パリ・オペラ座 エトワールが踊る牧阿佐美バレヱ団 「ノートルダム・ド・パリ」が上演!

 牧阿佐美バレヱ団は6月、バレエ振付家の巨匠ローラン・プティの代表作「ノートルダム・ド・パリ」を、ステファン・ビュリオン(パリ・オペラ座)ら豪華共演者を迎える2キャストで上演します。(6月11日(土)・12日(日)東京文化会館)

「ノートルダムの鐘」としてミュージカルやアニメーション映画で大人から子どもまで広く親しまれる、文豪ヴィクトル・ユーゴーの小説。バレエ「ノートルダム・ド・パリ」は、プティの洒脱でモダンな振付を踊るダンサー、スタイリッシュな衣装、音楽、舞台装置が一体となって、美しいジプシーの女と三人の男の、宿命と愛と死の物語世界を力強く描き出します。

牧阿佐美バレヱ団プリンシパルダンサーの青山季可が満を持して挑む初のエスメラルダ、パリ・オペラ座引退公演直後に来日し日本では最初で最後のカジモド役を披露するステファン・ビュリオン、新たなカジモド像を演じる菊地研、ローマ歌劇場バレエの新星エトワールとアスタナ・オペラ・バレエのプリンシパルの初登場。期待が高まるキャスティングもお見逃しなく。

牧阿佐美バレヱ団
ローラン・プティ振付/台本「ノートルダム・ド・パリ」全幕公演WEBサイト https://ambt-notre-dame.jp/


2006年公演 Photo:Hidemi Seto

【日時】2022年6月11日(土)15:30 開演、6月12日(日)14:00 開演
【会場】東京文化会館 大ホール
【出演】
カジモド:菊地研(11日)/ステファン・ビュリオン(パリ・オペラ座バレエ団 エトワール)(12日)
エスメラルダ:青山季可(11日)/スザンナ・サルヴィ(ローマ歌劇場バレエ団 エトワール) (12日)
フェビュス:アルマン・ウラーゾフ(国立アスタナ・オペラ・バレエ団 プリンシパル・ダンサー)
フロロ:水井駿介(11日)/ラグワスレン・オトゴンニャム(12日)
ほか 牧阿佐美バレヱ団

指揮:デヴィッド・ガルフォース
演奏:東京オーケストラMIRAI

演出・台本:ローラン・プティ
衣装:イヴ・サン=ローラン
音楽:モーリス・ジャール
装置:ルネ・アリオ
原作:ヴィクトル・ユーゴー

【チケット料金】(全席指定・税込)
6月11日(土);S席13,000円 A席10,000円 B席7,000円 C席4,000円 D席2,000円
6月12日(日);S席15,000円 A席12,000円 B席9,000円 C席6,000円 D席3,000円
*未就学のお子様のご入場はご遠慮ください。お子様のチケットも必要です。

【チケット取扱】
牧阿佐美バレヱ団オフィシャルチケット http://r-t.jp/ambt06 
楽天チケット http://r-t.jp/ambt
チケットぴあ https://t.pia.jp/ Pコード:511-339
イープラス https://eplus.jp/
カンフェティ  https//confetti-web.com/  Tel :0120-240-540
東京文化会館チケットサービス 03-5685‐0650
シビックチケット Tel 03-5803-1111(10:00~19:00)

【問合せ】牧阿佐美バレヱ団公演事務局 http://ambt.jp  Tel 03‐3360‐8251(平日10:00~18:00)

■ファッション、音楽、美術に多彩な見どころ■

20世紀を代表するバレエ振付家ローラン・プティは、ピカソやジャン・コクトーをはじめ、同時代に活躍した芸術家たちとともに、バレエ史に残る数多くの作品を生み出しました。プティの代表作のひとつ、1965年にパリ・オペラ座で制作した「ノートルダム・ド・パリ」も、ファッションやアートの一流クリエーターが参加した豪華な舞台。文豪ヴィクトル・ユーゴーが描く、中世パリの猥雑で濃密な物語の世界を、一級のエンターテイメント・バレエに仕上げています。

2012年公演 Photo:Yasuo Yamahiro2012年公演 Photo:Yasuo Yamahiro

衣装はイヴ・サン=ローラン。舞台と同年に発表され一世を風靡したモンドリアン・ルックのデザインが、兵士たちの衣装に使われているのをはじめ、幕開けから、色鮮やかでスタイリッシュな衣装が目を楽しませてくれます。音楽は、映画『アラビアのロレンス』等3作品でアカデミー賞受賞、『ゴースト ニューヨークの幻』等6作品で同賞ノミネートのモーリス・ジャール。特徴的な打楽器のリズムが、エスメラルダの魅惑的な登場シーンや緊張感に満ちたクライマックスなど数々の名シーンを彩ります。舞台美術は、画家・映画監督として多才に活躍したルネ・アリオ。大聖堂と巨大な鐘が舞台上にそびえ立つ様は圧巻です。そして、多くのバレエファンを魅了してやまない、“ダンスの魔術師”プティの振り付け。フランスのエスプリに満ち、洗練された独創的なセンスで登場人物の心理を描写し、愛と嫉妬、死のドラマが力強く展開します。

2016年公演 Photo:Takashi Shikama2016年公演 Photo:Takashi Shikama

2012年公演 Photo:Yasuo Yamahiro2012年公演 Photo:Yasuo Yamahiro

ローラン・プティ Roland Petit (1924-2011) / 振付・台本
パリに生まれ、1940年、パリ・オペラ座バレエ学校を卒業後、オペラ座バレエ団に入団。20歳の頃から振り付けを始め、創造性と演劇的センス、エスプリに満ちた作品を次々と発表し、瞬く間にフランス・バレエ界を代表する振付家としての名声を確立した。ジジ・ジャンメール主演「カルメン」、フレッド・アステア主演ミュージカル映画や多くのレヴューやショーも手掛け、バレエは傑作「ノートルダム・ド・パリ」「失われた時を求めて」「コッペリア」など数々の作品を生み出した。

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