ホテル椿山荘東京(東京都文京区)は、本格イタリア料理が楽しめるメインダイニング「イル・テアトロ」にて、こだわりのノンアルコールドリンクメニューや、コース料理が楽しめるノンアルコールペアリングコースを4月12 日(月)より提供開始しました。
欧米諸国でブームとなっている、あえてお酒を飲まない新しい価値観である「ソーバ―キュリアス」。世界的な健康意識の上昇からノンアルコール飲料への期待と需要が高まり続けている。
ホテル椿山荘東京でも、食事の際にあえてお酒ではなくノンアルコールドリンクを選ぶ方々が、若い世代を中心に年々増加傾向にあるとのこと。
また、コロナ禍、夜の会食を控え、日中にお祝い事を行うケースが増えていることもあり、ノンアルコールでの会食の需要はますます高まりそうだ。
経験豊富なソムリエが厳選したノンアルコールドリンクとともに味わう本格的イタリア料理コース<Traditional Italian Flavor イタリア浪漫紀行>。
同コースをいただきに、ホテル椿山荘東京メインダイニング「イル・テアトロ」を訪問しました。
<Traditional Italian Flavor イタリア浪漫紀行>は、イタリアのトスカーナ地方・ラツィオ・マルケ州の料理と日本の和食材を織り交ぜたコースとなります。
<Traditional Italian Flavor イタリア浪漫紀行>
Ⅰ、【前菜】 魚介類のテリーナ カチュッコに見立てて【トスカーナ州から】
×OPIA オピア(ノンアルコールスパークリングワイン)
前菜の前にチーズが使用されたアミューズをいただきました。ふんわりとしていて柔らかでチーズの香りが際立っていました。「食欲を駆り立てる」役割がある前菜前のAmuseです。Amuseは「お楽しみ」という意味のレストランからのおもてなしとなります。
前菜の産地であるイタリア・トスカーナ州は、イタリア共和国中部に位置する州。イタリア・ルネッサンスの中心地となったフィレンツェをはじめ、ピサ、シエーナなど多くの古都があり、文化遺産や自然景観に恵まれた州です。
前菜の「魚介類のテリーナ カチュッコに見立てて」は、ムール貝・手長海老・白身魚など5種類の魚介類を使用している。魚介の旨味を味わえる逸品で、トマトソースがクリーミーでやさしいお味。鮮やかな色合いが見事で大変美味しかったです。
「OPIA オピア(ノンアルコールスパークリングワイン)」は、酸味の効いたシャルドネを用いたドリンクで、魚介類のテリーナとの相性は抜群。口当たりが爽やかで食前・前菜に最適。食事前に適度に胃を刺激してくれました。
Ⅱ、【パスタ】パッパルデッレ “チンタセネーゼ”のラグーソース【トスカーナ州から】 ×NON No.4 ロースティッド・ビートルート&サンショ(ビーツ、黒胡椒、ベイリーフ、塩、ハラペーニョ、ほうじ茶、たまり、山椒、ブドウ果汁)
「パッパルデッレ “チンタセネーゼ”のラグーソース」は、トスカーナ州の黒豚が使用されたパスタです。“チンタセネーゼ”はイタリアトスカーナ州シエーナ地方で食用に飼育される古代品種で、一時3匹まで絶滅しかけた希少豚です。高級豚として有名なイベリコ豚よりも高額で取り引きされるほどです。
“チンタセネーゼ”特有の香りとバター、チーズ、クリームがミックスされた大変濃厚な味が楽しめました。
「NON No.4 ロースティッド・ビートルート&サンショ」は豚肉の旨味をより引き立てる、いきいきとした酸味とピリピリとした辛味が心地よく感じられるスパイシーな一杯。自然の力強さが感じられ喉越しが最高でした。
Ⅲ、【リゾット】うすい豆とムール貝、あおさ海苔のリゾット【マルケ州から】 ×NON No.2 キャラメライズド・ペア&コンブ(ナシ、コンブ、チャイ、オリーブ、バニラ、アガベ、ブドウ果汁)
「うすい豆とムール貝、あおさ海苔のリゾット」は、イタリア共和国中部のアドリア海沿岸にあるマルケ州らしさを感じさせてくれる逸品。うすい豆とムール貝の風味を存分にあじわうことができるリゾットです。
あおさ海苔を使ったリゾットと昆布の旨味成分は相性がよく、また、ハーブなどの要素がリゾットの美味しさを際立たせます。
ペアリングとして選ばれた「NON No.2 キャラメライズド・ペア&コンブ」が絶品。さっぱりとしているが芯があることを感じさせてくれる大人向きの飲料です。クセになるような妙味があり、40代以上の男性にオススメです。マルケ州のリゾットとのペアリングが絶妙で非常に美味しかったです。
Ⅳ、【魚料理】鰆のインパデッラ タジャスカオリーブのタプナードとルッコラのサルサ・ヴェルデ【ラツィオ州から】×ソーヴィニヨンブラン マップルジュース
「鰆のインパデッラ タジャスカオリーブのタプナードとルッコラのサルサ・ヴェルデ」は、鰆(さわら)の魚料理。綺麗な緑色のソースが特徴的で「ソーヴィニヨンブラン マップルジュース」は長野産のノンアルコールドリンクです。非常にフルーティで飲みやすく、お子様にもオススメです。ソーヴィニヨンブランの爽やかさが鰆の美味しさを引き上げ、ハーブのトーンが全体を包みこんでくれる一杯です。
