約2年ぶりとなる菊地裕介の本格的なピアノリサイタルを行います。
2021年12月11日(土)に銀座ヤマハホール(東京都中央区)にて「菊地裕介ピアノリサイタル〜オール・ショパン・リサイタル〜」を、2021年12月22日(水)にアクリエ姫路 中ホール(兵庫県姫路市)、2021年12月24日(金)に春日市ふれあい文化センター スプリングホール(福岡県春日市)にて「加々見茉耶×菊地裕介 DUO RECITAL〜2台ピアノの調べ〜」を開催いたします。
毎年開催していました菊地裕介ピアノリサイタル。新型コロナウイルスによる影響で大型公演を控えておりましたが、約2年ぶりにリサイタルを開催する運びとなりました。
今まで挑戦的な曲目やプログラムを選んできた菊地。今回は今年開催されたショパンコンクールに触発され、若い頃からずっと学び続けているショパンの曲に焦点をあてたプログラムをお届けいたします。
西日本では、兵庫・福岡にて加々見茉耶とともに2台ピアノの演奏を披露いたします。こちらはとても熱いエキサイティングなプログラム。夫婦初共演となります今回の演奏会、ご期待ください。
菊地裕介ピアノリサイタル
〜オール・ショパン・リサイタル〜
2021年12月11日(土)
14:00開演(13:30開場)
銀座ヤマハホール(東京都中央区銀座)
全指定席 5,000円(税込)※中学生以下無料ご招待
チケット購入URL https://cjmtokyo.com/concert/211211
オール・ショパン・リサイタルへ向けて
コロナ禍の下でベートーヴェンのソロ全曲演奏を終えましたが、ちょうど娘の受験などもありしばらく演奏活動を控えておりました。
学生時代には「コンクール向きではない」と言われることが多くあまり発表してこなかったとはいえ、ずっと大切にしてきたショパンの作品、2005年のショパンコンクールでファイナルを目前にワルシャワを去って以来、そのコンプレックスもあってあまり積極的には取り上げずに来ました。
しかし今年はショパンコンクールで若い人たちの熱演を聴き触発され、教育的見地から思うこと、いろいろな視点より、私の今のショパンをお届けしたいと思い立ちました。(菊地裕介)
プログラム(予定・予告なく変更の場合もございます)
バラード 第3番 op.47 CT4 変イ長調
バラード 第4番 op.52 CT5 ヘ短調
ピアノ・ソナタ 第2番 「葬送」 op.35 CT202 変ロ短調
スケルツォ 第3番 op.39 CT199 嬰ハ短調
スケルツォ 第4番 op.54 CT200 ホ長調
ピアノ・ソナタ 第3番 op.58 CT203 ロ短調
加々見茉耶×菊地裕介 DUO RECITAL
〜2台ピアノの調べ〜
兵庫公演
2021年12月22日(水)
18:00開演(17:30開場)
アクリエひめじ(姫路市文化コンベンションセンター) 中ホール(兵庫県姫路市)
全自由席 3,000円(税込)
チケット購入URL https://forms.gle/58TjzDN8quC974cE7
福岡公演
2021年12月24日(金)
19:00開演(18:30開場)
春日市ふれあい文化センター スプリングホール(福岡県春日市)
全自由席 2,900円(税込)
チケット購入URL https://forms.gle/MfGTzit2FS5XN2dS6
加々見茉耶×菊地裕介 DUO RECITAL を開催するにあたって
私達夫婦が母親のように慕っていた髙原典子先生のがん闘病の、励みにしていただきたくて12月のホールを取りました。そのための、生命力に溢れる力強いプログラムなのです!しかし髙原先生の急逝(10月3日)に伴い、メモリアルイベントとしてのコンサートとなりました。先生が晩年、創始に携われたエチュードコンクールの開催地である、姫路と福岡の皆さまに、先生への想いのこもった音楽をお贈りします。どうかご一緒に、先生を偲んでいただけませんか?(加々見茉耶・菊地裕介)
プログラム(予定・予告なく変更の場合もございます)
ミヨー : スカラムーシュ Op.165B
ドビュッシー : 牧神の午後への前奏曲(作曲家自身による2台ピアノ版)ホ長調
サン=サーンス : 死の舞踏 Op.40 ト短調
ラフマニノフ : 組曲第2番 Op.17
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