新国立劇場オペラ R.シュトラウス『ばらの騎士』公演が4月3日(日)に開幕!

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2022年4月3日(日)~4月12日(火)の日程で、新国立劇場 2021/2022 シーズンオペラ R.シュトラウス『ばらの騎士』が、新国立劇場オペラパレスで上演される。

●愛の陶酔と別れ。この上なく優美な音楽が綴る、甘美な憂愁

ウィーン上流社会を舞台に、過ぎゆく時への想いや若く新しい愛を優美で豊麗な音楽で描いた絢爛豪華な人気作『ばらの騎士』。劇 作家ホフマンスタールと R.シュトラウスの名コンビによる最高傑作で、あらゆるオペラの中でも最も贅沢で美しく、中でも第2幕の“銀のばら”の献呈シーン、終幕の女声三重唱は、観るものを陶酔の世界へ引き込む決定的な名場面です。

●名匠 J.ミラー演出の豪奢な名舞台。アンネッテ・ダッシュの元帥夫人デビューなど必見の布陣

英国の演出家ジョナサン・ミラー演出のプロダクションは、ウィーンの香気漂う豪奢な舞台で、諦念と未来への希望を成熟したタッチで 描き出し、新国立劇場でも抜群の人気を誇るレパートリー。世界トップソプラノとして活躍し、新国立劇場へ 14 年ぶりの登場を果たすアンネッテ・ダッシュは元帥夫人役にロールデビュー、世界のオペラファンの注目の的です。妻屋秀和、安井陽子、加納悦子、与那城敬、森谷真理、宮里直樹と国内トップ歌手陣も集結。指揮はウィーン出身のサッシャ・ゲッツェルが新国立劇場デビューを飾ります。

*新型コロナウイルス感染症拡大予防対策を講じた新時代の生活様式に基づき、演出の一部を変更して上演します。
*招聘キャスト、指揮者につきましては、出入国制限の状況により変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

●絢爛豪華なウィーンの煌めきと移ろう時への想い。数あるオペラの中で最も美しい決定的名作

ウィーン上流社会を舞台に、美しく気高い元帥夫人と若い愛人との情事、刻々と経過する時間と衰えゆく美貌への想い、やがて結ばれる若い二人への祝福を描いた傑作『ばらの騎士』。数多あるオペラの中でも最も贅沢で美しく、甘美な憂愁に満ちた、リヒャルト・シュトラウスの代表作です。各幕のワルツや、婚約の印の“銀のばら”贈呈シーンの二重唱(第2幕)、終幕の女声三重唱「私が誓ったことは」など聴きどころ、見どころが続き、観る者を陶酔の世界へ引き込んで片時も放しません。

●名匠ジョナサン・ミラーが描き出す、豪奢でありながら儚い時代の空気

英国の誇る名演出家ジョナサン・ミラーの演出は細やかな人物描写に優れ、時代を台本の 18 世紀から『ばらの騎士』世界初演 1 年後の1912 年に移して、当時の聴衆が感じていた「時代の移ろい」の感覚をも作品から引き出しています。時代変動直前の貴族たちの優雅な館を登場させた視覚的にも美しい奥行きある舞台で、諦念と未来への希望が成熟したタッチで見事に描かれる様は、オペラの醍醐味そのも の。新国立劇場の数あるレパートリーの中でも抜群の人気を誇ります。

●ダッシュの元帥夫人に国内トップ歌手たちの豪華競演

元帥夫人には、バイエルン州立歌劇場、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、バイロイト音楽祭などで世界トップソプラノとして活躍する アンネッテ・ダッシュが登場、元帥夫人役のロールデビューを果たします。新国立劇場へは 03 年『ホフマン物語』アントニア、08 年ニューイヤー・オペラパレス・ガラ以来、オペラファンが待ちに待った出演です。

日本のトップ歌手として獅子奮迅の活躍を見せる妻屋秀和のオックス男爵、2011 年公演でも大絶賛を博した安井陽子のゾフィー、小林由佳の得意役オクタヴィアン、さらに、加納悦子、与那城敬、森谷真理、宮里直樹と実力派たちが集結する鉄壁の布陣となりました。指揮に は、ウィーン出身でウィーン国立歌劇場の『ばらの騎士』も指揮、日本のファンも多いサッシャ・ゲッツェルが新国立劇場デビューを飾ります。

