【実食レポ】チーズ・セレクション~栄光のミラノ~《インターコンチネンタル 東京ベイ「ジリオン」》

イタリアンダイニング ジリオン
― 美食を引き立てる、洗練された空間美 ―

ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ1階に広がる「イタリアンダイニング ジリオン」は、足を踏み入れた瞬間から非日常へと誘う、圧倒的な空間美が魅力のレストランです。ニューヨークのラグジュアリーを思わせるモダンでゴージャスなインテリアは、細部にまで美意識が行き届き、まるで海外のハイエンドダイニングを訪れたかのような高揚感を演出します。

艶やかなファブリックや洗練された照明、アート性の高い装飾が織りなす空間は、昼と夜で表情を変え、訪れるたびに新たな魅力を感じさせてくれます。ガラス張りのキッチンから伝わるライブ感と華やかな設えが融合し、料理を待つ時間さえも特別な体験に。

美しく整えられた空間は、ヘルシーで彩り豊かなイタリアンの一皿一皿をより一層引き立て、記念日や特別な夜にふさわしい舞台を完成させます。上質な装飾と洗練されたデザインに包まれながら味わうひとときは、まさに“大人のためのラグジュアリーダイニング”。美食と空間が響き合う「ジリオン」で、心に残る優雅な時間を堪能しました。

チーズ・セレクション~栄光のミラノ~
ミラノの記憶を辿る、芳醇なるチーズ美食紀行

ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ内「イタリアンダイニング ジリオン」では、1月13日より期間限定で、イタリア産チーズを主役に据えたランチ&ディナーコース「チーズ・セレクション~栄光のミラノ~」がスタート。北イタリア・ミラノの伝統料理に着想を得ながら、現代的な感性で昇華させた一皿一皿が、食を通して“栄光の都”へと誘う。

料理長・阿部洋平氏が厳選したイタリア産チーズを軸に構成された本コースでは、チーズの個性を引き出すための温度、食感、組み合わせに至るまで緻密に計算されている。今回は、全3種の中でも最上位となるゴージャスコースを体験した。

ゴージャスコース:


イタリア産チーズをふんだんに取り入れたスペシャルコース

・乾杯酒:カ デル ボスコ(フランチャコルタ/ブリュット)

グラスに注がれた瞬間、立ち上るのはきめ細やかで生き生きとした泡。口に含むと、フレッシュさの奥に感じられる熟成由来のコクと旨みが、静かに、しかし確かな存在感を放つ。ミラノを象徴する名門フランチャコルタ「カ・デル・ボスコ」は、乾杯の一杯として申し分ない気品を備えている。

爽やかな酸とミネラル感が全体を引き締めつつ、後味にはほのかなナッツやブリオッシュのニュアンスが広がり、これから始まるチーズ尽くしのコースへの期待を高めてくれる。特に、ミルキーなブッラータチーズや、旨みが凝縮したパルミジャーノと合わせると、ワインの持つ奥行きが際立ち、チーズのコクを包み込むように寄り添う。

華やかでありながら決して主張しすぎないその佇まいは、コース全体の導入として理想的。ミラノの食文化が育んだ一杯が、これから続く美食の物語を優雅に幕開けさせてくれる。

・冷前菜:自家製ブッラータチーズとベリー類のアンサンブル

コースの幕開けを飾る冷前菜は、見た目にも瑞々しい「自家製ブッラータチーズとベリー類のアンサンブル」。中央に据えられたブッラータは、十勝カリヤードのミルクから丁寧に仕込まれた自家製。ナイフを入れると、とろりとしたクリームが溢れ出し、口に運べばミルキーでまろやかなコクと、もっちりとした食感が心地よく広がる。


濃厚な自家製ブッラータチーズ

イタリア産の生ハムをブッラータに絡めて頬張れば、塩味と脂の旨みがチーズのミルキーさと溶け合い、思わずもう一口と手が伸びる美味しさ。好みで添えられた甘いボケの実ジャムを合わせると、デザートのような表情へと変化し、一皿の中で多彩な味のグラデーションを楽しめる。軽やかでありながら満足感の高い一皿は、これから続くチーズ尽くしのコースへの期待を自然と高めてくれます。

・温前菜:仔羊肉のポルペットーネ ペコリーノの香り

温前菜として供されるのは、仔羊肉の旨味を存分に引き出した「ポルペットーネ」。粗挽きにした仔羊肉をふんわりと丸め、香ばしく焼き上げた一皿だ。ナイフを入れると、表面の香ばしさとは対照的に、中は驚くほど柔らかくジューシー。仔羊ならではのコクとほのかな甘みが、口いっぱいに広がる。

