東京フィルハーモニー交響楽団、5月定期は世界的巨匠チョン・ミョンフンのもとでオール・フレンチ・プログラム!

東京フィルハーモニー交響楽団は、2022年5月の定期演奏会を東京フィル名誉音楽監督チョン・ミョンフンのもと5月18日(水)、20日(金)、22日(日)に開催します。指揮者チョン・ミョンフンは2021年7月・9月の来日でブラームスの交響曲全曲演奏を行い絶賛を博した後、再び新型コロナウイルス オミクロン株の感染拡大により来日を断念した1月を経てこの5月にふたたび来日。得意のフランス作品プログラムをお届けします。

東京フィルハーモニー交響楽団は、2022年5月の定期演奏会を5月18日(水)、20日(金)、22日(日)に開催いたします。


東京フィル 2022年5月定期演奏会

指揮者は、東京フィル名誉音楽監督チョン・ミョンフン。2021年7月・9月の来日でブラームスの交響曲全曲演奏を行い絶賛を博した後、再び新型コロナウイルス オミクロン株の感染拡大により来日を断念した1月を経てこの5月にふたたび来日。得意のフランス作品でタクトをとります。

「あえて抑制された動きの指揮から、分厚い音の塊が立ち昇る」(「モーストリー・クラシック」2021年10月号)
「指揮者の純化された音楽のもとで、楽員の意識が一つになって生まれた感動的な名演」(「音楽の友」2021年9月号)
「フランス音楽のスペシャリストによる名曲プロが実現」(「ぶらあぼ」2022年5月号)

マエストロ チョン・ミョンフンと東京フィルとの繋がりは昨年放送されたドキュメンタリー番組「必ず よみがえる~魂のオーケストラ 1年半の闘い」でも紹介され、数回にわたる再放送も行われたことで多くの反響を呼びました。5月の定期演奏会は、マエストロ チョンが長きにわたり活躍してきたフランスゆかりの音楽より、管弦楽の魅力が堪能できるフォーレ、ラヴェル、ドビュッシーの佳品群をお届けします。

ファンタジックな調べにのせて浮かび上がる音楽のドラマや自然描写は色彩に富み、いながらにして異国フランスの薫りを堪能できること間違いなし。ドビュッシーの交響詩『海』は、作曲家が葛飾北斎の浮世絵「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」にインスパイアされたという、異国情緒の中にもジャポニズムの影響色濃い逸品。管弦楽の調べに身を委ねて、夢の中にたゆたうような音世界をお楽しみください。

マエストロ チョン・ミョンフン&東京フィルの “スペシャル”なオール・フレンチ・プログラム
https://www.tpo.or.jp/information/detail-20220314-01.php

5月定期演奏会によせて:作曲家が歩いたパリの街並み
https://www.tpo.or.jp/information/detail-20220405-01.php

1905年に出版されたドビュッシー『海』初版スコアの表紙
1905年に出版されたドビュッシー『海』初版スコアの表紙

  • 公演情報

日時・会場
5月18日(水)19:00 サントリーホール
5月20日(金)19:00 東京オペラシティ コンサートホール
5月22日(日)15:00 Bunkamura オーチャードホール

指揮:チョン・ミョンフン (東京フィル名誉音楽監督)
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

曲目
フォーレ/組曲『ペレアスとメリザンド』
ラヴェル/『ダフニスとクロエ』第2組曲
ドビュッシー/交響詩『海』(管弦楽のための3つの交響的素描)
ラヴェル/管弦楽のための舞踏詩『ラ・ヴァルス』

主催:公益財団法人 東京フィルハーモニー交響楽団

チケット価格(全席指定・消費税込)
SS席¥15,000 S席¥10,000 A席¥8500 B席¥7,000 C席¥5,500 G席¥2,200
※G席は5/18公演のみが対象です。残席状況はお問合せください。
※ご来場前に必ず当団の実施する新型コロナウイルス感染予防策をご一読のうえ、徹底していただきますようお願い申し上げます。
https://www.tpo.or.jp/information/detail-20211119-01.php

チケット問合せ
東京フィルチケットサービス 03-5353-9522 (平日10時~18時/土日祝休)
東京フィルWEBチケットサービス https://www.tpo.or.jp/ (24時間対応・座席選択可)