<『ばらの騎士』ものがたり>

【第1幕】

陸軍元帥夫人マリー・テレーズは、夫が不在の館で、若い恋人オクタヴィアンと甘いまどろみのなか朝を迎える。そこに元帥夫人の従兄オックス男爵がやってくる。新興貴族ファーニナルの娘ゾフ ィーと婚約するというオックスは、婚約者に銀のばらを贈る儀式の使者”ばらの騎士”を誰にしたらいい か相談しに来たのだ。逢瀬の現場を見られてはまずいと大慌ての2人だが、もう逃げられず、オクタヴ ィアンはかわいらしい小間使いマリアンデルに変装。女たらしのオックスは元帥夫人に相談しながらも小間使いが気になる様子。元帥夫人はオクタヴィアンを”ばらの騎士”に推薦する。その後、元帥夫人はひとり思いにふけり、年齢を重 ねることの無常を思う。

【第2幕】

“ばらの騎士”としてゾフィーに銀のばらを届けに来たオクタヴィアンは、一目で彼女と恋に落ちてしまう。オックス男爵が現れるが、彼のあまりにも無作法な態度にゾフィーは結婚を嫌がり、 オクタヴィアンは婚約を取り消すようオックスに申し出る。しかしオックスが相手にしないため、オクタ ヴィアンは剣を抜く。オックスも剣を手に取るが、すぐにオクタヴィアンの剣の先が腕に当たる。負っ た傷はほんのかすり傷だが、オックスは泣きわめいて大騒ぎ。そこにマリアンデルから逢引の誘い の手紙が来て、オックスはすっかりご機嫌に。

【第3幕】

逢引の場の安宿の一室には、オックスを懲らしめるための罠を仕込み、オクタヴィアンはマリアンデルに変装して準備万端。何も知らないオックスは浮足立ってやってきて”彼女”を口説こうとする が、いい雰囲気になろうというとき、幽霊が現れ、「彼の子」と称する子を連れた女や、警官が来て大騒 動。すっかり追い詰められたオックスは婚約を破談にすることを了承する。そして元帥夫人は身を引き、 オクタヴィアンとゾフィーを祝福する。

<主要キャスト・スタッフプロフィール>

【指揮】サッシャ・ゲッツェル

ウィーン生まれ。ウィーン国立歌劇場管弦楽団にてヴァイオリン奏者として活躍中、メータ、ヤンソンス、小澤征爾らの薫陶を 受けた。小澤征爾より、指揮者のフェローシップとしてタングルウッド音楽祭に招かれた後、指揮をヨルマ・パヌラに師事。 2008年よりボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管弦楽団(BIFO)の芸術監督並びに首席指揮者。オペラでは、ウィ ーン国立歌劇場にて14年秋に大成功を収めた『フィガロの結婚』によるデビューに続き、『ドン・ジョヴァンニ』『ばらの騎士』『リゴレット』『ラ・ボエーム』『魔笛』『こうもり』などで定期的に出演。これまでに、イスラエル・フィル、バーミンガム市交響楽団、ハノーファー北ドイツ放送フィル、フランス国立管弦楽団、ベルリン交響楽団などに客演。国内では、NHK交響楽団、紀尾井シンフォニエッタ、東京フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団などで来日している。新国立劇場初登場。

【元帥夫人】アンネッテ・ダッシュ(ソプラノ)

