東京・日比谷に位置するザ・ペニンシュラ東京は、「フォーブス・トラベルガイド」で10年連続5つ星を獲得している、まさに日本を代表するラグジュアリーホテルです。皇居外苑と日比谷公園の豊かな自然に囲まれながら、銀座まで徒歩圏内という抜群の立地。都心にいながら静けさと洗練を同時に味わえる、まさに都会のオアシスです。

和とモダンが融合する上質な空間

ザ・ペニンシュラ東京の客室は、日本の美意識を感じさせる「和」のテイストと、コンテンポラリーなデザインが融合した空間。全室に自然光が差し込み、静かで落ち着いた雰囲気の中、都会の喧騒を忘れてゆったりと過ごすことができます。ビジネスはもちろん、大切な記念日やご褒美ステイにも最適です。
充実のダイニング体験
ホテル内のレストランも見逃せません。
ザ・ロビー:定番のアフタヌーンティーが楽しめる開放的な空間
ヘイフンテラス:伝統と革新を融合した本格広東料理
Peter(ピーター):24階からの絶景とともに楽しむモダンフレンチ
どのレストランも、料理はもちろんサービスにも定評があり、特別なひとときを演出してくれます。
アクセス抜群の立地
日比谷駅直結という利便性も魅力。徒歩圏には東京駅や銀座、有楽町エリア、日生劇場、東京宝塚劇場、出光美術館(長期休館中)などもあり、観光にもビジネスにも最適です。ショッピングからアート鑑賞、グルメまで、多彩な東京の魅力を満喫できます。
世界が認めたホスピタリティ

香港に誕生したペニンシュラは、世界中の旅行者を魅了するホスピタリティの象徴。その日本拠点であるザ・ペニンシュラ東京は、「東京のベストホテル(Travel + Leisure)」、「ベストホテルスパ(World Spa Awards)」など、数々の受賞歴を誇ります。
宿泊・レストラン・スパ・イベント・ウェディングなど、どのシーンでも「ザ・ペニンシュラ・スタンダード」が息づいており、一流のサービスとおもてなしが期待できます。
館内アート|1,000点以上の作品が生む“静かなる刺激”

館内に足を踏み入れた瞬間から、アートの存在感が静かに、しかし確かに感じられるのがザ・ペニンシュラ東京の大きな魅力です。特に印象的なのが、ホテルの中心に位置する「ザ・ロビー」に飾られた竹のオブジェ、
「臥龍の門 ~トッキーここにいる~」
現代いけばな作家・濱恵泉(はま けいせん)氏による作品で、竹の裏面というユニークな素材使いが特徴的。龍が宇宙を守る姿を表現したこの作品は、荘厳でありながらも自然の温もりを感じさせ、訪れる人に安らぎと深い思索をもたらします。
ホテル全体では約90名のアーティストによる1,000点以上のアート・デザイン作品を展示。その約9割が日本人作家によるもので、現代アート、工芸、彫刻など、ジャンルも多岐にわたります。
まさに「泊まれるアートギャラリー」とも言える空間で、日本文化の深みと現代的感性を同時に味わえる貴重な体験ができるのです。
「ヘイフンテラス」で味わう、本場香港スタイルの広東料理

東京・日比谷に位置するザ・ペニンシュラ東京の2階。そこに広がるのは、日本にいながら本場香港の味と美意識を体感できる、ラグジュアリーな広東料理レストラン——「ヘイフンテラス」です。ザ・ペニンシュラ香港の中国料理「スプリングムーン(嘉麟樓)」の姉妹店として本格的な広東料理とサービスを提供いたします。日本人向けに味を特別にアレンジするのではなく、食材そのものの味を最高に生かした状態でお出しする香港スタイルを貫きながら、日本の四季折々の食材を取り入れた「ヘイフンテラス」ならではの味にこだわりを持っています。
蘇州の庭園を思わせる、アートのような空間
「ヘイフンテラス」の扉を開けると、まず圧倒されるのはその空間美。
中国・蘇州にある世界文化遺産の庭園をモチーフに、香港出身のデザイナーヘンリー・リュン氏が手がけたインテリアは、まさに“異国情緒”と“和の静けさ”が共存する芸術的な世界です。
中国・江蘇省の蘇州の庭園様式をテーマとしたスタイリッシュな空間「ヘイフンテラス」