  • 出演者プロフィール

チョン・ミョンフン (指揮/東京フィル名誉音楽監督)
Myung-Whun Chung
Honorary Music Director of the Tokyo Philharmonic

東京フィル名誉音楽監督チョン・ミョンフン (C)上野隆文
東京フィル名誉音楽監督チョン・ミョンフン (C)上野隆文

『フランス料理は食べるととても軽い感じがしても、実はバターやクリームがたっぷり使われている。フランス音楽のサウンドもそういう感じ』――サン=サーンスの交響曲第3番『オルガン付き』リハーサルでの一言

韓国ソウル生まれ。マンネス音楽学校、ジュリアード音楽院でピアノと指揮法を学ぶ。1974年チャイコフスキー国際コンクール ピアノ部門第2位。その後ロスアンジェルス・フィルにてジュリーニのアシスタントとなり、後に副指揮者。ザールブリュッケン放響音楽監督および首席指揮者(1984~1989)、パリ・オペラ座バスティーユ音楽監督(1989~1994)、ローマ・サンタチェチーリア管首席指揮者(1997~2005)、フランス国立放送フィル音楽監督(2000~2015。現在は名誉音楽監督)、ソウル・フィル音楽監督(2006~2015)、シュターツカペレ・ドレスデンの首席客演指揮者(2012~)など歴任。1997年に本人が創設したアジア・フィルの音楽監督も務める。
2001年東京フィルハーモニー交響楽団のスペシャル・アーティスティック・アドヴァイザーに就任、2010年より桂冠名誉指揮者、2016年9月に名誉音楽監督に就任。ピアニストとして室内楽公演に出演するほか、アジアの若い演奏家への支援、ユニセフ親善大使、アジアの平和を願う活動など多岐にわたり活躍している。

サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調 Op. 78『オルガン付き』

2018年10月5日(金) 第911回サントリー定期シリーズ/チョン・ミョンフン(名誉音楽監督)指揮東京フィル

2021年9月定期演奏会〈ブラームス 交響曲の全て〉カーテンコール (C)K.Miura2021年9月定期演奏会〈ブラームス 交響曲の全て〉カーテンコール (C)K.Miura

東京フィルハーモニー交響楽団 (管弦楽)
Tokyo Philharmonic Orchestra

東京フィルハーモニー交響楽団 (C)上野隆文東京フィルハーモニー交響楽団 (C)上野隆文

1911年創立。日本で最初に100周年を迎えた、日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラ。約160名のメンバーをもち、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者にアンドレア・バッティストーニ、桂冠指揮者に尾高忠明、大野和士、ダン・エッティンガー、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフ、アソシエイト・コンダクターにチョン・ミンを擁する。定期演奏会や「渋谷/平日/休日の午後のコンサート」など、クラシック音楽を広く普及させる自主公演の他、新国立劇場のレギュラーオーケストラとしてオペラ・バレエ演奏、『NHKニューイヤーオペラコンサート』『ブラボー!オーケストラ』『名曲アルバム』『題名のない音楽会』『東急ジルベスターコンサート』『NHK紅白歌合戦』などの放送演奏により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として高水準の演奏活動と様々な教育的活動を展開している。

2020~21年のコロナ禍における取り組みはMBS『情熱大陸』、NHK BS1『BS1スペシャル 必ずよみがえる~魂のオーケストラ 1年半の闘い~』などのドキュメンタリー番組で取り上げられた。1989年にBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を締結。また、東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。昭和62年度芸術祭賞、平成7年度芸術祭大賞、平成16年度芸術祭優秀賞、また「音楽の未来遺産」三善晃管弦楽作品シリーズ3公演のライヴCD「三善晃の音楽」(カメラータ・トウキョウ/平成20年10 月)が平成20年度芸術祭優秀賞を受賞した。他に、昭和59年度に第8回音楽之友社賞と第8回ゆとりすと賞(味の素社)、平成13年度ミュージック・ペンクラブ賞(クラシック部門/日本人アーティスト)、2021年「OPUS KLASSIK 2021」交響曲部門(20-21世紀)などを受賞している。

公式ウェブサイト http://www.tpo.or.jp/
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