世界各地の歌劇場や音楽祭で活躍する、今日をリードするソプラノ。近年の重要な役に、ミラノ・スカラ座、ベルリン州立歌劇 場、バイエルン州立歌劇場『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラ、英国ロイヤルオペラ、テアトロ・レアル、シャンゼリゼ劇 場、メトロポリタン歌劇場、フランクフルト歌劇場『フィガロの結婚』伯爵夫人、ザルツブルク音楽祭『アルミーダ』タイトルロー ル、ベルリン・ドイツ・オペラ『ファルスタッフ』アリーチェ、パリ・オペラ座『ホフマン物語』アントニア、フランクフルト歌劇場、バイ エルン州立歌劇場『タンホイザー』エリザベート、バイロイト音楽祭、スカラ座、バイエルン州立歌劇場、リセウ大劇場、フランクフルト歌劇場『ローエングリン』エルザ、メトロポリタン歌劇場『ニュルンベルクのマイスタージンガー』エーファ、オランダ国立オペラ『イェヌーファ』タイトルロール、同『最初の人類』シャーヴァ、パリ・オペラ座『リア』コーディリア、チューリヒ歌劇場、エクサンプロヴァンス音 楽祭『マハゴニー市の興亡』ジェニー、ベルリン・ドイツ・オペラ、ウィーン国立歌劇場、バイエルン州立歌劇場『こうもり』ロザリンデがある。デビュ ーCD「アルミーダ」(エコー・クラシック賞受賞)、「モーツァルト・アリア」のほか、バイロイト音楽祭『ローエングリン』、ザルツブルク音楽祭『フィガ ロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』、ドイツ・バロック・リーダー『ゲノフェーファ』、キュヴィリエ劇場『イドメネオ』、ウィーン・フィルハーモニー交響楽団「第九」など録音・映像も多い。新国立劇場へは、03年『ホフマン物語』アントニア及び08年のニューイヤー・オペラパレス・ガラに出演して以来、 待望の登場となる。

【オックス男爵】妻屋秀和(バス) TSUMAYA Hidekazu

東京藝術大学卒業、同大学大学院オペラ科修了。1994~2001 年ライプツィヒ歌劇場、02 年~11 年ワイマールのドイツ国民劇場専属歌手。これまでにベルリン・ドイツ・オペラ、ベルリン州立歌劇場、ライン・ドイツ・オペラ、スコティッシュ・オペラなど に出演。欧州、日本でモーツァルト、ロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニ、ワーグナー、R.シュトラウス等のオペラの主要な役 を 80 役以上演じており、新国立劇場では『ラ・ボエーム』コッリーネ、『ドン・ジョヴァンニ』騎士長、『セビリアの理髪師』ドン・バジリオ、『アイーダ』ランフィス、『ナブッコ』ベルの祭司長、『夜叉ヶ池』鉱蔵、『リゴレット』スパラフチーレ、『ヴォツェック』医者、『アラベッラ』ヴァルトナー伯爵、『ドン・カルロ』宗教裁判長、『マノン・レスコー』ジェロント、『ばらの騎士』警部、『ラインの黄金』ファフナー、ファーゾルト、『魔笛』ザラストロ、『ルチア』ライモンドなど出演多数。20/21 シーズンは『夏の夜の夢』クインス、『フィガロの結婚』バルトロ、『イオランタ』ルネ、『カルメン』スニガに出演。21/22 シーズンは『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ハンス・フォルツ、『さまよえるオランダ人』ダーラントに出演したほか、『ペレアスとメリザンド』アルケルにも出演予定。二期会会員。

【オクタヴィアン】小林由佳(メゾソプラノ) KOBAYASHI Yuka

国立音楽大学卒業、同大学院修了。二期会オペラスタジオ修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリアに留学。二 期会『ナクソス島のアリアドネ』作曲家役での端正な舞台姿と高い歌唱力が評価され、その後『蝶々夫人』スズキ、『ドン・ジョ ヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラ、『イドメネオ』イダマンテ、『ホフマン物語』ミューズ/ニクラウス、『ばらの騎士』オクタヴィアンな どに出演。2019年にはサントリーホール サマーフェスティバルで大野和士指揮『リトゥン・オン・スキン』(日本初演)天使Ⅱ・マリア役を務める。その他、『フィガロの結婚』ケルビーノ、『ドン・カルロ』エボリ公女、『リゴレット』マッダレーナ、『カルメン』タ イロルロール、『ブリーカー街の聖女』デジデーリア、『パルジファル』小姓、などを演じている。新国立劇場では『沈黙』少年、『魔笛』侍女Ⅱ、『アイーダ』巫女、『ルチア』アリーサ、『椿姫』フローラ、『夏の夜の夢』ヒポリタ、鑑賞教室『蝶々夫人』ケート/スズキ、鑑賞教 室・関西公演『フィガロの結婚』ケルビーノに出演している。さくらがわ応援大使(茨城県桜川市)。二期会会員。