ザ・ペニンシュラ東京2階に位置する「ヘイフンテラス」は、香港人デザイナー、ヘンリー・リュンによる中国・江蘇省の蘇州の庭園様式をテーマとしたスタイリッシュな空間です。晴海通りや日比谷通りに面した窓から先が差し込むダイニングスペースのほか、2名様用のセミプライベートのテーブル、3つのプライベートダイニングルームとシェフズテーブルをご用意しております。
蘇州の庭園を思わせる、アートのような個室空間

「ヘイフンテラス」の個室は、中国・蘇州の伝統的な庭園様式を取り入れたアジアとモダンの融合が感じられる、非日常的な空間です。
空間設計は香港人デザイナーのヘンリー・リュン氏によるもので、繊細な意匠が随所に光ります。
3つの個室と1つのシェフズテーブル:
個室①:6名様まで
個室②:6名様まで
個室③:12名様まで(小規模会食や家族利用に最適)
シェフズテーブル:シェフの技を間近で楽しめるライブ感ある空間(要予約)
各個室には格子や彫刻が施された木製の仕切り、伝統的な中国絵画や装飾がさりげなく配され、上品で温かみのある空間を形成しています。外の喧騒から完全に切り離されたような静寂と洗練がそこにはあります。ヘイフンテラスの個室は、接待やビジネスランチ・ディナーにはもちろん、ご家族のお祝いごと、結納、顔合わせ、記念日ディナーにも理想的です。
特筆すべきは、ホテルスタッフによるきめ細やかなプライベート対応。個室専任のサービススタッフがつき、料理の進行や飲み物のタイミング、温度管理まで丁寧に配慮してくれます。ヘイフンテラスの個室は、ただ「食事をする場所」ではなく、文化・芸術・料理がひとつになったプライベートギャラリーのような存在です。
本場香港の味を堪能しながら、日本では出会えない空間美に浸る。そんな大人のための贅沢な時間を過ごすには、これ以上ない場所と言えるでしょう。
ヘイフンテラスにて最も人気があるディナーコース「プレミアムディナー」を体験してきましたので、レポートいたします。
■半島佳餚晚宴
プレミアムディナー
Premium Dinner
ヘイフンテラス 特製アミューズ
~「自家製XO醤」「自家製の豆板醤」「胡桃の飴炊き」~

中上:胡桃の飴炊き、左下:自家製の豆板醤、右下:自家製XO醤
コースが始まる前に「自家製XO醤」「自家製の豆板醤」「胡桃の飴炊き」の3品が提供されます。「自家製XO醤」「自家製の豆板醤」は料理の味にアクセントをつけるために用いるのがヘイフンテラス流。
自家製XO醤は、1980年代にザ・ペニンシュラ香港が生み出した高級調味料。その名の由来は「X.O.(エクストラ・オールド)=最高級」の意。干し貝柱や干し海老、唐辛子などを贅沢に使用し、深い旨味と香り高さが特徴です。
ヘイフンテラスでは、この伝統を受け継ぎつつ、日本人の舌に馴染むよう繊細にアレンジ。辛さは控えめ、代わりに干し貝柱の上品な甘みと旨味がしっかりと際立ち、食材の質の高さを存分に感じさせてくれます。白いご飯に乗せても、点心に添えても、そのままお酒の肴としても楽しめる万能選手。まさに“食卓の宝石”とも呼びたくなる逸品です。
自家製豆板醤は、奥深い発酵のコクと香り。料理の表情が一変する名脇役。四川料理には欠かせない豆板醤を、ヘイフンテラスが手間をかけて丁寧に仕上げた自家製バージョン。通常の豆板醤に比べ、塩味や辛味は控えめで、その分、豆のコクと発酵の奥行きが引き立っています。
胡桃の飴炊きは、甘さ、香ばしさ、カリッと軽やか──癖になる大人のスイーツ。ひと口食べた瞬間、誰もが「止まらない」と口を揃えるのがこの胡桃の飴炊き。丁寧に飴でコーティングされたくるみに胡麻をふんだんにまぶし、外はパリッと中はしっとり。くるみの自然な渋みと砂糖の優しい甘みが絶妙なバランスを生み出しています。この胡桃は、ヘイフンテラスでも密かにファンの多い“隠れた名品”。食事前に提供されるものの、帰りにお土産として持ち帰る方も多く、事前予約して購入する方もいるほどの人気ぶりです。
・廣東燒味拼盤
広東式焼き物前菜盛り合わせ
Cantonese Barbecued Appetizers

