【実食レポ】ヒルトン東京(HILTON TOKYO)「メトロポリタングリル」薪と炎のディナーコースで「燻味」を堪能!


ヒルトン東京(HILTON TOKYO) 2階「メトロポリタングリル」が、11月3日(水・祝)よりレストランのコンセプトを一部刷新。桜の薪と炎を用い、食材の美味しさを最大限に引き出す事にフォーカスした新グリルレストランとして再始動しました。

使用する食材は厳選した地方、供給者から取り寄せる季節の食材はもちろん、世界中から集めた良質な肉や可能な限りサステナブル・シーフードなども用いられています。

桜の薪と備長炭を用い、炎を自在に操るシェフ達が贈るスモーキーな味わい料理が魅力。炎と真摯に向き合うシェフの手から生み出される1皿1皿は、基本味覚「五味」に加え、桜の薪と炎による「燻味」が新たに加わり、グリル・ダイニングの体験を昇華させている。

大型のグリルカウンターをレストラン中央に配する「メトロポリタングリル」では、炎を操るシェフの姿を間近に、薪や炎の香りと躍動感が楽しめます。

「燻味」はメイン食材である肉や魚介だけではなく、通常は脇役の付け合わせ野菜や果物、更にデザートなどにも活かされます。再始動にあたり、ディナーコースは、4品からなる「Charred」と5品からなる「Flamed」の2種類が用意された。

訪問にあたり、5品からなる「Flamed」¥13,000をいただきました。

1.柿のグリル ローストピーカン、ハモンセラーノ、蕎麦穀粒、北海道ミルクモッツァレラ、バルサミコパール

前菜のシェフズシグニチャーの1つである「柿のグリル」は、真空パウチでスロークックした柿を表面にほんのり焼き色が入る程度にグリルし、ロースト・ピーカンナッツ、ハモンセラーノ、桜チップのスモークを纏った北海道モッツァレラチーズ、ルッコラと共にご提供します。ミルキーなモッツァレラチーズとハモンセラーノの塩気、ルッコラのほのかな苦味と相まって、甘くスモーキーな柿の美味しさを愉しみました。


2,マイタケコンソメ 白きくらげ、栗

器の中に「白きくらげ」と「栗」が配置されています。それにマイタケのコンソメスープを入れて味わうスープです。

琥珀色のキレイなスープで、「和」の愉しみを体感させてくれる素敵なメニューでした。
お味はとっても優しくて癒されました。

3,メカジキのグリル ホームメイドバターミルク、ハーブオイル、レモンバレリートマト

「メカジキのグリル」は、合わせ焼き網を用い丁寧に直火焼きをすることにより、しっかりと火を入れながらもジューシーで柔らかに仕上げられてます。驚くほど、ふんわりと焼き上げられた肉厚のメカジキがとにかく魅力的でした。

メカジキのグリルの下がリゾットという構成で、ホームメード・バタークリームがほんのり甘くて魅力的でした。味付けは全体的に控え目で優しくマイルド。それに桜の薪と備長炭の香りが加わり極上の魚料理として提供されました。

4,メインディシュ:①または②から選択

①和牛A3サーロイン 芽キャベツとリークのグリル、トリュフマッシュ

肉のグリルでは、桜の木の板をグリルの直火の上に置き、その上で食材を焼く手法、ウッドプランク・グリルで仕上げる「和牛A3サーロイン」が食欲をそそります。

本日は北海道ビーフでしたが、時期により和牛の産地が変わります。じっくりグリルすることにより、上品な野性味が味わいました。脂身少な目のお肉は柔らかく上品で大変美味しかったです。

大きな旬の下仁田ねぎが目を惹きます。こちらも甘くしっとりしており、葱独特の食感も楽しめました。デコレーションもオシャレでセンスの良さを感じます。

トリフマッシュの香りが素晴らしい。ローストされたベーコンもよいアクセントとなっており、大満足な一皿になりました。

②ロブスターのロティセリー グリルレモン&タイムのエマルジョン、アスパラガス、フェンネル、黒ニンニクのアイオリ

桜の薪と備長炭によるグリルの香ばしさがたまらない逸品。通常のグリルされたロブスター料理より、豊潤でスモーキーな味わいが愉しめました。

ロブスターの身は、コリッとしていて、弾力性が抜群。それを「レモンタイムソース」でいただける至福感。「レモンタイムソース」は、レモンを生で絞ることにより、ソースの美味しさ・爽やかさが増しました。

備えられていた「アスパラガス」はシャキッシャキで新鮮。こちらもグリルの醍醐味を味あわせてくれました。

5,タルトタタン アップルキャラメリゼ、パフペストリー、キャラメルソース、バニラアイスクリーム

林檎のタルトとバニラ・アイスクリームのデザートです。お味は、濃厚で甘味と香りがリッチで上品なデザートでした。冷たくサラッと溶けるアイスクリームも素敵なお味でした。