仕上げに目の前で削ったペコリーノチーズの芳醇な香りが、肉の旨味をさらに際立たせ、ひと口ごとに食欲を刺激する。下に敷かれたマッシュポテトは、ミルキーでなめらかな口当たり。仔羊の力強さを優しく受け止め、全体のバランスを整えている。立ち上る香りとともに期待感は最高潮に。チーズのコクが加わることで、より一層リッチで奥行きのある味わいへと昇華していました。

・パスタ:パルミジャーノ香る牛ホホ肉のパッパルデッレ

コース中盤に登場するパスタは、力強さと奥行きを感じさせる「パルミジャーノ香る牛ホホ肉のパッパルデッレ」。幅広の平打ち麺・パッパルデッレに、店でも特に人気の高いポロネーゼソースをたっぷりと絡めた一皿だ。

じっくり煮込まれた牛ホホ肉の旨味が溶け込んだソースは、濃厚でありながら重すぎず、噛むほどにコクが広がる。チーズは粗めに仕上げることで、口に含んだ瞬間に存在感が際立ち、前皿で使用されたチーズとはまったく異なる表情を見せてくれる。

もっちりとしたパッパルデッレがソースをしっかりと抱え込み、牛肉の旨味、トマトの酸味、チーズの塩味が一体となって押し寄せる感覚は、まさに王道の美味しさ。ひと口ごとに満足感が増し、自然とフォークが止まらなくなる。

・リゾット:鬼手長海老とリコッタチーズ サフランリゾット

ミラノコース全3種の中でも、最上位のゴージャスコースでのみ味わえる特別な一皿が、「鬼手長海老とリコッタチーズのサフランリゾット」。運ばれてきた瞬間、目を奪われるのはサフランが織りなす鮮やかな黄金色。その立ち上る芳醇な香りは、期待感を一気に高めてくれる。

北イタリアを象徴するリゾットは、サフランとともに丁寧に炊き上げられ、米一粒一粒に旨味と香りがしっかりと染み込んでいる。そこに寄り添うのが、鬼手長海老の圧倒的な存在感。通常の手長海老よりもさらに大ぶりな鬼手長海老は、ぷりっとした弾力と濃厚な甘みが際立ち、ひと口で主役級の満足感をもたらす。

合わせるチーズは、リコッタチーズ。“再び煮る”という意味を持ち、カッテージチーズをさらに加熱して作られるリコッタは、驚くほどなめらかで柔らかな口当たりが特徴だ。その優しいコクが、サフランの華やかな香りと海老の甘みを包み込み、全体を上品で調和の取れた味わいへと導く。

濃厚でありながら重さを感じさせず、最後の一口まで飽きさせない完成度。“特別なコースのための一皿”と呼ぶにふさわしい、贅沢で記憶に残るリゾットだった。

・魚料理:鮮魚と帆立貝 ストラッキーノと合わせて

コースの魚料理は、北イタリア発祥のストラッキーノチーズを添えた、鮮魚と帆立の贅沢な一皿。今回は真鯛と別海町の帆立が用意されており、ひと口で素材の質の高さとシェフの技量が実感できる。

真鯛は皮目から丁寧に焼き上げられ、パリッと香ばしい食感と、身のしっとりとした旨味のコントラストが絶妙。帆立は別海町産の新鮮なものを使用しており、甘みと濃厚な旨味が口いっぱいに広がる。

ストラッキーノのクリーミーさと程よい酸味が、魚介の味わいを包み込み、ソースにはほぼ100%ピスタチオを使用。香ばしくナッティな風味が帆立と絶妙にマッチし、全体に深みと豊かなコクを与えている。

ひと皿で魚介の鮮度、チーズのコク、ナッツの香ばしさが調和し、味わいの層が重なり合う。北イタリアのエッセンスを感じながらも、日本の旬食材の魅力を存分に引き出した、シェフ渾身の逸品だ。

・肉料理:仔牛肉とモッツァレッラのミラネーゼ


肉料理:仔牛肉とモッツァレッラのミラネーゼはワインとのマリアージュがオススメ

メインディッシュには、ミラノを代表する伝統料理「仔牛肉とモッツァレッラのミラネーゼ」が登場。別名ミラノ風カツレツとも呼ばれるこの一皿は、かつて貴族たちにも愛された贅沢な料理で、外は香ばしく、中はしっとりと仕上げられた仔牛肉の食感と旨味が絶妙だ。

