【実食レポ】ホテル椿山荘東京の初夏の風物詩『ほたるの夕べ ディナービュッフェ』


「世界をもてなす、 日本がある。」をコンセプトに、東京の都心にありながら、大庭園の中にそびえ建つ日本を代表するラクジュアリーホテル「ホテル椿山荘東京」。

広大な敷地の中には豊かな森が驚くほど広がり、都内にいるとは思えないまさに“都会のオアシス”の呼び名に相応しいホテル。

同ホテルでは、例年5月中旬より述べ約 1万匹の蛍が自慢の庭園で優雅に飛び交っていますが、東京の夏のはじまりを知らせる恒例企画が「ほたるの夕べ 」。

ホテル椿山荘東京の初夏の風物詩「ほたるの夕べ」は、藤田観光の創業者である小川栄一氏の「東京の子どもに蛍を見せたい」との思いから1954 年に始まった名物企画で、今年69年目を迎えました。夏のイメージがある蛍ですが、ホテル椿山荘東京では例年 5 月中旬に飛翔を開始し、6 月上旬にかけて見頃を迎えます。

6月下旬から7月上旬は、成長時期を遅らせて飼育した蛍を、庭園および館内の温度や湿度などを整えたビオトープ(生物空間)でお楽しみいただけます。

は、毎年幅広い世代のお客様にご好評いただいております。今年は、開業 70 周年を記念した特別メニューに加え、サーロインローストビーフやひつまぶしなどの人気料理やホテル伝統のメニューが並びました。

また、和・洋・中からスイーツまでバラエティ豊かなビュッフェメニューのほか、開業 70 周年記念特別メニューとして、大人の方には「本鮪 握り寿司二種 食べ比べ」を、子ども(小学生・幼児)には「ほたる支配人の焼印が入ったハンバーガー」などが用意されていました。

子ども(小学生・幼児)には、ほたる支配人のフードコーナーが準備され、「ほたる支配人の焼印が入ったハンバーガー」のほか、「スイーツバッグ」「ラムネ飲料」をチケット引き換え制でもらえます(1人1セット)。

また、小学生・幼児のお子様全員&お申込みのグループ毎に、開業 70 周年記念「ほたるの夕べガイドブック」を 1 冊提供されます。

ほたるの夕べの子どもコーナーは年々充実してきています。ほたるの夕べ イメージキャラクター「ほたる支配人」がしっかりとPRされていました。

・本鮪 握り寿司二種 食べ比べ(中トロ・赤身)
※大人用/ チケット引き換え制

ビュッフェでホテル椿山荘東京特製 本鮪 握り寿司二種 食べ比べ(中トロ・赤身)を味わえるのは日本人として有難いです。こちらの特別メニューは、開業70周年記念特別メニューチケットを提示し、引き換えます。本鮪は、しっとり濃厚な旨味ととろけるような脂が魅力的でした。

お寿司はこのほかに「おまかせ握りずし3種盛り」として真鯛・サーモン・甘エビがビュッフェで提供されていました。サーモン・甘エビは甘味十分でした。

・米茄子の鴫炊き

半世紀ほどの歴史があるホテル椿山荘東京伝統の名物「米茄子の鴫炊き」は、鰹節とネギをふりかけていただきました。ほっこりとした和の風味は口全体にひろがりました。

こちらのお料理は、40年ほど前、昭和天皇、皇后両陛下がご訪問された際、「米茄子の鴫炊き」をお召し上がりいただき、椿山荘料理人が陛下から「特に茄子のお料理が美味しかった」とお褒めいたただいた由緒ある逸品です。

・鰻のひつまぶし 鹿児島県枕崎産 鰹節の一番出汁を添えて

「鰻のひつまぶし」は多彩な食べ方ができる魅力な一品です。そのままでも美味しいのですが、特製のだし汁でお茶漬け楓にいただきました。ひつまぶしの風味と鹿児島県枕崎産 鰹節の一番出汁がよく合います。

・サーロインローストビーフ

サーロインの赤身は見事な逸品!まさに本物のローストビーフで大変美味しく、子どもたちにも大人気でした。オードブルのメインとして時間をかけて焼かれた「サーロインローストビーフ」は、料理人が取り分けてくれるライブ感溢れる逸品でした。

・特製ビーフシチュー

フォン・ド・ヴォーをベースに牛肉の旨さと特徴を最大限に生かした「特製ビーフシチュー」です。「特製ビーフシチュー」は大きな塊のビーフが柔らかく、口の中でとろける肉汁とソースが見事に融合。赤ワインでじっくりと旨味を引き出した日常では味わうことができない豪華な逸品でした。ホテル椿山荘東京の伝統の味とうたっているだけあって、何度でもお替りし、じっくりと味わいたいお料理でした。

