活。

また、サーロインローストビーフやお好みで盛り付けられる海鮮ちらし寿司、そして黄色いタピオカで蛍の光を表現し、とろろを東京雲海に見立てた「とろろ蕎麦」など、和・洋・中からスイーツまでバラエティ豊かなメニューが提供されました。

5月下旬、同ホテル自慢のディナービュッフェにお邪魔しました。会場は、イスとイスの間は十分な間隔が空けられており、コロナ対策万全でリラックスして食事がいただけます。

お盆を取り、和・洋・中それぞれのビュッフェ・ステーションで料理を取っていくスタイルです。

今年は目玉企画として、オリジナルサラダステーションが大変充実していました。フレッシュな生野菜のほか、サーモンマリネや海老、小柱などのシーフード、コールミートや砂肝コンフィ、ジャンボンブラン、チーズなど、バラエティ豊かな取り揃え。


オリジナルドレッシングやハーブオイル、ビネガーなど好みでアレンジしていただきましたが、初夏の新鮮さと爽やかさを存分に味わいました。

半世紀ほどの歴史があるホテル椿山荘東京伝統の味「米茄子の鴫炊き」は、鰹節とネギをふりかけていただきました。ほっこりとした和の風味は安定のお味で、今年もホテル椿山荘東京に来られたことを思い起こさせてくれます。

今年は伝統・復刻メニューとして「銀鱈の西京漬け芝焼き」と「冬瓜釜の冷やし煮物」が復活。「冬瓜釜の冷やし煮物」は初夏らしい瑞々しさを味わうことができる料理で食すと口全体に爽やかさが広がります。見た目涼しげな初夏らしい料理に仕上がっていました。

「お好み海鮮ちらし寿司」のコーナーに行くと、まずライスの量を機械で選択します。

ライスの量はひと口(40g)、小盛(60g)、中盛(120g)から好きな量を選び、いくらをたっぷりかけて豪華海鮮丼にしていただきました。ご飯と具材の量を調整できるのは有難いです。キラッキラのいくらがまぶしくとても美味しくいただきました。

「鰻のひつまぶし」は多彩な食べ方ができる魅力な一品です。そのままでも美味しいのですが、特製のだし汁でお茶漬け楓にいただきました。タレの風味と特製だし汁がよく合います。

時間をかけて焼かれた「サーロインローストビーフ」は、シュフが目の前で鮮やかに牛肉の塊を自ら切り分けてくれますので一層食欲がそそらえました。オーストラリア産麦黒牛を使用したサーロインの赤身は見事な逸品!

メインディシュにふさわしい豪華な料理ですが今回は黒コショウと白コショウをたっぷりかけていただきました。本物のローストビーフで肉好きにはたまらない逸品で、子供たちにも大人気でした。

チーズの器で仕上げるパスタもシェフ自ら目の前で仕上げてくれるので料理の臨場感を楽しむことができオススメです。

「特製ビーフシチュー」は大きな塊のビーフが柔らかく、口の中でとろける肉汁とソースが見事に融合。赤ワインでじっくりと旨味を引き出した日常では味わうことができない豪華な逸品でした。ホテル椿山荘東京の伝統の味とうたっているだけあって、何度でもお替りしなくなる病みつきとなる料理でした。

開宴後60分を目安に、炎の演出が迫力のフランベのデモンストレーション「煌めく炎の演出!ピーチコンポート」が行われました。煌めく炎に子供たちも大喜び。煌めく炎に歓声があがっていました。

今年は新しい試みとして子供向けに「縁日フードコーナー」が設けられていました。小学生・幼児には、縁日チケットで、縁日でのお買い物のような体験をしながら料理が選べるシステムです。子供向けにこうした配慮があるのは嬉しいですね。

終盤はデザートコーナーへ。「マンゴームース」は、甘味がほどよい上品なお味。大変美味しかったです。

「エクレア」をいただきました。サクッとして食感で、甘さ控えめ。デザートでは人気の品のようです。「チョコレートスコップケーキ」、「ミックスベリーのタルト」、「レアチーズケーキ」「椿茶プリン」なども提供されており、デザート類は大変充実していました。


こちらのプランのよい点はドリンクがフリーフローで提供されているところです。

「ビール」、「スパークリングワイン」、「白ワイン」、「赤ワイン」、「ウィスキー」、「焼酎(芋・麦)」がアルコールとして提供。モクテルブームということもあり、「ノンアルコールビール」のほかに「ゆずサワーティスト」「カシスオレンジティスト」「オーロラブルー」などもノンアルコールで提供されていました。

「ゆずサワーティスト」(ノンアルコール)はすっきりとして爽やかな味で大変美味しかったです。「ノンアルコールビール」は苦みが適度にあり、デザートとよく合います。

「ジンジャエール」、「コーラ」、「サイダー」、「グレープフルーツジュース」、「オレンジジュース」、「ウーロン茶」などソフトドリンク類も充実していますので、お酒が弱い方、飲めない方、お子様でも安心です。紅茶、ハーブティ、緑茶、コーヒー類なども豊富に提供されていました。

◆食後:蛍と雲海を観に庭園へ

ビュッフェの後は、庭園に足を運んで幻想的な蛍の姿を思う存分楽しみました。緑豊かな庭園の中でふわりと優しく舞うこの時期しか見られない幻像的な蛍の姿に、あちらこちらから歓声が上がっていました。この日は蛍の歌を歌っていた女の子たちもいました。

ホテル椿山荘東京の庭園は従来より人気が高いが、一昨年より大幅にパワーアップされ、霧の演出「東京雲海」を楽しめるようになりました。

毎年恒例の「ほたるの夕べ」では、従来の「蛍観賞」のほか、霧の演出「東京雲海」という魅力が加わりました。東京の新たな観光名所としての注目度が上がっています。

蛍の思い出と共に、好きなものを好きなだけ楽しむことができる贅沢な「ほたるの夕べ ディナービュッフェ」。家族や大切な人との思い出も残るイベントとしてオススメです。

■ほたるの夕べ ディナービュッフェ

開業70周年を記念し、ホテル椿山荘東京の伝統の味や人気の復刻メニューなどが勢揃い。サーロインローストビーフや特製ビーフシチュー、お好みで盛り付けられる海鮮ちらしほか、蛍見立てのあしらいを施した品々も。縁日風のフードコーナーでは、香港焼きそばや鯛焼き、ポテトフライなどのお料理を、お子様たちが一足早い夏祭り気分で楽しめるような趣向もご用意いたします。お食事後は、庭園にて蛍と東京雲海の幻想的な共演をお楽しみください。

開催日
5月20日(金)~ 7月3日(日)※特定日開催

【開催日】

5月20日(金)、22日(日)~25日(水)、27日(金)、28日(土)、30日(月)、6月1日(水)~17日(金)、19日(日)、20日(月)、23日(木)~7月3日(日)

※開催日程は変更になる場合がございます。ご了承ください。

時間
18:00~20:00/19:00~21:00

※食事時間は日により異なります。
※受付はお食事開始時間の約30分前より開始いたします。
※受付場所は、バンケット棟3Fインフォメーションデスクにてご確認ください。
※当面の間、 冠木門を閉門いたしております。正面エントランスよりお越しください。

ほたるの夕べ ディナービュッフェ | 東京のホテルならホテル椿山荘東京。【公式サイト】
ホテル椿山荘東京の初夏の風物詩、「ほたるの夕べディナービュッフェ」では和・洋・中のバラエティ豊かなお料理やデザートをご用意します。お食事後は、蛍の舞いとと東京雲海の幻想的な景色で心洗われるひとときをご堪能ください。

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