トマトソースととろけるモッツァレッラチーズが組み合わさることで、ミラノらしい上品で深みのある味わいに。カツレツの香ばしさとチーズのクリーミーさが見事に調和し、一口ごとに満足感が広がる。肉の旨味がしっかりと際立つ構成で、ワインとの相性も抜群だ。

付け合わせの野菜も目を引く。サツマイモや赤カブ、チコリの仲間ラリッキオ、インゲン、そしてロマネスコやカリフラワーといったカラフルで食感豊かな野菜たちが、皿全体に華やかさを添えている。特に、仔牛肉の濃厚な旨味とラリッキオのほろ苦さの組み合わせは、ワインとのペアリングを思わせる絶妙なアクセント。

伝統と現代のエッセンスが融合した、このコースのハイライトとも言えるメイン。見た目の豪華さだけでなく、一皿の中で味覚の高低差や食感の変化を楽しめる、シェフ渾身の逸品だ。

・プレドルチェ:シャンパンのグラニテ

コースの口直しとして登場するのは、フランス伝統の氷菓子「グラニテ」にシャンパンを合わせた爽やかな一皿。粗めに砕かれた氷は程よい食感を残し、口に入れるとフレッシュな苺の甘酸っぱさと華やかな薔薇の花の香りがふわりと広がる。

使用されているシャンパンはアルコール感が穏やかで、氷の冷たさと果実のフレッシュさが絶妙に調和。口の中をさっぱりとリセットしてくれるので、濃厚な前菜やメインの後でも軽やかに楽しめる。見た目の華やかさだけでなく、味わいも優しく上品で、アルコールに弱い方でも安心して楽しめるのが嬉しいポイント。

・ドルチェ:いちごのマリトッツォ

コースの締めくくりは、愛らしい小ぶりサイズの「いちごのマリトッツォ」。ふんだんに使われたいちごの甘酸っぱさと、軽やかで口どけの良いクリームが絶妙に調和し、濃厚なコースの余韻を優しくリセットしてくれる。見た目の可愛らしさも魅力で、最後まで五感を楽しませてくれる一皿だ。

食後の飲み物には、ホテルオリジナルブレンドティー「オリエンタルダージリン・エレガンス」をチョイス。ピーチやアプリコット、ストロベリー、ジャスミンの花の香りが優雅に広がり、デザートとの相性も抜群。

さらに、「イングリッシュ・ブレンド」の紅茶や、「ジンジャー&レモンマートル」「エルダーフラワー&カモミール」といったハーブティも選択可能で、食後ドリンクのラインナップの豊富さは同店の自慢の一つ。甘く華やかなドルチェと香り高いティーが、至福の食後時間を演出してくれる。

美食、空間、サービス、そのすべてが高次元で調和する「イタリアンダイニング ジリオン」。本コースは、チーズを愛する美食家はもちろん、ホテルダイニングで“特別な体験”を求める大人にこそおすすめしたい内容となっていました。

記念日やデート、少し背筋を伸ばしたい夜に。
ミラノのエッセンスをまとった一皿一皿が、心に残る優雅な時間を約束してくれる。

DRINK SELECTION:


ロンバルディア州で造られた、最上級のスパークリングワイン2種

・Rosa di MASI 2023 MASI
ローザ ディ マァジ

グラスに注がれた瞬間、淡く艶やかなロゼカラーが目を引く「ローザ・ディ・マァジ」。
レフォスコ種の葡萄を一部陰干しして造られる、マァジならではの個性が光るロゼワイン。

立ち上る香りは、蒸したラズベリーを思わせる凝縮感のある果実香が中心。そこにほのかな花のニュアンスが重なり、エレガントで洗練された印象を与える。口に含むと、果実味のふくらみとともに心地よい酸が広がり、ロゼでありながら奥行きのある味わいが楽しめる。

魚料理の繊細さにも、肉料理の旨味にも自然に寄り添う万能さは、コースを通して楽しむ一杯として理想的。華やかさと親しみやすさを併せ持つ、食中酒として完成度の高さが光る。

・ノンアルコールワイン:ヴィンテンス メルロー

アルコールを控えたいシーンでも、ワインの魅力をしっかりと楽しませてくれるのが「ヴィンテンス メルロー ノンアルコール」。ベルギーのネオブュル社が手がける、アルコール度数0.0%の本格派ノンアルコール赤ワイン。

フランス産メルローワインから、低温低圧蒸留によってアルコール分のみを丁寧に除去。グラスからはブルーベリーを思わせる果実香が立ち上り、ノンアルコールとは思えないほど、ワインらしいコクと深みが感じられる。