Ⅴ、【肉料理】仔牛フィレ肉のアロスト 白いんげん豆のピュレとトラスデヴェレ風トリッパの煮込み【ラツィオ州から】×カベルネ・ソーヴィニヨン マップルジュース
本日のメインディシュ「仔牛フィレ肉のアロスト 白いんげん豆のピュレとトラスデヴェレ風トリッパの煮込み」は、イタリアの首都であるローマを擁するラツィオ州の料理です。
仔牛フィレ肉を低温で遠赤外線でじっくりと焼き上げています。水分を逃さず柔らかに仕上げされた仔牛フィレ肉であっさりと風味があり大変美味かったです。
トリッパの濃厚さには力強さのあるカベルネ・ソーヴィニヨンのノンアルコールドリンクをチョイス。ぶどうの甘みが仔牛フィレ肉のソース代わりとなり、またトリッパとの相性も良いため料理にまとまりが出ます。
Ⅵ、【デザート】チェリーとマスカルポーネのトルタ グリオットのジェラード添え【トスカーナ州から】
デザートは、「チェリーとマスカルポーネのトルタ グリオットのジェラード添え」。
イタリアの伝統的なお菓子とジェラードに、日本らしく抹茶をまぶしています。
その後、お茶菓子3種と紅茶をレモンでいただきました。紅茶の代わりにコーヒー、エスプレッソを選択することも可能です。
イタリア各地の郷土料理を味合わせてくれた<Traditional Italian Flavor イタリア浪漫紀行>。イタリア料理の歴史は紀元前ローマ帝国の時代まで遡り、フランス料理の原型とも言われていますがその奥深さを感じさせてくれるコースでした。
<Traditional Italian Flavor イタリア浪漫紀行>は、記念日や大切な方との会食にオススメの特別コース。イタリアを旅している気分にさせてくれる素敵なコースでした。
(メニュー内容は季節により変更となります)
<ご予約・お問い合わせ>
■TEL :03-3943-5489(10:00~19:00)
■URL :https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/restaurant/plan/nonalcohol_dinner/
イタリア料理「イル・テアトロ」
◇季節のコースに合わせソムリエが厳選!こだわりのノンアルコールドリンクペアリング
「イル・テアトロ」にて提供する、2 つの季節のコースそれぞれに、ソムリエ露木 崇浩(つゆき たかひろ)がセレクトしたノンアルコールドリンクをペアリング。ランチやディナーの会食で、お酒を飲まれない方がいらっしゃるときにもご利用いただけます。ペアリングドリンクには、日本では希少性の高い、フルーツやハーブ、スパイスといったボタニカル食材を使用したノンアルコールドリンク「NON」シリーズや、アルコール発酵自体を行わない無発酵製法で作られたぶどう本来の味が楽しめるノンアルコールスパークリングワイン「オピア」、ワインを作るために絞られ、完熟した甘みあふれるぶどうジュース「マップルジュース」など、こだわりのノンアルコールドリンクをご用意しております。
イタリア料理「イル・テアトロ」
https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/restaurant/ilteatro/
ホテル椿山荘東京
ホテル椿山荘東京は、都心にありながら、森のような庭園の中に建つホテルです。「世界をもてなす、日本がある。」をコンセプトに、美しい自然の中で、日本のもてなしの心と、世界基準のサービススタンダードをご体感いただける空間や時間をご提供しています。
267室の客室では、第二の我が家のようにお寛ぎいただけるよう充実した機能やアメニティを備えるだけでなく、都心のパノラマ、またはガーデンビューをご堪能いただけます。そのほか、庭園内や館内の 9 つのレストラン、自然光を感じられる直営のスパ・トリートメント施設、最大 2,000 名様までご利用いただける大会場を含む 38 の宴会場、チャペル・神殿、理・美容室、フォトスタジオなどを完備しています。
散策できる広大な庭園には、国の有形文化財の三重塔や茶室、史跡があり、また春の桜、きらめく新緑、初夏の蛍、夏の涼やかな滝のしぶき、紅葉、雪景色の中の椿と、四季の風情が東京にいることを忘れさせる特別なひとときをお過ごしいただけます。
ホテル椿山荘東京は、「フォーブス・トラベルガイド」が発表した格付けの「ホテル部門」・「スパ部門」では、おかげさまで名だたるホテルが並ぶ 4 つ星を獲得できました。また、特に最高級の施設とサービスにより、記憶に残る体験を提供するホテルとして認められ「プリファードホテルズ & リゾーツ」の「L.V.X. Collection」に加盟いたしております。
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