東京フィルハーモニー交響楽団は2023年2月の定期演奏会を2月22日・24日・26日の3日程・都内3会場で開催いたします。
- 2月の定期演奏会はベートーヴェンとチャイコフスキー
東京フィルの2月定期演奏会は世界的ピアニストでもある特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフが登壇。前半は2022年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて史上最年少での優勝を果たし、既に世界各地で高い人気を獲得しつつある若きピアニスト、イム・ユンチャン(Yunchan Lim, 임윤찬)が登場。
コンサート前半にはベートーヴェンが完成させた最後のピアノ協奏曲、第5番『皇帝』を、コンサート後半には英国の詩人バイロンが愛の喪失と葛藤、理想を追いながらもままならない人間の宿命と救済を描いた劇詩『マンフレッド』をもとにチャイコフスキーが作曲した標題交響曲、マンフレッド交響曲をお送りいたします。チャイコフスキー自身の創作にとっても重要であった「人間の運命/宿命」というテーマが、本作からも浮かび上がります。
◆公演日時・会場
2月22日(水)19:00開演 東京オペラシティ コンサートホール
2月24日(金)19:00開演 サントリーホール
2月26日(日)15:00開演 Bunkamuraオーチャードホール
◎特設ページ
https://www.tpo.or.jp/information/detail-20230222.php
◆関連記事「イム・ユンチャン、その稀有な才能を聴く」 文=高坂はる香
https://www.tpo.or.jp/information/detail-20221202-01.php
◆2月定期演奏会ソリスト、イム・ユンチャンが語る~12月の初来日記者懇親会より
https://www.tpo.or.jp/information/detail-20230201-01.php
◆公演によせて イム・ユンチャンのメッセージ
- チケット情報
◆1回券料金(定価・税込)
SS¥15,000・S¥10,000・A¥8,500・B¥7,000・C¥5,500
※東京フィルフレンズ会員様は10%割引で購入いただけます(SS席を除く/受付はお電話のみ)。
※残席状況はお問合せください。
◆チケット問合せ
東京フィルチケットサービス 03-5353-9522(平日10時~18時/発売日の土のみ10時~16時/土日祝休)
東京フィルWEBチケットサービス https://www.tpo.or.jp/
東京フィルフレンズへの入会方法など詳細はこちらをご参照ください。
https://www.tpo.or.jp/tickets/friends.php
- 出演者について
ミハイル・プレトニョフ 特別客演指揮者
一言では説明できない多才な芸術家。ピアニスト、指揮者、作曲家として魔法のような才能で、世界中の聴衆を魅了している。1957年ロシアのアルハンゲリスク生まれ。
1978年、21歳でチャイコフスキー国際コンクールのゴールド・メダルおよび第1位を受賞し、国際的な脚光を浴びる。驚くべき技巧、深い知性に裏づけられた演奏、完璧にコントロールされた美しい音色で、カリスマ的人気を誇る現代最高のピアニストの一人として活躍。
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団ほか数々のオーケストラを指揮。ボリショイ・オペラでの『スペードの女王』指揮で大成功を収めているほか、コンサート形式のオペラ指揮も行っている。1990年ロシア内外の個人、団体より資金を得、ロシア史上初めて国家から独立したオーケストラとしてロシア・ナショナル管弦楽団(RNO)を設立。指揮者として東京フィルハーモニー交響楽団には2003年7月に初めて客演、以来定期的に招かれ、2015年4月より特別客演指揮者に就任。2022年には新たなオーケストラ、ラフマニノフ国際管弦楽団(RIO)を創設。
イム・ユンチャン ピアニスト
「イムはこの曲の魂に到達した」——ラ・セーナ
「イムは百万人に一人の才能である」——ダラス・モーニング・ニュース
2022年第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにおいて、史上最年少(18歳)でゴールド・メダルを受賞、併せて聴衆賞、最優秀新曲演奏賞を受賞。
韓国の始興市生まれ。現在、韓国芸術総合学校に在籍。7歳でピアノを始め、翌年にソウル・アーツ・センターの音楽アカデミーに入学。13歳で韓国芸術英才教育院のオーディションに合格し、教師・指導者のソン・ミンスに出会う。翌年2018年、若いピアニストのためのクリーブランド国際ピアノコンクールで2位及びショパン特別賞を受賞。同年のクーパー国際コンクールでは最少年の参加者として注目を集め、3位と聴衆賞を獲得。クリーブランド管弦楽団との共演の機会を提供される。2019年には最年少の15歳で韓国のユン・イサン国際コンクールで優勝及び二つの特別賞を受賞。
2022-2023年のクライバーン優勝者ツアーでは4大陸への訪問を予定。2022年12月にはサントリーホールにて日本デビューを果たした。
- 東京フィルハーモニー交響楽団について Tokyo Philharmonic Orchestra
1911年創立。日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラ。約160名のメンバーをもち、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者にアンドレア・バッティストーニ、桂冠指揮者に尾高忠明、大野和士、ダン・エッティンガー、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフ、アソシエイト・コンダクターにチョン・ミンを擁する。
Bunkamuraオーチャードホール、東京オペラシティ コンサートホール、サントリーホールでの定期演奏会や「渋谷/平日/休日の午後のコンサート」「ハートフルコンサート」「ニューイヤーコンサート」「第九特別演奏会」など、クラシック音楽を広く普及させる自主公演の他、新国立劇場のレギュラーオーケストラとしてオペラ・バレエ演奏、『NHKニューイヤーオペラコンサート』『ブラボー!オーケストラ』『名曲アルバム』『題名のない音楽会』『東急ジルベスターコンサート』『NHK紅白歌合戦』『いないいないばあっ!』などの放送演奏により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として高水準の演奏活動と様々な教育的活動を展開している。2020~21年のコロナ禍における取り組みはMBS『情熱大陸』、NHK BS1『BS1スペシャル 必ずよみがえる~魂のオーケストラ 1年半の闘い』などのドキュメンタリー番組で取り上げられた。
1989年にBunkamuraオーチャードホールとプロのオーケストラとして日本で初めてフランチャイズ契約を締結。また、東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。
海外公演も積極的に行い、2014年3月には創立100周年記念事業としてアジア・欧米6か国を巡るワールド・ツアーを開催。2015年12月には日韓国交正常化50周年を記念してチョン・ミョンフン指揮のもとソウルと東京の2都市で「日韓友情『歓喜の第九』」演奏会を、2017年12月には上海における日中国交正常化45周年記念演奏会などを行い国内外の注目を集めた。
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