口当たりは柔らかく、赤身肉やチーズとの相性も良好。コース中の肉料理と合わせても物足りなさはなく、食事全体の満足度をしっかりと支えてくれる。妊娠中の方やアルコールが苦手な方にも、安心しておすすめできる一杯となっている。

・サンセットビア

ノンアルコールビールをベースに仕上げたモクテル「サンセットビア」は、その名の通り夕焼けを思わせる美しいグラデーションが印象的。見た目の華やかさに加え、爽快感のある飲み口が食中・食後を問わず心地よく楽しめる。

ビール由来のほろ苦さに、程よい甘みと柑橘のニュアンスが重なり、後味はすっきり。コースの合間のリフレッシュにも、プレドルチェ前の一杯としても相性が良い。

ホテル インターコンチネンタル 東京ベイならではの充実したモクテル文化

ホテル インターコンチネンタル 東京ベイでは、モクテル提供にも特に力を入れており、通年開催の「オリジナルモクテルフェア」では、バーテンダーこだわりのオリジナルモクテルを常時約20種類ラインナップ。モクテルは年に1~2回入れ替えが行われ、訪れるたびに新しい味わいと出会えるのも魅力だ。

アルコールの有無や甘さの調整など、アレンジの自由度が高いのも嬉しいポイント。今回は甘さ控えめに仕上げてもらい、料理との相性を重視したカスタマイズを楽しんだ。

ワイン、ノンアルコール、モクテル。どの選択肢を取っても妥協のない一杯が用意されているのは、ホテルダイニングならではの安心感。料理とともに、自分らしいスタイルで楽しめるドリンクセレクションが、食体験をより豊かなものにしてくれる。

■イタリアンダイニング ジリオン料理長 
阿部洋平プロフィール

一つ星イタリアンレストランや五つ星ホテルのシャングリ・ラ ホテル東京のイタリアンレストラン「ピャチェーレ」にて経験を積み、2013年3月に「イタリアンダイニング ジリオン」がオープンして以来料理長を務める。2015年7月より日本イタリア料理協会に入会、2018年10月~2019年3月の半年間、西武鉄道のプロモーション「西武 旅するレストラン 52席の至福」のメニューを監修。イタリア料理はスピードが命と考え、素材に対してストレスのない調理法を心掛け、料理の出来上がりの瞬間の美味しさをお客様に提供することをモットーとする。常に柔軟な発想と想像力を持ちながら料理に向き合い、お客様に感動と笑顔を届けたいという想いでおもてなししている。

■「イタリアンダイニング ジリオン」について

新鮮な野菜やオリーブオイルをふんだんに使い、素材の味わいを引き出したヘルシーイタリアンをコンセプトに、自家製生パスタをはじめ、スペシャリティ フルコースやアラカルトなど多彩なメニューをお楽しみいただけます。デザートは隣接するデザート工房「アトリエ・デセール」より、できたてをお届けいたします。記念日や誕生日などの特別な日、また大切なビジネスのご会食や接待にもご利用いただける個室もご用意しております。

住所:

東京都港区海岸1丁目16番2号 ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ 1F イタリアンダイニング ジリオン

営業時間:

ランチ:11:30~15:00(L.O.14:30)
ディナー:17:30~22:00(コースL.O.20:00/アラカルトL.O.21:00)

席数:

75席

https://www.interconti-tokyo.com/zillion/

■ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ

世界初にして最大の国際的な高級ホテルブランドであり、世界で最もエキサイティングな地域に220以上のホテルを展開するインターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツに属する当ホテルは、豊かな歴史・伝統と、日本の精神と文化の調和が織りなすアイコニックなラグジュアリーウォーターフロントホテルです。寛ぎを追求した客室からは、夜のライトアップが美しいレインボーブリッジをはじめとする東京湾を見渡せるベイビュー、又はリトルマンハッタンと称されるビル群と豊かに流れる隅田川を臨むリバービューの景観をお楽しみいただけます。個性豊かな7つのレストラン、ラウンジ&バー、東京ベイを臨む宴会場、フィットネスルームなどを有し、様々な目的に合わせてご利用いただけます。

また、都心のビジネスエリアや銀座などのショッピングゾーン、歴史ある増上寺や浜離宮庭園、東京のシンボル「東京タワー」などの観光地、東京国際空港(羽田空港)へ好アクセスの立地にあります。

ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ | 竹芝・浜松町のホテル
宿泊、レストラン、ウエディング、宴会・会議、新交通ゆりかもめ「竹芝駅」直結、JR・モノレール浜松町駅より徒歩8分、ビジネスに観光に最適なロケーション。 ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