東京・日比谷、ザ・ペニンシュラ東京2階にある広東料理の名店「ヘイフンテラス」。ディナーコースの幕開けを飾るのが、こちらの「廣東燒味拼盤(Cantonese Barbecued Appetizers)」。見た目の美しさ、食材の多彩さ、そして一品一品の完成度に思わず息を呑む、“前菜の域を超えた前菜”です。
クラゲの冷製は、心地よいコリコリとした食感が際立ち、優しい酸味と香り豊かな胡麻油が絶妙。上に乗ったキャビアとトマトピューレが彩りを添え、前菜としてのインパクトも十分です。

クラゲの冷製
落花生の香料煮は、殻付きの落花生を五香粉や紹興酒でじっくり煮込んだ広東定番の小品。ホクホクとした食感とともに広がるスパイシーで甘じょっぱい風味は、まるで“噛むアロマ”。日本ではまだ馴染みが少ない味ながら、一度食べると虜になる不思議な魅力があります。

左から中国式ソーセージ、窯焼きチャーシュー、ローストダックの窯焼き
美しくスライスされた中国式ソーセージは、凝縮された肉の甘みが特徴。砂糖と醤油で甘辛く味付けされており、懐かしさも感じられます。広東料理の真骨頂ともいえる吊るし窯焼きチャーシューは、香ばしく、しっとりとジューシー。表面のカラメリゼがまるで照り焼きのように輝き、甘さと旨味、肉の柔らかさが高次元で融合しています。ローストダックの窯焼きの皮目はパリパリに焼き上げられ、身は驚くほどジューシー。噛むほどに香ばしさと旨味が広がり、ワインや中国茶との相性も抜群。
広東式焼き物前菜盛り合わせは、広東料理の世界を縮図のように凝縮した一皿。火入れ、漬け込み、発酵といった職人の技が、7〜8種類の料理を通して一度に味わえる贅沢な体験。広東料理を深く知りたい方にこそ、ぜひ味わっていただきたい逸品です。
・猴頭菇梨子豬排骨燉螺頭鮑魚湯
乾燥ツブ貝と山伏茸 梨 豚スペアリブ 鮑入り 金華ハム蒸しスープ
Double-Boiled Kinka Ham Soup, Dried Whelk, Lion’s Mane Mushroom, Japanese Pear, Pork Sparerib, Abalone

ザ・ペニンシュラ東京「ヘイフンテラス」で味わえる、広東料理の奥深さを象徴する一杯──それがこちらの「猴頭菇梨子豬排骨燉螺頭鮑魚湯(乾燥ツブ貝と山伏茸、梨、豚スペアリブ、鮑入り 金華ハム蒸しスープ)」です。
自然の恵みと職人技が織りなす、“養生スープ”で広東料理の伝統を受け継ぎながらも、和の食材や日本の四季に寄り添ったヘイフンテラスならではシグネチャースープ。スープは金華ハムをベースに、乾燥ツブ貝(螺頭)、山伏茸(猴頭菇)、鮑、豚スペアリブ、日本梨といった、滋養豊かな素材を贅沢に使用。具材とともに器ごと丁寧に蒸して仕上げる「蒸しスープ」。まろやかで澄んだ味わいが特徴です。
スープの出汁には、中国料理を代表する高級食材「金華ハム」を使用。その旨味がじっくりと引き出されており、口に含んだ瞬間、まるで“滋味の爆弾”のような風味が広がります。塩気は穏やかで、後味は驚くほどクリーン。鮑(アワビ)は、やわらかく、適度な歯ごたえを残したアワビがごろんと入っており、贅沢感を一気に高めてくれます。繊細な旨味がスープにやさしく寄り添います。豚スペアリブは、ほろほろと崩れるほど柔らかく煮込まれた豚肉は、脂が程よく落ち、スープとの一体感が見事。骨付きならではのコクがスープに深みを与えています。
スープの魅力のひとつは、季節によって使用する具材が変化すること。
旬の素材が加わることで、毎回異なる味わいと香りが楽しめ、リピーターにとっても飽きることがありません。
・翡翠醪糟藤椒醤炒白果魷魚
長崎県産アオリイカと銀杏 紫蘇青山椒醤炒め
Wok-Fried Nagasaki Bigfin Reef Squid and Ginkgo Nut, Shiso-Sichuan Pepper Sauce

