METライブビューイング・イタリアの国民的オペラ《ナブッコ》が2月23日(金)より上映!


ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(MET)の最新オペラ公演を映像化し映画館で上映する「METライブビューイング」。2023~24シーズンの第4作 イタリアの巨匠ヴェルディの出世作《ナブッコ》が2月23日(金)より上映される。親しみやすい旋律満載のヴェルディの出世作を、最高の歌手とスペクタクルな演出にて、お披露目される。

「イタリアの第二の国歌」とも称される〈行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って〉は、「旧約聖書」の「詩篇」にある「バビロンの流れのほとりに座り、シオンを思って、わたしたちは泣いた。」を題材を取った合唱曲である。美しい旋律は、イタリア人のみならず世界中の人々の心を揺さぶり続けている。


(C)Marty Sohl/Metropolitan Opera

アビガイッレ役リュドミラ・モナスティルスカは、世界最強のドラマティック・ソプラノ。豊かな響きと広い音域、自在に声を回すテクニックと美しい弱音。圧倒的な声力と技巧が比類ない。


(C)Marty Sohl/Metropolitan Opera

ナブッコ役ジョージ・ギャグニッザのバリトンはパワフルなこと、この上ない。豊かな声と緻密なフレー ジング、それによる深い存在感が持ち味のヴェルディ・バリトン。


(C)Marty Sohl/Metropolitan Opera

エライジャ・モシンスキーの演出は、大胆な視覚効果と 核心を照射する鋭い視点が特徴的。

ダニエレ・カッレガーリのタクトは、音を聴き分ける力が抜群で、細部まで音楽を磨き込む。新国立劇場をはじめ主要劇場 指揮し、歌手からの信頼も厚い。「歌」を大事にしつつオーケストラをどのように生き生きと鳴らすかに注目が集まる。

イタリアの国民的オペラ《ナブッコ》の待ち焦がれた上演。ぜひ一度映画館でご覧ください。


(C)Marty Sohl/Metropolitan Opera

STORY:

紀元前6世紀のエルサレム。神殿に集まったヘブライ人たちが、獰猛な王ナブッコ率いるバビロニア軍の来襲におびえていた。神官ザッカーリアはナブッコの娘フェネーナを人質にしてバビロニア軍を撃退しようとするが、フェネーナを愛するエルサレム王の甥イズマエーレが彼女を救い、エルサレムはナブッコに征服される。しかしナブッコは自らを「神」と称したために神の怒りに触れて狂乱し、野心あふれる奴隷の娘アビガイッレに王座を奪われてしまう。

指揮:
ダニエレ・カッレガーリ
演出:
エライジャ・モシンスキー
出演:
ジョージ・ギャグニッザ、リュドミラ・モナスティルスカ、マリア・バラコーワ、ソクジョン・ベク、ディミトリ・ベロセルスキー
上映時間:
2時間53分 (休憩1回)
MET上演日:
2024年1月6日
言語:イタリア語
劇場公開日:2024年2月23日

METライブビューイング:オペラ | 松竹
METライブビューイング ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場のオペラを映画館で上映!絢爛豪華なオペラを身近にお楽しみ下さい。
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