ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場（MET）の最新オペラ公演を映像化し映画館で上映する「METライブビューイング」。2023～24シーズンの第6作 ヴェルディ《運命の力》が4月19日(金)より上映される。
(C)Karen Almond/Metropolitan Opera
有名な「序曲」から名アリア「神よ平和を与えたまえ」まで名旋律で知られるヴェルディの傑作が、鬼才M・トレリンスキの演出によりスリリングなオペラとして新制作されました。
レオノーラ役で歌唱するのは驚異の新星ソプラノリーゼ・ダーヴィドセン。ドラマティックな役を無理なく歌える豊麗な声と、絹の糸のような洗練された繊細な表現が両立した稀な歌い手。
(C)Karen Almond/Metropolitan Opera
ドン・アルヴァーロ役を担うのは、テノールのブライアン・ジェイド。質量がある硬質な声を輝かしく響かせ、イタリア・オペラに相応しい美しいフレージングを聴かせる。
(C)Karen Almond/Metropolitan Opera
ドン・カルロのイーゴル・ゴロヴァテンコは、どんなに劇的な作品も高貴に表現し、弱音でも響きを保てる傑出したバリトン。
プレツィオジッラ役のユディット・クタージは、暗めの深い声を高低強弱、自在に操るメゾソプラノ。
名旋律際立つヴェルディ《運命の力》を指揮するヤニック・ネゼ＝セガンは、新鮮なアプローチにより輝かしい響きと躍動する音楽が創出する。名旋律際立つヴェルディ《運命の力》の音楽と新星歌手たちの名唱をお見逃しなく。
(C)Karen Almond/Metropolitan Opera
指揮：
ヤニック・ネゼ＝セガン
演出：
マリウシュ・トレリンスキ
出演：
リーゼ・ダーヴィドセン、ブライアン・ジェイド、イーゴル・ゴロヴァテンコ、ユディット・クタージ、パトリック・カルフィッツィ
上映時間：
4時間15分 （休憩2回）
MET上演日：
2024年3月9日
言語：
イタリア語
配給：
松竹
劇場公開日：
2024年4月19日
STORY:
現代の戦時下。カラトラーバ家の令嬢レオノーラは、敵方のドン・アルバーロと恋に落ちる。二人は駆け落ちを計画するがレオノーラの父に見つかり、揉み合ううちにアルバーロの銃が暴発して父は死んでしまう。2人は逃避行の途中で離れ離れになり、レオノーラは修道院の奥の洞窟に身を隠し、アルバーロは軍に入隊。レオノーラの兄ドン・カルロは、父の仇を討つべく2人の行方を追う。
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