東京フィルハーモニー交響楽団 11月定期はバッティストーニ指揮 チャイコフスキー・プログラム!

東京フィルハーモニー交響楽団(東京フィル)の2023シーズンのファイナルを飾る11月定期演奏会は首席指揮者アンドレア・バッティストーニが登場。

没後130年を迎えた作曲家チャイコフスキーを特集し、「ロミオとジュリエット」「ハムレット」「テンペスト」と文豪シェイクスピアの傑作戯曲をもとに書かれた3曲と、今最も注目の若手チェロ奏者・佐藤晴真を迎えて名曲「ロココの主題による変奏曲」を原典版でお届けします。

公益財団法人 東京フィルハーモニー交響楽団(以下、東京フィル/所在地:東京都新宿区/理事長:三木谷浩史)の2023シーズン11月定期演奏会は、首席指揮者アンドレア・バッティストーニが登場、マエストロが敬愛してやまない作曲家チャイコフスキーの没後130年を祝い特集します。チャイコフスキーが英国の文豪シェイクスピアの作品をもとに書きあげた3曲と、今最も注目されている若手チェロ奏者、佐藤晴真を迎えて名曲「ロココの主題による変奏曲」を原典版でお届けします。

東京フィル2023年11月定期演奏会東京フィル2023年11月定期演奏会

 ◆公演日時・会場
11月10日(金) 19:00 サントリーホール
11月12日(日) 15:00 Bunkamura オーチャードホール
11月16日(木) 19:00 東京オペラシティ コンサートホール

◆出演 cast
指揮:アンドレア・バッティストーニ(東京フィル 首席指揮者)
Conductor: Andrea Battistoni, chief conductor of the Tokyo Phil.
チェロ:佐藤晴真*(2019年ARDミュンヘン国際音楽コンクール優勝)
Cello: Haruma Sato, First prize winner of the 2019 Munich International Music Competition

◆プログラム program
〈チャイコフスキー没後130年〉The 130th anniversary of Tchaikovsky’s death
チャイコフスキー/幻想曲『テンペスト』
Tchaikovsky: The Tempest, Fantasia after Shakespeare’s Drama, Op. 18
チャイコフスキー/ロココの主題による変奏曲* (原典版)
Tchaikovsky: Variations on a Rococo Theme, Op. 33 (original version)
チャイコフスキー/幻想序曲『ハムレット』
Tchaikovsky: Hamlet, Overture-fantasia after Shakespeare, Op. 67
チャイコフスキー/幻想序曲『ロメオとジュリエット』
Tchaikovsky: Romeo and Juliet, Overture-fantasia after Shakespeare

ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893)とウィリアム・シェイクスピア(1564-1616)
ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893)とウィリアム・シェイクスピア(1564-1616)

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特別対談 松岡和子×アンドレア・バッティストーニ
特別対談 松岡和子×アンドレア・バッティストーニ

【動画メッセージ】チェリスト 佐藤晴真からのメッセージ

チケットについて

◆1回券料⾦(定価・税込・全席指定)
SS¥15,000・S¥10,000・A¥8,500・B¥7,000・C¥5,500
※東京フィルフレンズ会員様は10%割引で購⼊いただけます(SS席を除く/受付はお電話のみ)。

◆チケット問合せ
東京フィルチケットサービス 03-5353-9522(平⽇10時〜18時/発売⽇の⼟のみ10時〜16時/⼟日祝休)
東京フィルWEBチケットサービス https://www.tpo.or.jp/
東京フィルフレンズへの⼊会⽅法など詳細はこちらをご参照ください。
https://www.tpo.or.jp/tickets/friends.php

出演者について

アンドレア・バッティストーニ 指揮 Andrea Battistoni, conductor

東京フィル首席指揮者アンドレア・バッティストーニ (C)上野隆文東京フィル首席指揮者アンドレア・バッティストーニ (C)上野隆文

 1987年ヴェローナ生まれ。国際的に頭角を現している同世代の最も重要な指揮者の一人と評されている。2013年ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場の首席客演指揮者、2016年10月東京フィル首席指揮者に就任。『ナブッコ』『リゴレット』『蝶々夫人』(二期会)、グランドオペラ共同制作『アイーダ』のほか、ローマ三部作、『展覧会の絵』『春の祭典』等数多くの管弦楽プログラムで東京フィルを指揮。東京フィルとのコンサート形式オペラ『トゥーランドット』(2015年)、『イリス(あやめ)』(2016年)、『メフィストーフェレ』(2018年)で批評家、聴衆の双方から音楽界を牽引するスターとしての評価を得た。同コンビで日本コロムビア株式会社よりCDのリリースを継続している。