シンプルな見た目に反し、一口でその奥深さが伝わる、静かな感動を呼ぶ一皿。主役のアオリイカは長崎県産。繊細な鹿の子切りが施され、やわらかな口当たりの中にも心地よい弾力を感じさせます。火入れは見事で、イカの甘みが最大限に引き出されています。
合わせるのは、香り豊かな「紫蘇青山椒醤(しそ・せいざんしょう・じゃん)」。紫蘇の爽やかさと青山椒の清涼感ある“しびれ”が、口の中で静かに花開き、イカの旨味を一層引き立てます。アスパラガス、白きくらげ、銀杏、クコの実といった薬膳食材が絶妙に配され、味だけでなく食感や彩りにも気が配られた構成。広東料理の“食養生”の精神が細部から感じられます。
また、卓上に用意された自家製のXO醤や豆板醤を加えることで、自分好みの味にカスタマイズする楽しさも。味を重ねることで印象が変わり、まるで同じ料理に新しい表情が現れるよう。派手さは控えめですが、その静けさの中に料理人の技術と食材への敬意が確かに宿っており、記憶に残る一品となっていました。
・松露汁荔蓉珍菌盒配黑松露炒赤城牛柳
秋のマッシュルーム入り安納芋の衣揚げ 黒トリュフソース
赤城牛フィレ肉 黒トリュフ炒め 蕪の岩塩焼き添え
Deep-Fried Annou Sweet Potato and Autumn Mushroom, Black Truffle Sauce
Wok-Fried Akagi Beef Tenderloin with Black Truffle, Rock Salt Roasted Turnip

「松露汁荔蓉珍菌盒配黑松露炒赤城牛柳」は、赤城牛フィレ肉の黒トリュフ炒めと、秋のマッシュルームを包んだ安納芋の衣揚げのコンビネーションとなります。まず目を引くのは、しっとりとした輝きを放つ赤城牛フィレ肉。火入れは完璧で、ナイフがすっと通るほど柔らかく、噛むたびに赤身の旨味がじわりと広がります。

赤城牛フィレ肉の黒トリュフ炒め
そこに合わせるのは、芳醇な香りをまとった黒トリュフソース。過剰になりすぎず、肉の旨味を引き立てるようにコクと香りを纏わせたソースは、まさにシェフのセンスが光る仕上がりです。
添えられた蕪の岩塩焼きが、ほっくりとした甘みで全体を優しく中和。食べ進めるごとに、重くならず、むしろ心地よい余韻が残るバランス感も秀逸です。
もう一つの主役が、秋のマッシュルーム入り 安納芋の衣揚げ。ころんとした丸いフォルムは、まるで落ち葉に包まれた“秋の恵み”そのもの。衣の中には、甘くねっとりとした安納芋と、旨味たっぷりの平茸などの秋のきのこが詰まっており、外はサクッと、中はとろりとした理想的なコントラスト。

秋のマッシュルーム入り安納芋の衣揚げ 黒トリュフソース
さらに目を引くのは、揚げられた“葉”と“稲穂”のデザイン。葉は薄くスライスしたジャガイモで仕立てられており、パリッと香ばしい食感がアクセントに。稲穂も実は揚げてあり、食べられる飾りとして“秋の訪れ”を感じさせてくれます。すべてがひと皿の中で調和し、“食べるアート”のような体験を生み出していました。
・砂鍋銀針栗子瑤柱撈飯
コニッシュジャックのヒレ入り干し貝柱と栗の土鍋焼きご飯
Conpoy and Chestnut Clay Pot Rice with Cornish Jack Fin

