「世界をもてなす、 日本がある。」をコンセプトに、東京の都心にありながら、大庭園の中にそびえ建つ日本を代表するラクジュアリーホテル「ホテル椿山荘東京」。
広大な敷地の中には豊かな森が驚くほど広がり、都内にいるとは思えないまさに“都会のオアシス”の呼び名に相応しいホテル。
山形で育まれた「最上紅花」が展示
ホテル椿山荘東京では、 7月3日より通常の 2 倍の噴霧量の濃密な霧が、水墨画のような躍動感を生み出す「超雲海」がスタート。雲や霧と同じ 10～20 ミクロンの細かい水の粒を均一に発生させることで、幻想的な空間を演出しています。
庭園の木立の奥にひっそりと佇む「木春堂」でも夏向けコースやメニューの提供がスタートしました。「木春堂」へ行く道中、「風鈴の小路」を通過しました。江戸時代から変わらぬ製法で受け継がれてきた「江戸風鈴」が約 300個設置され、風鈴の涼やかな音色を楽しみました。また、夜は「竹あかり」の光の演出で癒しの一時を楽しむことができます。
庭園の木立の奥にひっそりと佇む「木春堂」。「木春堂」の石焼料理は、厳選された肉・魚介・野菜の旬な素材をそのままに、富士山の溶岩石で焼き上げるオリジナルのお料理です。
溶岩石で焼くと、遠赤外線効果で食材はふっくらと仕上がり、 石の細かな気泡が肉の余分な脂を吸収します。調理に油を使用しないため、ヘルシーにお召し上がりいただけるのが特徴です。
富士山溶岩石で焼き上げられた石焼会席“夏燕”を体験しました。石焼会席“夏燕”はじめとします2023年の夏メニューは7月3日（月）から9月18日（月）までの提供です。
シャンパーニュとして「ニコラフィアット レゼルヴ・エクスクルーシヴ ブリュット」をいただきました。ハチミツ、ワイルドストロベリー、ホワイトチョコレートの美しい香りがあわさった香りがあり、エレガントで上品な味わいに仕上がっていました。石焼料理の先付けとしてぴったりの食前酒でした。
■【昼夜】石焼会席“夏燕”
・前 菜 Appetizers
～風鈴見立て～
一、海老と蓮芋琥珀寄せ
一、合鴨ロース煮 鳳梨餡
向日葵南瓜 団扇冬瓜 茄子 茗荷 陸蓮根 蕃茄吟醸煮
夏らしさを演出したひんやりとした前菜です。「合鴨ロース煮 鳳梨餡 向日葵南瓜 団扇冬瓜 茄子 茗荷 陸蓮根 蕃茄吟醸煮」は優しい塩味で、南瓜は夏を象徴する花である向日葵にカービングされていました。透明な器の演出も美しく、食べるのが勿体ない程、綺麗で愛らしい前菜に仕上がっていました。
沖縄素材同士を組み合わせた、さっぱりコクのある柑橘ソーダ「黒糖シークワーサーソーダ」をいただきました。黒糖とシークワーサーの組み合わせが絶妙で、黒糖シロップをドリンクに混ぜると色が変化します。
・勧め肴 Small dish
本鮪湯葉包み
いぶりがっこ アボカド ホワイトセロリ
「本鮪湯葉包み」は、前作の前菜に負けない程、綺麗なひとさらです。本鮪と湯葉のバランスが良く、アボガドのソースが本鮪の旨味を際立たせています。
・石 焼 Barbecue
鮎焼き 酒盗卸し 蓼味噌 骨煎餅
国産活け伊勢海老
鮑
黒毛和牛ロース 60g または 黒毛和牛フィレ 50g
野菜四種盛り
「木春堂」の石焼料理は、遠赤外線効果で、肉の中からも加熱するので縮まずにふっくらとした仕上がりになります。
富士山の溶岩石で焼き上げる石焼料理ですので、富士山の澄んだ空気をイメージした”ふじのくに”のご当地サイダー「富士山ゆずサイダー」と「黒ウーロン茶」を注文しました。爽やかなのどごし、すっきりとした後味、和の香りに包まれた贅沢なサイダーでした。
鮎焼きと骨煎餅を最初に焼いていただきました。
鮎焼き特有の苦み・滋味、骨煎餅特有のコリッとした食感と塩味が良好。こんがりと焼かれた鮎焼きと骨煎餅は珍味としても魅力的で、日本酒とも合いそうです。
伊勢海老と鮑は、生でもいただける程、鮮度が高く、両方ともレアの状態で調理されていました。
伊勢海老は、甘味十分で、繊細な味覚が絶品！何もつけなくても素材の味が存分に楽しめます。鮑は、石焼で最も火入れが難しいのですが、コリッとした食感が見事で、熱入れが完璧。磯の香りがたまらない逸品に仕上がっていました。
黒毛和牛は、黒毛和牛ロース 60g または 黒毛和牛フィレ 50gのいずれか選択できます。
黒毛和牛ロース 60gを選択しました。肉黒毛和牛ロースは濃厚な旨みが口の中に溢れでる逸品。
遠赤外線効果で、肉の中からも加熱されますので、縮まずに全体的にふっくらとした仕上がりになっていました。
・食 事 Sushi or Soba
鰻源平寿司
香の物 伊勢海老赤出汁
または
二八蕎麦 伊勢海老出汁
食事は、鰻源平寿司または二八蕎麦のいづれか選択できます。夏は鰻が食べたくなりますので、仲居さんおススメの鰻源平寿司をいただきました。
