品川の空を背景に東京の街並みを一望できる、ラグジュアリーな滞在先として名高い ストリングスホテル東京インターコンチネンタル。

その26階に広がる「ザ・スコア・ダイニング」は、まるで音楽の世界に誘われるような空間が特徴です。“楽譜”をコンセプトにした4つのレストランが共存し、開放的な吹抜けと柔らかな自然光が心地よい余韻をもたらします。ここでは、食事そのものが旋律となり、訪れる人々の時間を豊かに彩ります。
中国料理「チャイナシャドー」
伝統と革新が奏でる、美しき調和の一皿

王道のチャイニーズ料理を基調としながらも、現代的な食材やエッセンスを巧みに取り入れた料理で魅了する「チャイナシャドー」。その一皿一皿は、まるで音楽のハーモニーのように繊細で洗練された存在感を放ちます。クラシックとモダンが交差するその味わいは、ゲストの五感に深い余韻を残します。
店のテーマは、ラテン語で“調和”を意味する 「ハルモニア(Harmonia)」。
「リュトモス(リズム)」と「メロディア(メロディ)」の間に位置する店内は、26階から見渡すダイナミックな東京のビル群と吹抜け空間がひとつにつながるように設計され、視覚と味覚の両面で心地よいバランスが生まれています。
料理の中でも特に注目したいのが、点心師がひとつひとつ丹念に手作りする繊細な点心の数々。蒸気が立ちのぼる瞬間に広がる香りや、口に運んだときのふくよかな旨みは、職人技ならではの奥深さを感じさせます。
また、ビジネスシーンでの会食にふさわしい上質なコースや、ワインペアリングとともに楽しむフォーマルディナーも充実。エレガントで落ち着いた空間が、特別な時間をさらに格調高いものへと導いてくれます。
中国料理「チャイナシャドー」朱色に輝く艶やかな上海蟹を味わいつくす美食の饗宴
旬の味覚を引き立てる、革新的かつ繊細な技で口福な体験を

ストリングスホテル東京インターコンチネンタルが誇る中国料理レストラン「チャイナシャドー」では、オーセンティックな広東料理を基軸にしつつ、現代的な感性とエレガントなアプローチを巧みに融合させた一皿を提供しています。伝統を大切にしながらも、旬の食材の魅力を最大限に引き出す“革新”を添えることで、ここでしか体験できない深い味わいへと昇華させています。
「チャイナシャドー」で、11月より注目を集める 上海蟹のフルコース が期間限定で登場します。
秋の味覚として中国では欠かせない上海蟹は、ほんのり甘い蟹身と、濃密でとろけるような旨みの蟹味噌が魅力。冬眠前に栄養を蓄えるこの季節がまさに旬であり、最も味がのる贅沢なタイミングです。その凝縮されたコクと香りは、近年ますます多くの美食家を惹きつけています。
料理長・安藤氏の確かな目利きと、素材本来の旨みを見事に引き出す繊細な技が織りなす、芳醇で奥行きある上海蟹料理の数々。品川上空からのパノラマビューを眺めながら味わうそのコースは、まさに特別なひととき。五感を満たす季節の饗宴を求め、同ホテルで上海蟹ディナーコースを体験しました。

上海蟹ディナーコース:
・上海蟹入りミルク揚げ、上海蟹ライスコロッケ、ごま豆腐 上海蟹醬、上海蟹醬添え揚げワンタン、上海蟹味噌入りタルトグラタン

26階の吹き抜けから広がる東京の夜景を背景に供される5品は、コースの序章としての役割を担っています。旬の上海蟹味噌の濃厚さと、料理人の繊細な技が一口ごとに異なるニュアンスを奏でてくれます。
ごま豆腐 上海蟹醬は、ひと口サイズの端正なキューブ。濃密なごま豆腐の滑らかさに、上海蟹醬が軽く重ねられている。ごまの香ばしさ × 蟹味噌の芳醇さの組み合わせは相性抜群で、まるで“中華前菜のアミューズブーシュ”。

上海蟹醬添え揚げワンタンは、パリッとねじられた皮の食感が心地よい揚げワンタンは、中に 上海蟹の身がしっかり詰まった贅沢仕様。噛むと蟹の香りがふわりと広がり、外側の軽い食感との対比が悦楽。
上海蟹味噌入りタルトグラタンは、今回の五品の中でも特に印象的な “傑作”と呼べる一品。タルト生地はさっくりと焼かれ、小さな器の中にはとろりとした蟹味噌グラタン。
濃厚なのに重さを感じさせず、タルトの香ばしさが上海蟹味噌のコクを心地よい余韻として残す。ひと口ながら、料理長のテクニックが顕著に感じられる仕立て。

