ベルリン・フィル八重奏団、6年ぶりに11/27(月)より来日ツアー開催!

細川俊夫作曲「テクスチュア」の日本初演他を全国5公演で演奏

 結成から80年以上にわたり、世界中で高い人気を博しているベルリン・フィル八重奏団が、今年2023年11月~12月にかけ、コロナ禍で延期となった6年ぶりの来日ツアーを開催します。

ベルリン・フィル八重奏団は、誰もが認める世界最高峰の楽団ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のトップ奏者たちで構成され、2010年から同団のコンサートマスターを務めるヴァイオリニスト樫本大進を筆頭に、ヴェンツェル・フックス(クラリネット)、シュテファン・ドール(ホルン)、アミハイ・グロス(ヴィオラ)等、各楽器のスター奏者たちが名を連ねる、世界最高峰の八重奏団です。

全国5公演での演奏曲目は、まずシューベルトの「6つの楽興の時 Op.94 D780」(アブラハムセン編曲)

今回予定するハンズ・アブラハムセンによる八重奏編曲版の全楽章を通した演奏は、なんと世界初演となります。

次に、欧米の主要なオーケストラ、音楽祭、オペラ劇場等から次々と委嘱を受ける国際的な作曲家・細川俊夫への委嘱新作作品「テクスチュア」の日本初演。ベルリン・フィルハーモニー財団と株式会社ジャパン・アーツによる共同委嘱により誕生したこの作品は、コロナ禍の2020年6月にベルリンでライブ配信による世界初演が行われ、話題となりました。

入国規制によりくしくも来日が断念された2020年から3年の時を経て、いよいよ日本初演。この八重奏団のために作曲された「テクスチュア(織物)」は、高度な演奏技術とアンサンブル能力が求められる、繊細で神秘的な作品です。

最後に、彼らの代名詞ともいえるシューベルト:八重奏曲 D803。この曲を演奏するために結成されたのがベルリン・フィル八重奏団の始まりといわれる、彼らの演奏会では外せない定番の名曲です。

シンフォニックで親密なアンサンブルによる究極の八重奏。

6年ぶり待望の来日ツアーを、どうぞお見逃しなく!

【選ばれし8人 頂点のハーモニー ベルリン・フィル八重奏団】

出演:ベルリン・フィル八重奏団

樫本大進(第1ヴァイオリン)
ロマーノ・トマシーニ(第2ヴァイオリン)
アミハイ・グロス(ヴィオラ)
クリストフ・イゲルブリンク(チェロ)
エスコ・ライネ(コントラバス)
ヴェンツェル・フックス(クラリネット)
シュテファン・ドール(ホルン)
シュテファン・シュヴァイゲルト(ファゴット)

プログラム:

シューベルト:6つの楽興の時 Op.94 D780, ハンズ・アブラハムセンによる八重奏編曲版
細川俊夫:《テクスチュア》八重奏のための(日本初演)

* * *

シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 D803

【全国公演日程】

11/27(月)東京オペラシティ コンサートホール

(問)ジャパンアーツぴあ 0570-00-1212

11/28(火)ふくしん夢の音楽堂

(問)024-531-6221

11/30(木)フェニーチェ堺

(問)0570-08-0089

12/1(金)三重県総合文化センター

(問)059-233-1122

12/2(土)ミューザ川崎 シンフォニーホール

(問)神奈川芸術協会045-453-5080

詳細:https://www.japanarts.co.jp/concert/p2044/

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