スカラ座、フェニーチェ劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、スウェーデン王立歌劇場、アレーナ・ディ・ヴェローナ、バイエルン国立歌劇場、マリインスキー劇場、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管、イスラエル・フィル等世界の主要歌劇場・オーケストラと共演を重ねている。2017年には初の著書『マエストロ・バッティストーニのぼくたちのクラシック音楽』(音楽之友社)を刊行。
2021年、東京フィルとの録音『ドヴォルザーク新世界&伊福部作品』欧米盤が欧州の権威ある賞の一つ「OPUS KLASSIK 2021」交響曲部門(20-21世紀)を受賞した。

Website http://www.andreabattistoni.it/
Facebook https://www.facebook.com/Andrea-Battistoni-159320417463885/

佐藤晴真 チェロ Haruma Sato, cello

現在、その将来が最も期待される新進気鋭のチェロ奏者。2019年、長い伝統と権威を誇るミュンヘン国際音楽コンクール チェロ部門において日本人として初めて優勝して、一躍国際的に注目を集めた。18年には、ルトスワフスキ国際チェロ・コンクールにおいて第1位および特別賞を受賞している。ほかにも泉の森ジュニアチェロ・コンクール金賞、全日本学生音楽コンクール第1位および日本放送協会賞、日本音楽コンクール第1位および徳永賞・黒柳賞、ドメニコ・ガブリエリ・チェロコンクール第1位、アリオン桐朋音楽賞など、多数の受賞歴を誇る。

18年、ワルシャワにて「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」に出演。19年には、本格デビューとなるリサイタル公演を成功裡に終える。20年11月には、名門ドイツ・グラモフォンよりデビューアルバムとなる『The Senses~ブラームス作品集~』をリリースし、第13回CDショップ大賞2021クラシック賞を受賞。21年11月には、セカンド・アルバム『SOUVENIR~ドビュッシー&フランク作品集』をリリース。今春、待望の3rdアルバム『歌の翼に~メンデルスゾーン作品集』が同じくドイツ・グラモフォンよりリリースされ、発売当初より話題を集めている。20年、音楽芸術文化の発展に貢献し、将来一層の活躍が期待される若手チェリストに贈られる、第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第30回出光音楽賞を受賞。21年度文化庁長官表彰。22年、第32回日本製鉄音楽賞を受賞。江副記念リクルート財団第52回奨学生。
使用楽器は宗次コレクションより貸与されたE.ロッカ1903年。ベルリン在住。

東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra

東京フィルハーモニー交響楽団 (C)上野隆文東京フィルハーモニー交響楽団 (C)上野隆文

 1911年創立。日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラ。約160名のメンバーをもち、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者にアンドレア・バッティストーニ、桂冠指揮者に尾高忠明、大野和士、ダン・エッティンガー、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフ、アソシエイト・コンダクターにチョン・ミンを擁する。

Bunkamuraオーチャードホール、東京オペラシティ コンサートホール、サントリーホールでの定期演奏会や「渋谷/平日/休日の午後のコンサート」「ハートフルコンサート」「ニューイヤーコンサート」「第九特別演奏会」など、クラシック音楽を広く普及させる自主公演の他、新国立劇場のレギュラーオーケストラとしてオペラ・バレエ演奏、『NHK ニューイヤーオペラコンサート』『ブラボー!オーケストラ』『名曲アルバム』『題名のない音楽会』『東急ジルベスターコンサート』『NHK紅白歌合戦』『いないいないばあっ!』などの放送演奏により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として高水準の演奏活動と様々な教育的活動を展開している。2020〜21年のコロナ禍における取り組みはMBS『情熱大陸』、NHK BS1『BS1スペシャル 必ずよみがえる~魂のオーケストラ 1年半の闘い』などのドキュメンタリー番組で取り上げられた。

1989年にBunkamuraオーチャードホールとプロのオーケストラとして日本で初めてフランチャイズ契約を締結。また、東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。 海外公演も積極的に行い国内外の注目を集めている。

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