東京汐留ビルディング内に所在する、ヒルトンのラグジュアリーブランドであるコンラッド東京。1F入口の門をくぐると象徴的な赤のアート作品が出迎えてくれます。

都営大江戸線・ゆりかもめ線 汐留駅 徒歩1分、銀座から徒歩圏内で、東京湾や浜離宮恩賜庭園を一望する絶景が魅力のラグジュアリーホテルです。

直通エレベーターでフロントロビーがある28階に到着すると、天井が高く日本の現代アートを配した広々とした空間が広がっています。洗練されたサービスと、都内最大級の広さを誇る客室やインスピレーション溢れるダイニングは、非日常感を演出しています。

東京・汐留、コンラッド東京28階に位置する中国料理「チャイナブルー」は、“食”と“アート”が静かに交差する、モダンチャイニーズの名店 。店内に足を踏み入れた瞬間、視線を奪うのは高さ8メートルを誇る圧巻のワインセラー。ブルーを基調としたスタイリッシュなインテリアが、非日常へと誘う洗練された空間を描き出す。

大きな窓の向こうには、浜離宮恩賜庭園の緑と東京湾のきらめき——

都心にいながら、時間の流れがゆるやかにほどけていく感覚を味わえる。
供されるのは、伝統的な広東料理をベースにしながら、その枠にとらわれない革新的な中国料理。一皿一皿はまるでアートピースのように美しく、繊細かつ奥行きのある味わいが印象に残る。
洗練されたプレゼンテーションと確かな技術が融合し、五感すべてで楽しむ“現代の広東料理”を体現している。料理に寄り添うのは、ワインセラーに収められた珠玉のワインセレクション。
中国料理とワインのマリアージュという、新たな愉しみ方を自然体で提案してくれるのも、同店ならでは。

また、6名から12名まで利用可能な個室を3室完備。東京湾をパノラマで望む個室、プライベート感を重視した落ち着きのある空間、2面の大きな窓からベイエリアを一望できる円卓の個室など、シーンに応じて選べる多彩な表情を持ちます。
美景、空間、料理、そのすべてが高い次元で調和する「チャイナブルー」。
特別な日の会食や、大切なゲストを迎える一席にふさわしい、

東京を代表する中国料理「チャイナブルー」の魅力が詰まった「祥」コースを賞味しました。
■祥 しょう / Sho
・お口初めの一皿 Amuse-bouche 師 傅 小 食

コースの幕開けを告げるアミューズは、シンプルでありながら印象に残る二品構成。
右は、心地よい塩味と歯切れの良さが際立つザーサイ。素材の持ち味を生かした端正な味わいが、これから始まる料理への期待を静かに高めてくれる。
左は、トマトをオリーブオイルで和え、軽やかな揚げ物の中に忍ばせた一品。手でつまんでいただくスタイルが親しみやすく、衣の香ばしさとトマトの瑞々しさ、オリーブオイルのまろやかなコクが口の中で調和する。一皿目にして、料理人の遊び心と構成力が感じられる、品のあるスタートとなっている。
・チャイナブルー東京ダック
“China Blue Tokyo Duck”, dried tofu skin and pineapple wrapped in crêpe
東 京 鴨 素 方 泊 餅

コースの中でもひときわ存在感を放つのが、20年にわたり愛され続けらえてきた伝統ある「チャイナブルー東京ダック」。同店を象徴するシグネチャーメニューとして、完成度の高さと独自性を誇る一皿。
ターメリックを練り込んだクレープは、ほのかなスパイスの香りとともに、驚くほど軽やかでサックリとした食感。手で巻いていただくスタイルが心地よく、堅苦しさとは無縁の洗練さを感じさせる。

