新国立劇場『夜鳴きうぐいす/イオランタ』オペラトークが3月28日に特別配信!大野和士×高関健×ヤニス・コッコスが登場!


新国立劇場で4月4日に初日を迎える新作2本立てオペラ 『夜鳴きうぐいす/イオランタ』公演を前に、YouTubeによる配信版のオペラトークが3月28日(日)18:00に特別配信される。

高関健(指揮)、ヤニス・コッコス(演出・美術・衣裳)と大野和士芸術監督による座談会、注目歌手のインタビュー、稽古場風景など新国立劇場YouTubeチャンネルより放映される。

おとぎ話を基に、真実や希望の尊さが描かれる珠玉の2作品のダブルビル『夜鳴きうぐいす/イオランタ』。ストラヴィンスキーとチャイコフスキーの音楽の魅力、コッコス氏の繊細な感性が光る演出コンセプト、リハーサルの舞台裏など、盛りだくさんの内容となっている。

『夜鳴きうぐいす』ものがたり

病の床にある中国の皇帝は、夜鳴きうぐいす(ナイチンゲール)を捕えさせる。宮中でうぐいすが美しい声で歌うと、皇帝の病はみるみる快復。感涙にむせび褒美を与えようとする皇帝に、うぐいすは「その涙で充分です」と答える。そこへ異国の使者が来て機械仕掛けのうぐいすを献上すると、皇帝はそちらに夢中になってしまう。聴き比べしようと振り返ると、本物のうぐいすはもういない。皇帝はみるみる病が悪化し、死神が訪れる。本物のうぐいすが舞い戻り、美しい声で歌うと、死神は消え、皇帝は死の淵から脱する。感謝して褒美を与えようとする皇帝に、うぐいすは毎晩歌いに来ることを約束するのだった。

『イオランタ』ものがたり

​中世のとある山中の城。ルネ王は娘イオランタの目が見えないことを本人に知られないよう、外界との接触を避けて育ててきた。ある日城に迷い込んだ青年ヴォデモンは、美しく純粋なイオランタにたちまち魅了される。会話するうちに、ヴォデモンはイオランタが盲目であることに気付き、光の世界の素晴らしさを話して聞かせる。事態を悟った王は、娘の目が治癒すれば、城への侵入の罪をゆるすと宣言。イオランタは治療に耐える決心をし、医師と共に別宮へ。王はヴォデモンの求婚を受け入れる。治療を終えたイオランタが登場すると、王が二人を祝福し、一同喜びに包まれて、光と希望を讃える。

【日時】 2021年3月28日(日)18:00配信開始

【座談会出席者】 高関健(指揮)、ヤニス・コッコス(演出・美術・衣裳)、大野和士(新国立劇場オペラ芸術監督)

【視聴方法】 新国立劇場YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/user/NewNationalTheatre

公演およびチケットの詳細については、新国立劇場ホームページをご覧ください。
公演情報WEBサイト https://www.nntt.jac.go.jp/opera/iolanta/

新国立劇場オペラハウス夜景

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