それぞれが上海蟹の甘味や蟹味噌のコクを異なる角度から引き出しており、まさに 調和(Harmonia) をテーマにしたチャイナシャドーらしい構成。これから始まるフルコースの序章として、期待を一気に高めてくれる内容でした。
・上海蟹あんかけ焼売・上海蟹の小籠包・上海蟹入り春巻き・腸粉の上海蟹味噌炒め

上海蟹あんかけ焼売は、蒸籠の蓋を開けると、まず湯気とともに上海蟹特有の甘い香りがふわっと立ち昇る。肉の旨味に蟹味噌のコクを重ねた焼売のタネは、ふんわりしながらも芯のある味わいが楽しめます。
上海蟹の小籠包は、皮の薄さ、美しいプリーツ、持ち上げた時の弾力――点心師の精緻な技術が一目で分かる仕上がり。割れば中から 蟹味噌のコクをまとったスープ があふれ出し、濃厚ながら重すぎず、香りが長く続くのが特徴。上海蟹の滋味深さを湯気ごと包み込んだ、まさに“季節の小籠包”。一口で秋冬の旬を感じさせてくれる一品。
腸粉の上海蟹味噌炒めは、腸粉のモチッとした食感に、上海蟹味噌の濃厚なコクが絡んだ一皿。蒸し物としての腸粉の柔らかさを保ちながら、軽く炒めることで香りが立ち、食感にもハリが出ている。

上海蟹入り春巻きは、外側はパリッと軽快で、かじると薄い皮が音を立てる。中には蟹の身と香味野菜の旨味が詰まり、油の香ばしさが上海蟹の甘さを引き立てています。

蒸しの“香り”と焼き・揚げの“香ばしさ”で描く、上海蟹の第二楽章として蒸し物では 香りとスープの旨味 を、焼き・揚げ物では 食感と香ばしさ を前面に出し、上海蟹の魅力を多面的に引き出す構成。どれも点心師の技術が光り、前菜からの流れをしっかりと受け継ぐ“コースの芯”となる4品でした。
・上海蟹の甲羅蒸し

コースの中でも“季節の到来”を強く感じさせるのが、この 上海蟹の甲羅蒸し。
蒸し上がった直後の湯気ごと提供されるため、席に運ばれてきた瞬間から、上海蟹特有の甘く濃厚な香りがふわりと立ちのぼります。
丸い甲羅の中央には、丁寧にほぐされた蟹身と蟹味噌がぎっしりと詰まり、周りには食用菊の鮮やかな黄色が彩りを添えています。秋らしい深みのあるトーンに、菊の黄色が差し色となり、ひと皿の“完成度”を高める美しい佇まい。

純粋でふくよかな蟹の甘味ととろりと濃厚な蟹味噌のコクがしっかりと感じられます。
左右で変わる“味の抑揚”として左側に臨醐山黒酢。右側に中国赤酢 が提供され、味の変化が楽しめます。中央に控えるのは、控えめながら存在感のある 生姜。口の中を一度リセットしてくれる「箸休め」であり、蟹の濃厚さに適度なリズムを与える名脇役。また、後半に黒酢と合わせると、さらに爽やかに締まり、味わいにキレが生まれます。
・手長海老の炒め 柿の天ぷらと特製上海蟹醬を添えて

目の前に運ばれてきた瞬間、まず視線を奪うのは 手長海老の見事な甲羅と色彩感。
深い橙色の艶としなやかなフォルムが、まるで“主役の登場”を知らせるような存在感を放っています。
手長海老の火入れは絶妙で、身はふっくらと弾力がありながら、噛むほどに甘味と旨味が溶け出す仕上がり。特製の上海蟹醬を絡めると、海老の甘さに蟹味噌の濃厚なコクが重なり、味に奥行きが生まれます。
コースの中でも印象的な新要素となっていたのが 柿の天ぷら。
外は軽やかに揚がり、サクッとした衣の内側から、ほどよい甘さと秋特有の淡い渋味を持つ柿がふわりと香り立ちます。
・沖縄県産”スジアラ”と豆腐の上海蟹味噌煮込み

関東ではなかなか出会うことのない希少な沖縄県産”スジアラ”を、このタイミングで味わえるという特別感は、まさに“目玉食材”と呼ぶにふさわしい存在感を放っています。沖縄で「ハタ類の王様」として扱われるスジアラはふっくら・上品で清らかな旨味・キリッと締まった身質が特徴的。スジアラの清らかな味わいに寄り添うのは、濃密で香り高い上海蟹味噌。蟹味噌の強い旨味が魚の甘みを引き立たせ、味わいに奥行きを与えています。
関東ではまず味わえない特別な魚を、中華の技で季節感ある深い味わいに仕上げた“稀少価値が高い一皿”に仕上がっていました。
〈メイン〉
お好きなメインディッシュをお選びください。
・信州プレミアム牛サーロイン 上海蟹味噌ミルクパンを添えて
または
・信州プレミアム牛フィレ肉 上海蟹味噌ミルクパンを添えて(追加料金¥1,650)