ホテル椿山荘東京のディナービュッフェプランのよい点はドリンクがフリーフローで提供されているところです。

「ビール」、「スパークリングワイン」、「白ワイン」、「赤ワイン」、「ウィスキー」、「焼酎(芋・麦)」がアルコールとして提供。季節のオリジナルカクテルとして「リモンチェッロ・パンチ~蛍の光~」「ドラゴンハイボール」「チャイナ・ブルー~ほたるの夕べ~」が提供されました。

今年は新たにイタリアンビール「ペローニ ナストロアズーロ」が提供されました。バランスがとれた苦味とさっぱりとした爽やかな飲み心地が特徴の欧州ビールでした。

ノンアルコールドリンクとして、「ノンアルコールビール」のほかにモクテルとして「ゼロ・サンブリア」(ノンアルコール)「レモンサワーティスト」(ノンアルコール)なども提供されました。

今年新たに登場した「ゼロ・サングリア」はサングリアらしいフルーツの贅沢感があり、喉越しが良好なモクテルでした。

アルコール、ノンアルコール問わず料金を気にせず好きなだけ試せるのは嬉しいですね。

《デザート》

デザートは、お食事開始から約45分後に提供されます。

・煌く炎の演出!パイナップルのコンポート

幻想的な炎の演出は、お食事開始から約 60 分後に演出を開始されます。
ディナーの中盤は、炎の演出が迫力のフランベのデモンストレーション「煌めく炎の演出!パイナップルのコンポート」が行われました。煌めく炎に子どもたちも大喜び。煌めく炎に熱視線を送っていました。

こちらの演出は見やすいように大きなスクリーンが用意されていましたので、着席しながら楽しむことができます。家族、夫婦、恋人、友人、大切な方との思い出作りに華を添えてくれる演出です。

こちらは熱々のパイナップルにブランデーでフランべした贅沢なスイーツです。バニラアイスクリームと一緒に召し上がるのがおススメです。

・出来立てシュークリーム

今年は新たに出来立てシュークリームのコーナーが用意されていました。サクサクに焼き上げたパイシュー生地と、甘さ控えめのしっとりクリームが秀逸していました。

・カボチャのプリン

・ロングチーズケーキとシトラスジンジャーケーキ

・椿茶プリン

ふんわりと漂う風味が優しく、椿茶を使用したプリンです。椿の山である椿山荘でいただく「つばき茶プリン」は格別です。椿茶は多様なポリフェノールを多く含んでおり、美容と健康増進にもおススメです。

◆食後:蛍と東京雲海を観に庭園へ

ビュッフェの後は、庭園に足を運んで幻想的な蛍の姿を思う存分楽しみました。緑豊かな庭園の中でふわりと優しく舞うこの時期しか見られない幻像的な蛍の姿に、あちらこちらから歓声が上がっていました。庭園にて蛍と東京雲海の幻想的な贅沢な共演です。

蛍と東京の思い出と共に、好きなものを好きなだけ楽しむことができる贅沢な「ほたるの夕べ ディナービュッフェ」。家族や大切な人との思い出作りにおススメします。

◇ホテル椿山荘東京の蛍の歴史

1954 年 藤田観光創業者の小川栄一により「ほたる鑑賞の夕べ」がスタート。2000 年 専門家の指導の下、ゲンジボタルが産卵から飛翔まで生息できる環境作りに取り組む。

庭園内を流れる地下から流出するミネラル分豊富な秩父山系の湧水の水質・水量の改善等を実施。現在では、産卵から終齢幼虫までの人工飼育を庭園内及び弊社内の飼育施設で行い、毎年冬に幼虫を放流しています。

2021年 ホテル椿山荘東京の国内最大級霧の庭園演出「東京雲海」と蛍の共演がスタート。

◇蛍の種類・観賞時期について

ゲンジボタル:オス 体長約 1.5 センチ、メス 体長約 2.0 センチ
5 月下旬から 6 月中旬頃までは、庭園内で羽化した蛍を「ほたる沢」、「古香井」、水車の周辺でお楽しみいただけます。

6月下旬から7月上旬は、成長時期を遅らせて飼育した蛍を、庭園および館内の温度や湿度などを整えたビオトープ(生物空間)でお楽しみいただけます。
蛍観賞は、日没後の暗くなってからの時間帯がおすすめです。

◇ほたるの夕べ イメージキャラクター「ほたる支配人」

「ほたる支配人」は、ホテル椿山荘東京のほたる沢で生まれた妖精。
ほたる沢のきれいな水、きれいな緑を守るために活躍中!