クレープの上には、旨味豊かな鴨肉、瑞々しいパイナップル、香ばしく揚げた湯葉を美しく重ねる構成。鴨のコクに果実の酸味が寄り添い、揚げ湯葉の軽快な食感が全体にリズムを与える。驚くほど後味はすっきりとしており、重さを感じさせないバランスの妙が際立つ。ワインとの相性も秀逸で、“ダック料理=濃厚”という固定観念を鮮やかに覆す一品。
中国料理のイメージを軽やかに更新し、チャイナブルーの哲学を雄弁に物語る、完成度の高いスペシャリテ。先代料理長からのエスプリを感じさせた。
・金糸瓜とツバメの巣のとろみスープ
Potage soup with spaghetti squash and bird’s nest
金 糸 瓜 燕 窩 更

中国料理における最高級食材、ツバメの巣を惜しみなく用いたとろみスープ。
澄んだ味わいの中に、滋味深い旨みが静かに広がる、品格を感じさせる一杯。
印象的なのは、器の中央に固めて配されたツバメの巣。その存在感は視覚的なインパクトを放ちつつも、過度な主張はなく、あくまで料理全体の調和の中に溶け込んでいる。適度な塩味が輪郭を与え、とろりとした質感が喉を心地よく滑り落ちていく。
合わせる野菜は金糸瓜。繊維を活かしながらも細く千切りにすることで、口当たりは驚くほど軽やかだ。ツバメの巣の繊細な食感と響き合い、スープに奥行きとリズムをもたらしている。
青を基調としたシックな器も印象的で、チャイナブルーの洗練された空間装飾や、窓外に広がる夜景と美しく呼応する。
・鮟鱇(あんこう)の蒸し物 豆醤ソース
Steamed monkfish with Chinese soy beans sauce
豆 醤 蒸 鮟 鱇

冬の味覚・鮟鱇を主役に据えた蒸し料理は、香港出身の陳志偉(チャン・チ・ワイ)料理長の真骨頂ともいえる一皿。火入れは実に繊細で、身はふっくらとやわらかく、淡泊ながらも奥行きのある旨味をしっかりと湛えている。
鮟鱇の身の間には油揚げと干し椎茸を忍ばせて蒸し上げることで、魚の滋味に椎茸の凝縮された旨味と出汁が豊かに合う。蒸気の中でそれぞれの素材が響き合い、重層的でありながら澄んだ味わいへと昇華されている点が印象的だ。
合わせる豆醤ソースは、ニンニクをほどよく効かせた風味豊かな仕立て。主張しすぎることなく、鮟鱇の繊細な身質を引き立て、余韻に心地よいコクを残す。
仕上げに添えられた白髪葱が、香りと食感のアクセントとして全体を引き締める。
ソーヴィニヨン・ブランの白ワインとの相性も良く、蒸し料理でありながらワインとのペアリングを自然に楽しませてくれる一皿。陳志偉料理長の料理には、香港で培われた技術と、日本の食材への深い敬意が静かに息づいている。
・黒毛和牛の強火焼き 黒胡椒と味噌ソース
Grilled Wagyu beef with black pepper and miso sauce
黒 胡 椒 味 噌 焼 和 牛 肉

メインディッシュとして登場するのは、黒毛和牛リブロースの強火焼き。
この日の産地は北海道。産地は日によって異なり、その時々で仕入れられる最良のA4ランク黒毛和牛のみを使用するという、素材への妥協なき姿勢がうかがえる。
高温で一気に焼き上げることで、表面は香ばしく、中はしっとりとした理想的な火入れに。噛みしめるたびに和牛ならではの上質な脂の甘みが広がり、力強さと上品さを兼ね備えた味わいが印象的だ。
合わせるのは、黒胡椒を効かせたピリ辛の味噌ソース。発酵のコクとスパイス感が和牛の旨味を引き立て、食欲を一層かき立てる。赤ワインとの相性も抜群で、コース終盤にふさわしい満足感をもたらす。
付け合わせの野菜は、長ネギと蕪。さらに目を引くのが、葉の形にあしらわれたパプリカと、なんとチーズで表現された黄色い葉。味覚だけでなく視覚でも楽しませてくれる演出に、シェフの遊び心とホスピタリティが感じられる。力強い肉料理でありながら、細部まで美意識が行き届いた感動的な一皿。
・タラバガニの煮込み麺
King crab stew noodles
蚧 粉 上 海 麺