鰻源平寿司が良質な鰻が使用されており、白焼きと蒲焼きが一度に楽しめる珠玉のメニューです。白焼きは、鰻の外は香ばしく中はふっくら。蒲焼は、タレとのバランスが絶妙。「木春堂」の刻印が目を引く素晴らしい食事内容となりました。
伊勢海老出汁は、先ほどいただいた伊勢海老の頭を有効活用した贅沢なお椀。伊勢海老の旨味がたっぷり味わえる贅沢なお味噌汁を堪能しました。
・甘 味 Desserts
甜瓜水晶羹
季節のシャーベット
Melon jelly, Seasonal sherbet
甘 味は、メロンとメロンムース、マンゴーシャーベット、季節のフルーツが提供されました。太陽の恵みを受けたマンゴーの甘味が口いっぱいに広がるマンゴーシャーベットでした。
ホテル椿山荘東京ならではのオリジナリティあふれる石焼料理の数々を満喫いたしました。
着物を着た仲居さんが親切にサーブしてくれる魅力的な石焼料理。通常の鉄板焼よりもさらに非日常的な体験ができるお食事となるのではないでしょうか。是非この機会に、庭園を望む洗練された雰囲気の中で、ホテル椿山荘東京「木春堂」の石焼懐石をご堪能ください。
■食事後は、「超雲海」を観賞
食事後は、夏季（7月3日(月)~9月18日(月)実施）の特別庭園演出「超雲海」を14時10分より観賞しました。
超雲海は、11:10、14:10、16:10、18:10、20:10の一日5回お披露目され、「超・大雲海」は 7:10、22:10、22:40 に出現します。その他の時間は通常の東京雲海が出現します。
まるで庭園内の中に雲があるかのような幻想的な風景が楽しめました。家族や大切な人との思い出作りにおススメします。
■調理長紹介
木春堂 調理長 清水 理
調理長から一言
都会の中心とは思えない庭園の木立の奥にひっそりと佇む、昭和モダンの建物の「木春堂」。四季折々の旬の食材や厳選されたお肉を、富士山の溶岩石を使いて目の前で焼き上げます。是非、ご友人、ご家族、ご接待などで、季節ごとに変化する料理と風景をお楽しみください。
調理長略歴
清水 理（しみず おさむ）
1999年入社。ホテルアジュール竹芝勤務。宴会場和食調理、和食レストラン「銀坐」で調理長を経験。2017年にホテル椿山荘東京にて石焼料理「木春堂」、料亭「錦水」、日本料理「みゆき」にて様々な経験や技術を学び2021年より石焼料理「木春堂」調理長に就任する。
■石焼料理「木春堂」
庭園の木立の奥にひっそりと佇む「木春堂」。半世紀以上の時の移ろいを刻んだ、昭和モダンの雰囲気の中、富士山溶岩石の石焼会席をお召し上がりいただけます。また、5つの由緒ある家屋は個室としてご利用いただけます。
営業時間
＜通常の営業時間＞
[昼食]
平日11:30～L.O.14:30
土日祝11:30～L.O.15:00
[夕食]
17:30～L.O.20:00（～22：00）
※定休日：月曜日（祝日を除く）
料金
昼食：平日6,000円～、土日祝8,700円～
夕食：11,700円～
※クリスマスや、年末年始は特別メニューでお迎えいたします。
※料金は消費税を含みますが、別途サービス料(レストラン席・個室共に15%)、個室料を申し受けます。
■ホテル椿山荘東京
ホテル椿山荘東京は、都心にありながら、森のような庭園の中に建つホテルです。「世界をもてなす、日本がある。」をコンセプトに、美しい自然の中で、日本のもてなしの心と、世界基準のサービススタンダードをご体感いただける空間や時間をご提供しています。
267室の客室では、第二の我が家のようにお寛ぎいただけるよう充実した機能やアメニティを備えるだけでなく、都心のパノラマ、またはガーデンビューをご堪能いただけます。そのほか、庭園内や館内の 9 つのレストラン、自然光を感じられる直営のスパ・トリートメント施設、最大 2,000 名様までご利用いただける大会場を含む 38 の宴会場、チャペル・神殿、理・美容室、フォトスタジオなどを完備しています。
散策できる広大な庭園には、国の有形文化財の三重塔や茶室、史跡があり、また春の桜、きらめく新緑、初夏の蛍、夏の涼やかな滝のしぶき、紅葉、雪景色の中の椿と、四季の風情が東京にいることを忘れさせる特別なひとときをお過ごしいただけます。
ホテル椿山荘東京は、「フォーブス・トラベルガイド」が発表した格付けの「ホテル部門」・「スパ部門」では、おかげさまで名だたるホテルが並ぶ 4 つ星を獲得できました。また、特に最高級の施設とサービスにより、記憶に残る体験を提供するホテルとして認められ「プリファードホテルズ & リゾーツ」の「L.V.X. Collection」に加盟いたしております。
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