テーブルに運ばれてくると、まずは土鍋から立ち上る香りに心を奪われます。香ばしく炊き上げられたご飯には、ほぐされた干し貝柱が混ぜ込まれており、深みのある旨味が米粒一つ一つにしっかりと染み込んでいます。
上にのせられた北海道産の大ぶりホタテは、しっとりとした火入れで柔らかく、噛むたびに貝柱の甘みと塩気が口の中に広がります。秋らしい栗のほくほく感も加わり、まさに季節の恵みを感じさせる優しい味わい。
土鍋ご飯の大きな特徴は、仕上げに添えられるオレンジ色の特製ソース。ソースには、「コニッシュジャック」という白身魚のヒレが使われています。コニッシュジャックのヒレは、ゼラチン質が豊富で、食感はフカヒレに酷似。味わいは淡泊でクセがなく、ソースとしてご飯に絡めることで、全体にまろやかさとコクが加わります。
実は、ザ・ペニンシュラホテルズでは2012年以降、フカヒレの提供を全面停止。これは環境保護と持続可能な食材調達のための取り組みであり、その代替として注目されているのが“コニッシュジャック”となります。料理の美味しさを守りつつ、地球にも配慮する。確固としたペニンシュラの理念が、一皿に込められています。
土鍋ご飯のパリッとした“おこげ”に、ほろほろとした干し貝柱、ホタテの甘み、栗の滋味、そしてフカヒレに代わるコニッシュジャックのなめらかなソース。それぞれが重なり合い、噛むたびに味の層が深まるような複雑な美味しさを楽しめる一皿でした。
・雪梨焗奶黃西米布甸 配手工甜點
洋梨とタピオカ入りクレームブリュレ
中国菓子
Pear and Tapioca Pearl Crème Brûlée
Chinese Petit Fours

左から中国菓子、洋梨とタピオカ入りクレームブリュレ
ザ・ペニンシュラ東京「ヘイフンテラス」のディナーコースの最後を飾るのは、繊細で奥深い甘さが魅力のデザートたち。中華の枠を超えて、西洋と東洋の感性が絶妙に融合した「洋梨とタピオカ入りクレームブリュレ」、そして伝統を重んじた中国菓子のコンビネーションです。
洋梨とタピオカ入り クレームブリュレは、中華の要素を取り入れた一品ながら、口に入れるとまるでフランス菓子のような滑らかな食感。なめらかなカスタードクリームに、タピオカパールがぷちぷちと心地よい食感のアクセントを加えます。カラメルのパリッとした香ばしさと、タピオカのもちもち感。まるで西洋と東洋が一皿の中で調和しているような美しさがあります。
クレームブリュレと一緒に提供されるのが沖縄県多良間島産の黒糖を使用した中国風カステラ。しっとりとした食感で、ふわっと広がる黒糖のコクが特徴的。派手さはないものの、滋味深く、どこか懐かしさを感じさせてくれる味わいです。黒糖のほのかな苦味と、優しい甘み。最後にお茶と一緒にいただくと、口の中がすっと落ち着くような心地よさがありました。
DRINK SELECTION

ザ・ペニンシュラ東京の「ヘイフンテラス」は、選び抜かれた中国茶を筆頭に、食事をより一層引き立てる上質なドリンクサービスで知られています。伝統的な広東料理とのペアリングを追求したラインナップは、食通をもうならせる奥深さがあります。ヘイフンテラスのドリンクサービスで特筆すべきは、専門のティーマスターが厳選した多種多様な中国茶です。烏龍茶、緑茶、プーアル茶など、中国各地の高品質な茶葉を取り揃えています。
・ザ・ペニンシュラ シャンパン
ドゥーツ ブリュット N.V.
The Peninsula Champagne By Deutz Brut N.V.

1838年創業の老舗メゾン、ドゥーツ社が特別にブレンドした、ザ・ペニンシュラホテルズのオリジナルシャンパンです。 シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3品種をブレンドし、エレガントでバランスの取れた味わいがで料理を華やかに彩ります。食前酒としてはもちろん、前菜から魚料理、点心など幅広い中国料理との相性も抜群で、祝宴の席を一層特別なものにします。
伝統的なシャンパーニュ製法に基づき、長期熟成を経て生み出される泡立ちは繊細で、口当たりは非常に滑らかです。
ザ・ペニンシュラホテルズのオリジナルシャンパン「ザ・ペニンシュラ シャンパン ドゥーツ ブリュット N.V.」は、お土産としても大変好評を得ています。1838年創業の歴史あるメゾン、ドゥーツ社がザ・ペニンシュラホテルズのために特別にブレンドしたオリジナルシャンパンであり、他では手に入らない希少価値があります。この「限定品」という特別感が、お土産としての魅力を高めています。
・ヘイフンテラス ハイボール
Hei Fung Terrace High Ball