左から信州プレミアム牛フィレ肉、信州プレミアム牛サーロイン
コースが佳境へ向かうタイミングで供されるメインディッシュは、美食の響宴を体現するハイライト。料理長・安藤氏が信頼を寄せる生産者から厳選した信州プレミアム牛と、旬を迎えた上海蟹味噌の芳醇な旨味が奏でる、唯一無二のハーモニーが味わえる二品です。
添えられた上海蟹味噌ミルクパンは、甘やかで香ばしい香りが立ちのぼる特製のパン生地に、濃厚な蟹味噌とミルクのコクを練り込んだ中華風ブリオッシュのような存在。噛めばふんわりとした甘さの奥に蟹味噌の深い旨味が広がり、メインに使われる特製ソースとの相性も抜群です。

信州プレミアム牛ならではの、きめ細かなサシが美しく広がるサーロインは、表面を香ばしく焼き固め、中はしっとりと驚くほどジューシー。噛むごとに甘い肉汁があふれ、サーロインならではの芳醇な風味が口いっぱいに広がります。そこへ、特製の中華ソースが重なると、肉の甘味に醤油・味噌・オイスターソースの旨味が深いコクを添え、レモン果肉の爽やかな酸が後半を軽やかに引き締めます。

対するフィレ肉は、サーロインとはまったく異なる魅力を備えた、静謐な美しさを感じる一皿。ナイフを入れた瞬間に分かる“きめ細かさ”と“しっとりとした質感”は、信州プレミアム牛の真骨頂といってよいでしょう。

口に含むと繊細で純度の高い旨味が静かに広がり、すっと消えていく清らかさが際立っています。ここに特製の中華ソースを合わせると、フィレの“静”に対してソースの“動”が重なり、味わいに奥行きが生まれる。隠し味のレモン果肉がフィレの繊細さを少しも損なわず、むしろ輪郭を際立たせる仕上がりで、「中華×フィレ」という組み合わせの新しさをしっかりと感じさせてくれます。
ミルクパンの甘さと蟹味噌のコクを合わせれば、フィレの上品な旨味にふくよかさが加わり、味の立体感がぐっと広がります。高貴でありながら軽やか。料理長の技が最も繊細に表れた“完成度の高いフィレ”でした。
〈食事〉
・上海蟹味噌あんかけリングイネ
または
・鮑と上海蟹味噌入りあんかけ焼きチャーハン(追加料金¥880)

左から鮑と上海蟹味噌入りあんかけ焼きチャーハン、上海蟹味噌あんかけリングイネ
チャイナシャドーが誇る上海蟹コースの締めを飾る2品は、どちらも“濃厚な蟹味噌をどう楽しむか”というテーマに対する異なる答となる一皿。それぞれがまったく異なるアプローチで、旬ならではの余韻を描き切っています。
上海蟹味噌あんかけリングイネは、中華×イタリアンの優美なクロスオーバー。まず驚かされるのは、中華の締めに“リングイネ”というパスタを採用している点。もちっとしたリングイネは中華麺よりも幅があり、ソースを受け止める力が強い。その特性を生かすために、麺そのものに軽く塩ダレがしみ込ませてあるという凝った仕立てで、シェフの狙いが明確に伝わる一皿です。上海蟹味噌あんかけは、濃厚ながら塩味は控えめ、舌に残る余韻が長く、最後の皿に相応しい風格があります。

鮑と上海蟹味噌入りあんかけ焼きチャーハンは、中華の王道技が光る、深みと温もりの締め御飯。ベースはふんわり香ばしい卵チャーハン。これに上海蟹味噌の旨味をまとわせたとろみ餡をかけることで、「炒め・香り・コク・とろみ」がひと皿に完結する贅沢な構成です。

特筆すべきは6時間かけて醤油とオイスターソースで煮込んだ鮑。旨味が深く、噛むほどにじんわり染み出す“中華の鮑”。焼きチャーハンの香ばしさに、鮑のコク、上海蟹味噌餡の濃厚な風味。三者がひと口ごとに重なり合い、食べ進めるほどに温かさと満足感が広がります。
・生姜風味の豆乳プリン