【ゾフィー】安井陽子(ソプラノ) YASUI Yoko

桐朋学園大学卒業、同大学研究科修了。二期会オペラ研修所第43期マスタークラス修了。文化庁在外研修員としてウィー ンに留学、ウィーン国立音楽大学研究課程声楽科修了。クラーゲンフルト市立劇場のヘンツェ『若き貴族』イーダで欧州デビ ュー。同国フォアアールベルク音楽劇場『魔笛』夜の女王、ブレゲンツ音楽祭およびザンクト・ベルテン音楽祭でオッフェンバ ック『青ひげ』小姓、ロザリンデに出演し高い評価を受ける。国内では08年東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』ツェルビネッ タで本格デビュー。新国立劇場では『魔笛』夜の女王、『ジークフリート』森の小鳥、『鹿鳴館』顕子、『ばらの騎士』ゾフィー、『アラベッラ』フィアッカミッリ、『ファルスタッフ』ナンネッタ、『ホフマン物語』オランピア、バレエ『カルミナ・ブラーナ』ソプラノ・ソリストなど数多く出演。コンサートでも、ヘンデル「メサイア」、ハイドン「天地創造」、「四季」、モーツァルト「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」、メ ンデルスゾーン「エリア」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」、フォーレ「レクイエム」、マーラー「交響曲第4番」、「千人の交響曲」、ゴリホフ「3つの歌-ソプラノと管弦楽のための」(日本初演)などのソリストとして幅広く活躍している。二期会会員。

■新国立劇場 2021/2022 シーズンオペラ
R. シュトラウス『ばらの騎士』
Richard STRAUSS / Der Rosenkavalier

全3幕〈ドイツ語上演/日本語及び英語字幕付〉

【公演日程】 2022 年 4 月 3 日(日)14:00/6 日(水)18:00/9 日(土)14:00/12 日(火)14:00
【会場】新国立劇場 オペラパレス
【チケット料金】 S:24,200 円 ・ A:19,800 円 ・ B:13,200 円 ・ C:7,700 円 ・ D:4,400 円・ Z:1,650 円

スタッフ:

【指揮】サッシャ・ゲッツェル
【演出】ジョナサン・ミラー
【美術・衣裳】イザベラ・バイウォーター
【照明】磯野 睦
【再演演出】三浦安浩
【舞台監督】髙橋尚史

キャスト:

【元帥夫人】アンネッテ・ダッシュ
【オックス男爵】妻屋秀和
【オクタヴィアン】小林由佳
【ファーニナル】与那城 敬
【ゾフィー】安井陽子
【マリアンネ】森谷真理
【ヴァルツァッキ】内山信吾
【アンニーナ】加納悦子
【警部】大塚博章
【元帥夫人の執事】升島唯博
【ファーニナル家の執事】濱松孝行
【公証人】晴 雅彦
【料理屋の主人】青地英幸
【テノール歌手】宮里直樹
【帽子屋】佐藤路子
【動物商】土崎 譲

【合唱指揮】三澤洋史
【合唱】新国立劇場合唱団
【児童合唱】多摩ファミリーシンガーズ
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

【芸術監督】大野和士

*新型コロナウイルス感染症拡大予防対策を講じた新時代の生活様式に基づき、演出の一部を変更して上演します。
*招聘キャスト、指揮者につきましては、出入国制限の状況により変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

公演情報 WEB サイト:https://www.nntt.jac.go.jp/opera/derrosenkavalier/

【チケットのご予約・お問い合わせ】 新国立劇場ボックスオフィス TEL:03-5352-9999 (10:00~18:00)
新国立劇場Webボックスオフィス http://pia.jp/nntt/
【チケット取り扱い】チケットぴあ、イープラス、ローソンチケットほか

 

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