6,コーヒー又は紅茶 プティフール

最後にチョコレート菓子と紅茶をホットでいただきました。

コースディナ-Flamedで特筆すべきは、桜の木の板をグリルの直火の上に置き、その上で食材を焼く手法「ウッドプランク・グリル」で仕上げられたお料理の数々。ほかではなかなか味わえない薪と炎の香りを心ゆくまで楽しませてくれる素敵なコースでした。

『メトロポリタングリル』 概要

営業時間:

【ランチ】 11:30am – 3:00pm (L.O.2:30pm) 水~金曜日限定
【ブランチ】11:00am–3:00pm (L.O.2:30pm) 土・日・祝日限定
【ディナー】 5:30pm – 10:00pm (L.O.9:30pm) 水~日曜日・祝日限定

席数: 102席 (個室1部屋)

メニュー/料金:

【ランチ】サラダバー ¥1,500 / コンボセット ¥2,600~
【ディナー】Charred(4品)¥10,000 / Flamed(5品)¥13,000
【ブランチ】¥5,200 / ¥6,900

コースディナ-Flamed ¥13,000

・柿のグリル ローストピーカン、ハモンセラーノ、蕎麦穀粒、北海道モッツァレラ、バルサミコ
・マイタケコンソメ 白きくらげ、栗
・メカジキのグリル ホームメイドミルクバター、ハーブオイル、レモンバレリートマト
・和牛A3サーロイン 芽キャベツとリークのグリル、トリュフマッシュ
又はロブスターのロティセリー グリルレモン&タイムエマルジョン、アスパラガス、フェンネル、黒ニンニクのアイオリ
・タルトタタン アップルキャラメリゼ、パフペストリー、キャラメルソース、バニラアイスクリーム

アラカルトメニュー例

・柿のグリル(¥2,100)
・チャコールビートルート(¥1,900)
・鯛のカルパッチョ(¥2,300)
・アンガスビーフテンダーロイン200g(¥6,125)
・グリルラムチョップ(¥3,900)
・メカジキのグリル(¥2,800)
・熟成肉 和牛A3ランクサーロイン200g(¥8,500)

予約: https://tokyo.hiltonjapan.co.jp/restaurants/metropolitangrill

メトロポリタングリル料理長 フィナリー・セメス

ハワイ生まれのセメスは、19歳の時にカピオラニコミュニティーカレッジで調理師の資格を取り、その後10年間オアフ島にあるミシュラン1つ星レストラン エム・バイ・シェフ・マブロなどを含む様々なレストランで修行を積みました。セメスが本格的に料理の奥深さ、楽しさに目覚めたのは2009年の来日がきっかけとなります。マシュー・クラブ氏から多くのインスパイアを受け、研鑽を積んだセメスはTwo Rooms Bar & GrillやRuby Jack’s にて更なるグリル料理の知識と経験を得た後2017年にヒルトン東京に入社。
メトロポリタングリルの主要スタッフとして歴代総料理長をサポートし、国際スポーツイベントのケータリングなどで活躍しました。セメスは、「火を駆使するグリルの様々な調理法ースモークやフレミング、ロティセリーやトーチ、残り火や灰を用いた絶妙な火入れなど、食材に合わせたグリル技法により、食材の味を深化させ、ゲストの味蕾を刺激していきたい」と話しています。

【ヒルトン・クリーンステイ対策】

ヒルトンの新たな衛生基準となる「ヒルトン・クリーンステイ」の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.hilton.com/ja/corporate/cleanstay/

ヒルトン東京について

ヒルトン東京は、世界展開を続けるホテルチェーン、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツのホテルの一つとして1963年6月20日に永田町にオープン。東京オリンピックの前年、日本で初めての外資系ホテルとして誕生しました。1984年9月1日に現在の新宿副都心に移転、新宿副都心の一角、都庁にほど近く、隣に新宿中央公園という恵まれた環境にあり、充実した施設と、“ヒルトンスタンダード”といわれる高水準のサービスを誇るファーストクラスのホテルです。8階より38階までが客室となり、スイートを含む全830室の客室は、国際的ながらも日本の情緒をインテリアに取り入れ、全室有線/無線インターネットアクセスが完備されています。また、館内には、日本料理「十二颯」、中国料理「王朝」、「メトロポリタングリル」、バー&ラウンジZATTAを擁するダイニングフロアTSUNOHAZU、「マーブルラウンジ」、英国風「セント・ジョージ バー」を含む6つのレストラン&バーを備えています。その他、正餐600名、立食900名まで収容可能な大宴会場と小中宴会・会議室計21室、ウェディング・チャペル、室内プール、ジム、サウナ、屋外テニスコートなどを完備したフィットネスセンター、並びに地下駐車場など、多目的ホテルとして十分な機能を備えています。ヒルトン東京に関する詳細はhiltontokyo.jp をご覧ください。

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