杏仁豆腐ではなく“豆乳プリン”を選ぶのが、チャイナシャドーらしい独自のスタイル。
なめらかな豆乳プリンに、生姜を効かせた砂糖水がやさしい温度差と香りのアクセントを添えます。
盛り付けには秋冬を象徴するもみじをあしらい、栗と合わせることで季節感を凛と感じさせる一皿に。フルーツは マスカット・柿・梨 の三種をバランスよく配し、口に運ぶたびに瑞々しさと香りが移ろう、まるで“小さな果実の三重奏”のような構成です。
控えめな甘さと生姜の穏やかな余韻。贅沢な上海蟹コースの締めにふさわしい、軽やかで記憶に残るデザートです。
「チャイナシャドー」の上海蟹コースは、味・香り・食感の組み立てが緻密な物語性を持つ構成。東京を一望する非日常空間で、旬の上海蟹をあらゆる角度から堪能できる、完成度の高い美食体験をぜひお試しください。

■中国料理「チャイナシャドー」朱色に輝く艶やかな上海蟹を味わいつくす美食の饗宴
期間:2025年11月1日(土)~12月25日(木)
ストリングスホテル東京インターコンチネンタルの中国料理「チャイナシャドー」では、オーセンティックな広東料理をベースにモダンなエッセンスを掛け合わせ、旬の味覚を引き立てる口福体験をご提供しております。
11月より期間限定でご用意するのは、毎年人気の高い上海蟹のフルコース。
中国で秋の風物詩とも言われる上海蟹は、ほんのり甘く凝縮された旨味の蟹身と、たっぷり詰まった濃厚な蟹味噌の絶妙なバランスが魅力です。冬眠に備え栄養を蓄えるこの時期が一番の食べ頃と言われ、近年では世界中の美食家を魅了しています。
料理長安藤の食材へのこだわりと革新的かつ繊細な匠の技が引き出す、芳醇で力強い上海蟹の味わいを品川上空のパノラマビューとともに心ゆくまでご堪能ください。
上海蟹ディナーコース:
香ばしいミルク揚げやライスコロッケなど、多彩な前菜に始まり、焼売や小籠包にも上海蟹を使いこの季節だけの特別な味わいに。信州プレミアム牛や沖縄県産スジアラなど、旬の食材と上海蟹味噌の豊かな風味が織りなす贅沢な一皿をチャイナシャドースタイルでお届けします。〆には、鮑と上海蟹味噌入りあんかけ焼きチャーハンもおすすめ。旬の贅沢な味わいを余すことなく詰め込んだ、冬の口福ディナーコースをご堪能いただけます。
<メニュー>
上海蟹入りミルク揚げ・上海蟹ライスコロッケ・ごま豆腐 上海蟹醬 上海蟹醬添え揚げワンタン・上海蟹味噌入りタルトグラタン
上海蟹あんかけ焼売・上海蟹の小籠包・上海蟹入り春巻き・腸粉の上海蟹味噌炒め
上海蟹の甲羅蒸し
手長海老の炒め 柿の天ぷらと特製上海蟹醬を添えて
沖縄県産”スジアラ”と豆腐の上海蟹味噌煮込み
お好きなメインディッシュをお選びください。
信州プレミアム牛サーロイン 上海蟹味噌ミルクパンを添えて
または
信州プレミアム牛フィレ肉 上海蟹味噌ミルクパンを添えて(追加料金¥1,650)
上海蟹味噌あんかけリングイネ
または
鮑と上海蟹味噌入りあんかけ焼きチャーハン(追加料金¥880)
生姜風味の豆乳プリン
ご予約・お問い合わせ:
レストラン予約
TEL: 03-5783-1258(10:00~20:00)

<中国料理「チャイナシャドー」料理長 安藤秀和>

幼少の頃から料理をすることが好きで、食べ親しんだ中華の料理人を目指し、キャリアをスタート。 これまでに、中華の名店「聘珍樓」やヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル 中国料理「驊騮(カリュウ)」にて計20年以上研鑽を積み、会員制リゾートホテル内の中国料理レストランでは副料理長を務める。2020年8月よりストリングスホテル東京インターコンチネンタル「チャイナシャドー」料理長として就任
■ ストリングスホテル東京インターコンチネンタルについて
東京・品川駅港南口直結のラグジュアリーホテル。インターコンチネンタルホテルズ&リゾーツのひとつとして、お客さまひとりひとりに合わせたきめ細かなサービスにと心のこもったおもてなしで、他にはない優雅で心地よいホテル体験をご提供します。利便性が高くエレガントな194の客室、活気溢れる4つのレストランとカフェ&バー、東京屈指の眺望を誇るクラブインターコンチネンタルラウンジ、様々な用途にご利用いただける宴会施設など充実した施設を備えています。「Tokyo, personally orchestrated. 一人ひとりのゲストに奏でる、東京という音色」のホテルコンセプトのもと、洗練されたトラベラーたちが集い、都会の旋律に心地よく身をゆだねる場所として、多くのゲストをお迎えしています。
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