締めの一皿として供されるのは、タラバガニの脚肉を贅沢に用いた煮込み麺。
旨味の詰まった蟹身は存在感がありながらも上品で、最後まで食べ疲れさせない仕立てが印象的。合わせる上海麺は、ほどよいコシと喉ごしの良さを兼ね備え、スープの旨味をしっかりと受け止める。塩味を軸とした味付けは実に絶妙で、蟹の甘みを引き立てながら、コースの締めとして心地よい満足感を残してくれる。
・季節のデザート
お口直しのジュースと中華菓子を添えて
Seasonal dessert with a refreshing juice and Chinese sweets
季 節 甜 品

食後に供されるお口直しのジュースは、レモンとパイナップルのミックス。
レモンのクエン酸が口内を爽やかにリセットし、次に控える甘味への橋渡しとして秀逸な役割を果たす。
デザートの主役は、チャイナブルーが20年にわたり提供し続けるシグネチャー、マンゴープリン。なめらかなプリンの奥には、果肉感あふれるマンゴーを忍ばせ、口に運ぶたびに濃厚な甘みと瑞々しさが重なり合う。
中華菓子を添えた構成も、余韻を楽しませる演出のひとつ。
20年の歴史に裏打ちされた安定感と、記憶に残る美味しさでコースを美しく締めくくるデザートでした
■DRINK SELECTION:
― ダイニング体験を完成させるソムリエチーム ―

コンラッド東京のダイニング体験を語るうえで、料理や空間と同じくらい重要な存在が、ソムリエチーム。彼らは決して前に出すぎることなく、しかし確かな知識と感性で、一皿一皿の魅力を最大限に引き出していく。
ヒルトンのラグジュアリーブランドにふさわしく、コンラッド東京のソムリエはチーム制で現在7名が所属。個々の技量だけでなく、ホテル全体で共有されるサービス哲学のもと、国際的な基準と日本ならではの繊細なホスピタリティを融合させている。
ワイン はフランスを軸に、イタリア、ドイツ、新世界まで幅広く網羅し、総ワインリストは680銘柄3,500本以上。東京のラグジュアリーホテルの中でも屈指といえる充実ぶりで、料理とのペアリングの幅を大きく広げています。

「チャイナブルー」では広東料理特有の繊細な旨味、香り、油分との相性を考慮し、強さよりもバランスと余韻を重視したセレクションが並ぶ。
・2022 サンセール レ カイヨット、ドーニー、ロワール ヴァレー / フランス
Sancerre Les Caillottes, Dauny, Loire Valley / France

グラスに注がれた瞬間、まず立ち上がるのは、澄んだ柑橘のアロマ。口に含むと、シャープでありながら角の取れた酸が舌の上をすっと駆け抜ける。ソーヴィニヨン・ブラン特有の爽快感に加え、「カイヨット」と呼ばれる石灰質土壌由来の、乾いたミネラル感とほのかな塩味が味わいに奥行きを与えている。余韻はすっきりとしながらも、柑橘の皮のほろ苦さとミネラルのニュアンスが静かに残り、次の一口、次の一皿へと自然に誘ってくれる。
・2019 ティストリア カベルネ ソーヴィニヨン、ナパ ヴァレー / アメリカ
Tistrya Cabernet Sauvignon, Napa Valley / U.S.A

グラスに注ぐと、深みのあるガーネットカラーが印象的。縁にはわずかに熟成の兆しが見られ、2019年ヴィンテージらしい充実した果実感を予感させる。香りは力強く、カシスやブラックチェリーといった黒系果実を中心に、ダークチョコレート、バニラ、杉、クローヴのニュアンスが重なり合う。ナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンらしい凝縮感がありながら、決して粗さはなく、洗練された印象を与える。
口に含むと、豊かな果実味が広がり、きめ細やかなタンニンが骨格を形成。樽由来の甘やかなニュアンスと、熟した果実の丸みが調和し、力強さの中にもエレガントなバランスが感じられる。アルコールのボリュームはしっかりとしていながら、酸が全体を引き締め、飲み疲れしない仕上がりが楽しめる。
・チャイナブルーオリジナルティー