ザ・ペニンシュラ東京の中国料理「ヘイフンテラス」が提供する「ヘイフンテラス ハイボール」は、伝統的な紹興酒をベースにした、中華料理との相性抜群のオリジナルカクテルです。その特徴は、紹興酒が持つ独特の風味と、お好みで加えられる梅による味の変化にあります。
紹興酒特有の熟成された香りと、まろやかなコクがソーダで割られることで、すっきりとしながらも深みのある味わいを生み出します。紹興酒由来の豊富なアミノ酸は、肉料理などの消化を助け、中華料理の濃厚な味わいをより一層引き立てる食中酒として最適です。
・ホウオウタンソウ
Chaoan Phoenix Mout Shu Xian

中国広東省にある鳳凰山で栽培されている、希少な烏龍茶です。鳳凰単叢(ほうおうたんそう)は、まるで花や果物のような独特の香りと奥深い味わいが特徴。 すっきりとした飲み口のなかに、品種ごとに異なる個性豊かな香りが広がります。
・花茶:ジャスミン工芸茶
Flower Blossom Art Jasmine Tea

花茶:ジャスミン工芸茶 (Flower Blossom Art Jasmine Tea)は、緑茶の茶葉とジャスミンの花を熟練の職人が精巧に束ね上げた、まさに工芸品のようなお茶です。お湯を注ぐと、球状に束ねられた茶葉の中から、まるで魔法のようにゆっくりとジャスミンの花が開き始め、その美しい様子は目でも楽しませてくれます。緑茶の茶葉に丁寧にジャスミンの香りを移しており、華やかで上品な香りがふわりと広がり、緑茶特有のすっきりとした味わいとの絶妙なハーモニーを堪能できます。食後のデザートとともに、あるいは午後のゆったりとしたひとときに、五感で楽しむ至福のティータイムを演出する、ヘイフンテラスならではの特別な一杯です。
■伝統的な広東料理
ヘイフンテラス

皇居外苑を見渡すザ・ペニンシュラ東京の2階に位置する「ヘイフンテラス」。店名は“鳳凰が飛び立つテラス”を意味し、その名の通り、中国・蘇州の古典庭園をイメージした優美な空間が広がる。
香港の「スプリングムーン」の姉妹店として、古くから受け継がれてきた伝統的な技法による本格広東料理を提供している。日本の四季折々の厳選食材をふんだんに使い、素材本来の旨味を引き出すようシンプルに調理されているのが特徴。シェフが腕を振るうダイナミックな調理風景を目の前で楽しめるシェフズテーブルや、接待や会食に最適な個室も完備。異国情緒あふれる空間で、珠玉の広東料理とともに特別なひとときを過ごせます。
また、ビジネスの接待やプライベートなお集まりに最適な、プライベートルームを4部屋ご用意しております。
営業時間
ランチ
月ー土 11:30 – 14:30(LO 14:00)
日・祝 11:00 – 14:30(LO 14:00)
ディナー
17:30 – 22:00(LO 21:00)
電話
03 6270 2888
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■ザ・ペニンシュラ東京

皇居外苑と日比谷公園の緑に面し、銀座や丸の内にも程近い絶好のロケーションに位置するラグジュアリーホテル、ザ・ペニンシュラ東京。
2007年の開業以来、香港に端を発する伝統的なおもてなしと、日本の美意識が融合した特別な空間を提供しています。全302室のゆとりある客室は、温かみのあるアースカラーや木材、漆などの日本的な要素を取り入れたエレガントなデザインが特徴で、客室からは四季折々の景色や煌めく夜景を一望できます。館内には、個性豊かな8つのレストラン&バー、心身を癒す「ザ・ペニンシュラ スパ&ウェルネスセンター」、フィットネスセンター、プールなどを完備。ゲストのあらゆるニーズに応えるきめ細やかなサービスと、上質な施設で、忘れられない滞在を演出します。



