2000人の女性を征服した伝説の放蕩者にして大貴族ドン・ジョヴァンニ(ドン・ファン)の滅亡を劇的な音楽で描き、19世紀ロマン派の扉を開いたモーツアルトの大傑作。〈お手をどうぞ〉〈カタログの歌〉など個性豊かな名曲と「今が聴きどき」の歌手たちに注目です。
(c)Karen Almond/Metropolitan Opera
《指揮》は、深い声を自在に操って歌うコントラルト歌手としても有名なナタリー・シュトゥッツマン。指揮者になる夢を持ち続け、こちらも一流と認められ、22-23シーズンからアトランタ交響楽団音楽監督。本作がMETデビューとなる。
《演出》は、斬新だがドラマの本質を押さえた舞台で、世界の演劇界から最も注目されているベルギー出身のイヴォ・ヴァン・ホーヴェ。
《ドン・ジョヴァンニ》は、セクシーな美声でスタイリッシュに歌うスウェーデンのスターバリトンであるペーター・マッテイ。METデビューは2002年《フィガロの結婚》アルマヴィーヴァ伯爵役。LV15-16《タンホイザー》、19-20《ヴォツェック》でも大きな存在感を示した。
(c)Karen Almond/Metropolitan Opera
《レポレッロ》は、声に艶と弾力があり、言葉を活かしながら柔軟に操れるチェコのバスバリトンであるアダム・プラヘトカ。
《ドンナ・アンナ》は、純粋な美しい声と確かな歌唱スタイルで急速に頭角を現したイタリアのリリック・ソプラノであるフェデリカ・ロンバルディ。
《ドンナ・エルヴィーラ》は、潤いのある声を伸びやかに響かせるプエルトリコ出身ソプラノのアナ・マリア・マルティネス。
(c)Karen Almond/Metropolitan Opera
《ツェルリーナ》は、洗練された豊かな声を弱声まで緻密に制御して表現できる稀有な若手ソプラノのイン・ファン。
《ドン・オッターヴィオ》は、柔らかく軽やかな声を端正かつ豊かに響かせるアメリカの若手テノールのベン・ブリス。
ぜひ映画館の大スクリーンでお楽しみください♪
(c)Karen Almond/Metropolitan Opera
■上映概要:
指揮:
ナタリー・シュトゥッツマン
演出:
イヴォ・ヴァン・ホーヴェ
出演:
ペーター・マッテイ、アダム・プラヘトカ、フェデリカ・ロンバルディ、アナ・マリア・マルティネス、イン・ファン、ベン・ブリス
上映時間:
3時間43分(休憩1回)
MET上演日:
2023年5月20日
言語:
イタリア語
【上映期間】
2023年6月30日(金)~7月6日(木)
※東劇のみ7/13(木)まで2週上映
【上演劇場】
北は北海道の札幌シネマフロンティアから南は九州の熊本ピカデリーまで日本全国で上映。
※座席指定券の発売スケジュールなどはホームページにあります各上映劇場にお問合せ下さい。
※すべて日本語字幕付き
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