◇都内有数の蛍観賞スポットに訪れるワケ

庭園内と自社施設で飼育した幼虫約10,000匹を庭園の沢に放流しています。
自然界の蛍の羽化率は、大よそ1%と言われていますが、衛生面や給餌が安定している当ホテルの人工飼育下では大よそ30%の高い羽化率を実現していると推測しています。

その為、庭園内で羽化するゲンジボタルは延べ約8,000匹程度、また6月下旬から7月にかけて野尻湖の飼育施設で羽化した成虫の放流を含めると約10,000匹のゲンジボタルが、ピーク時で1日約500~600匹が出現し、飛翔したり葉に止まったりしていると推測しています。

◇ほたるの夕べ ディナービュッフェ

開業70周年を記念した贅沢ビュッフェをお楽しみください。

サーロインローストビーフやひつまぶしなどの人気料理やホテル伝統の味わいのほか、蛍舞う季節の趣にあふれる美味を揃えました。バラエティ豊かなビュッフェメニューのほか、特別メニュー*として、大人の方には「本鮪 握り寿司 二種食べ比べ」を、お子様には「ほたる支配人の焼印が入ったハンバーガー」などをご用意しております。お食事の後は、庭園にて蛍と東京雲海の幻想的な共演をお楽しみください。

開催日

5月19日(金)~ 7月2日(日)※特定日開催

【開催日】

5月19日(金)~22日(月)、25日(木)、26日(金)、29日(月)~31日(水)

6月1日(木)~20日(火)、23日(金)~30(金)、7月1日(金)、2日(日)

※開催日程は変更となる場合がございます。
※最少催行人数に満たない場合や、会場都合により中止となることがございます。

時間
18:00~20:00/19:00~21:00

※日により開催時間が異なります。ご予約の際にご確認ください。
※受付はお食事時間の30分前より開始いたします。
※受付場所は、ホテル公式サイトにてご案内申しあげます。
※当面の間、 冠木門を閉門いたしております。ホテル棟またはバンケット棟エントランスよりお越しください。

料金

■WEB予約 ※ネットからのご予約は事前カード決済で承ります。

大人(月~木)<一般>13,000円 <会員>11,700円
大人(金~日)<一般>15,000円 <会員>13,500円
小学生    5,700円
幼児(3歳~) 3,300円

■電話予約

大人(月~木)<一般>14,000円 <会員>12,700円
大人(金~日)<一般>16,000円 <会員>14,500円
小学生    6,000円
幼児(3歳~) 3,500円

備考
※最新情報はホテル公式サイトよりご確認ください。
※イベントの特性上、個別のアレルギー対応はいたしかねます。予めご了承ください。
※写真はイメージです。
※国内外および仕入れ状況によりサービス・内容を変更する場合がございます。
※最少催行人数に満たない場合、また会場都合により中止とさせていただくことがございます。
※配席はホテル一任です。
※お食事会場から蛍はご覧いただけません。
※気象条件により蛍をご覧いただけない場合がございます。

予約センター
TEL 03-3943-5489
(10:00〜19:00)

ほたるの夕べ ディナービュッフェ | 東京のホテルならホテル椿山荘東京。【公式サイト】
ホテル椿山荘東京の初夏の風物詩、「ほたるの夕べディナービュッフェ」では和・洋・中のバラエティ豊かなお料理やデザートをご用意します。お食事後は、蛍の舞いとと東京雲海の幻想的な景色で心洗われるひとときをご堪能ください。

ホテル椿山荘東京

ホテル椿山荘東京は、都心にありながら、森のような庭園の中に建つホテルです。「世界をもてなす、日本がある。」をコンセプトに、美しい自然の中で、日本のもてなしの心と、世界基準のサービススタンダードをご体感いただける空間や時間をご提供しています。

267室の客室では、第二の我が家のようにお寛ぎいただけるよう充実した機能やアメニティを備えるだけでなく、都心のパノラマ、またはガーデンビューをご堪能いただけます。そのほか、庭園内や館内の 9 つのレストラン、自然光を感じられる直営のスパ・トリートメント施設、最大 2,000 名様までご利用いただける大会場を含む 38 の宴会場、チャペル・神殿、理・美容室、フォトスタジオなどを完備しています。

散策できる広大な庭園には、国の有形文化財の三重塔や茶室、史跡があり、また春の桜、きらめく新緑、初夏の蛍、夏の涼やかな滝のしぶき、紅葉、雪景色の中の椿と、四季の風情が東京にいることを忘れさせる特別なひとときをお過ごしいただけます。

ホテル椿山荘東京は、「フォーブス・トラベルガイド」が発表した格付けの「ホテル部門」・「スパ部門」では、おかげさまで名だたるホテルが並ぶ 4 つ星を獲得できました。また、特に最高級の施設とサービスにより、記憶に残る体験を提供するホテルとして認められ「プリファードホテルズ & リゾーツ」の「L.V.X. Collection」に加盟いたしております。

東京のホテルならホテル椿山荘東京。【公式サイト】
ホテル椿山荘東京は、四季折々の庭園とともに、ご宿泊、レストランでのお食事、結婚式や結納などのお祝いなど皆様のお集まりの場をご用意しております。世界に誇る都市、東京のホテルだからこそ、日本らしさ、を求めて。世界をもてなす、日本がある。ホテル椿...
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