春先の新芽を含む一芯二葉のみを用いた、上質な白茶をベースにした「チャイナブルー」のオリジナルティー。カップに注いだ瞬間、まず立ち上がるのは、マスカットを思わせるみずみずしくフルーティーな香り。そこに、金木犀のやわらかな甘さと、矢車菊のほのかに華やかなニュアンスが重なり、穏やかで気品あるアロマを描き出す。
口に含むと、白茶ならではの澄んだ旨味と、雑味のないクリアな味わいが静かに広がる。花の香りは主張しすぎることなく、あくまで茶葉本来の味わいを引き立てる。
・紅烏龍茶 / 青茶

烏龍茶でありながら、紅茶を思わせる深みのある琥珀色が印象的で、カップから立ち上る香りには、熟した果実や蜂蜜、ほのかな焙煎香が感じられる。
口に含むと、青茶特有の爽やかさと、紅茶を思わせるふくよかなコクがバランスよく広がる。渋みは穏やかで、タンニンの角は丸く、飲み進めるほどに自然な甘みが引き立つ構成。後味はすっきりとしており、油分を含んだ料理の余韻を心地よく整えてくれる。
食後茶としても優秀で、重たさを感じさせることなく、口中をリセットしながら満足感を与える一杯。モダンチャイニーズのコースを締めくくるにふさわしい、落ち着きと奥行きを備えた青茶である。
料理、空間、サービス、そしてワインと中国茶。それぞれが主張しすぎることなく、静かに寄り添い合いながら完成する「チャイナブルー」のダイニング体験は、“現代の広東料理”のひとつの到達点といえるだろう。
チャイナブルーの店舗情報:

洗練された空間の中で
アートにインスパイアされた料理を味わう
ひときわ目をひく高さ8メートルのワインセラーや、ブルーで統一されたスタイリッシュなインテリアが印象的な空間で、洗練された味わいと斬新なプレゼンテーションが特長の広東料理をお楽しみいただけます。
窓一面に広がる浜離宮恩賜庭園や東京湾の景色とともに優雅なひとときをお過ごしください。
ランチ: 12:00〜14:30(L.O. 14:00)
ディナー:17:30〜22:00(L.O. 21:00)

シェフ略歴

陳 志偉 (チャン・チ・ワイ)
コンラッド東京 中国料理「チャイナブルー」 料理長
香港出身。1995年に来日し、当時世界的に有名だった香港発祥の「鴻星海鮮酒家(ホンセンカイセンシュカ)」お台場店*などで経験を積み、2006年1月にコンラッド東京に入社。前料理長アルバート・ツェのもとでさまざまなスタイルの料理法や斬新なプレゼンテーションで人を魅了するモダンチャイニーズを学ぶ。海鮮を使った料理を得意とし、日本の文化からインスピレーションを受けた新たな中国料理の創作に取り組む。
コンラッド東京について

銀座からほど近い汐留に位置し、浜離宮恩賜庭園、レインボーブリッジ、東京湾のパノラマビューを見渡す、和のモダンデザインがコンセプトのコンラッド東京。スタンダードルームでも都内最大級の48平米を誇る広々とした291の客室、活気溢れる4つのレストランとバー&ラウンジ、最新鋭の設備を備える大・中・小の宴会施設、スパ、プール、フィットネスが備わった、1,400平米の面積を有する「水月スパ&フィットネス」などの充実した施設を擁しています。『ミシュランガイド東京』をはじめ、『コンデナスト・トラベラー“ゴールド・リスト”』や、『トリップ・アドバイザー“トップ25ホテルズ”』など国内外で常にトップの評価を獲得し続けています。



