土曜深夜の『真夜中ドラマ』枠で、7月10日(土)から『ホメられたい僕の妄想ごはん』がスタートする。このドラマは、平日はサラリーマン、週末はバンドマンでベーシストとして奮闘する男性の日常を描くというもの。生真面目でこだわりが強く、人間関係が不器用ゆえ女性にモテない主人公・和田理生(まさお)を高杉真宙が演じる。原案は、休日課長(ゲスの極み乙女。)のレシピ本『ホメられるとまた作りたくなる!妄想ごはん』ということもあり、ミュージックビデオ風の演出もプラスされた高杉真宙の調理シーンも見ものだ。
そんな真夜中ドラマ「ホメられたい僕の妄想ごはん」の記者会見が7/5(月)オンラインで行われ主演の和田理生役を務める高杉真宙と原案本「ホメられるとまた作りたくなる!妄想ごはん」(マガジンハウス刊)の著者、休日課長(ゲスの極み乙女。)が登壇した。
記者会見インタビュー
Q.休日課長さん役を演じたことの感想を教えてください。
高杉「素敵な台本でおもしろいです。ベースや料理と、今回は挑戦なことが多いので緊張していました。第1話を見て、さらにその後の話数の撮影をがんばろうと思える作品になっていて、完成がまた楽しみになりました。」
©「妄想ごはん」製作委員会
Q.印象に残っているシーンやエピソードはありますか?
高杉「料理シーンですかね。たくさんの撮影があるんですが、毎回“マンションの日”と呼ばれている日があって。それは、調理して女性に料理を食べてもらったけどそれが妄想だった、そしていなくなったあとに鮎川智子さん(小野花梨)と電話する、という一連の流れを撮影する日を指すんですが、その日が濃密で。材料を切っている時でも、どんなシーンになっているのかが本当にわからないまま撮影しているので、それがまた楽しみになっています。」
©「妄想ごはん」製作委員会
Q.休日課長さんは、ご自身の著書がドラマ化すると聞いたときどう思いましたか?
休日課長「僕はドラマ見るのが大好きなので『こんなこんな夢が叶うんだ!』という。全く想像していなかったので、純粋に驚きました。本当に、彼女がいなくてよかったなと思いました(笑)。」
Q.楽しみにしているポイントはありますか?
休日課長「ミュージックビデオ風の調理シーンですね。初めは字面だけ見たり話だけ聞いていたんですが、第1話を見てこういうことをするのか、と感じました。それに僕が普段やっている『ichikoro』というバンドの音楽が使われているんですが、すごくうまく使われていたので、2話、3話も期待しています。」
©「妄想ごはん」製作委員会
Q.ドラマで調理シーンを撮影するにあたり、調理の所作や習得できた事はありますか?
高杉「撮影にあたって1カ月半ほど練習させていただいたんですが、まず練習は野菜の切り方や包丁の使い方から始まりました。とくに野菜の切り方はひたすら練習して、今では長ネギのみじん切りが楽しくなりました。それに、撮影中の料理が意外と食べられる日と食べられない日があって、最近では食べられない日に『食べたかったな…』思った時は、帰ってから自分で作ったりしています。」
休日課長「僕は料理を本当に習うことなく我流で来たので、僕も習いたかったですね。羨ましいです。楽器を弾くシーンも上手で、改めてすごい人なんだな思いました。ちょっとジェラシーを感じています(笑)。」
©「妄想ごはん」製作委員会
Q.最近作った料理の中で、美味しかった料理を教えてください。
高杉「ドラマの中でナポリタンを作るシーンがあるんですが、その時にナポリタンが食べられなかったんですよ。だから、どうしても食べたくて、休日課長さんのレシピ本を見てナポリタンを家で作ったんですが、本当にとても美味しくて驚きました。求めていた味が、簡単に作れて感動しました。」
休日課長「本を書いてよかった!うれしいですね。僕は、ちゃんMARI(ゲスの極み乙女。)が自分の家で育てたというズッキーニをくれたんですが、それに衣をつけてカラアゲにして、塩と山椒とブラックペッパーで食べました。無限に食べられましたね。」
©「妄想ごはん」製作委員会
Q.役柄とご自身、性格で重なるところはありますか?
高杉「料理もベースも初めてですし、意外と妄想もしないので、どこが似てるだろうと考えたんですが、理生さんは自信がないなっていう感じがあるんですが、でもどこか少し自信過剰な部分があるというか。そこがすごく似ているなと思いました。理生さんにいちばん親近感を抱くのはそこですね。
あと、この台本を読んで一番衝撃だったのが『褒められたい』という言葉です。なにかやる上で原動力ってなんだろうって深堀りすると『褒められたい』なんですよね。だから、『褒められたい』というのもよく分かります。」
Q.毎回、妄想美女が出てきますが、その方々とのエピソードを教えてください。
高杉「理生さんに似ているところのひとつでもありますが、僕、初対面の女性とどう話せばいいかわからないんです。だから12話分で12人の女性の方と会う時は、毎回緊張しているんですよ。『何を話したらいいかな?』と。本当に誰か助けてくれないかな…と思って、まわりの人たちにも話しかけたりして乗り切っているんですが。でもひとつ決めていることがあって、第1話に登場した石田二コルさんは、結構お話をふってくださる方だったんですが、その時に『料理されるんですか?』『普段、楽器はやられているんですか?』と聞いてくださったんです。だから僕も、今後は相手にその2つを聞こうと思って、全員に聞いています(笑)。だからテーブルに座って面と向かって話している僕を、『緊張して話してるんだろうな、あの2つの質問をしたんだろうな』と思って見てもらえたら(笑)。」
©「妄想ごはん」製作委員会
Q.最後に視聴者の皆さんへメッセージを!
休日課長「このたびは、僕のレシピ本がドラマ化されるという奇跡的なことが起き、主題歌も僕がやってるDADARAYというバンドで、ボーカルのREISが作詞して、えつこと川谷(絵音)がプロデューサーという感じなんですが、僕の中では人生で大きなターニングポイントになっていると思うので、ぜひ主題歌も楽しんでもらえたらと思います。あと高杉さんは最高です!」
高杉「料理✕音楽でミュージックビデオみたいなドラマになっているのが想像つかないと思うんですが、そのとおりのドラマになっていると言うか、自分がひとつも予想していなかったドラマに仕上がりました。音楽の入り方や料理シーンの空間、編集、そのひとつひとつが作品の魅力になっていると思います。楽しみに待っていただける分、楽しんでもらえるのではないかなと思います。僕も、和田理生さんを演じることができて最高です!」
第1話 あらすじ
急遽、取引先の対応に追われ、ライブの準備に遅れてしまった和田理生(高杉真宙)。ライブハウスでの本番中、客席にいた謎の美女(石田ニコル)に目を奪われ…。
仕事にライブにと、疲れ果てた理生。「こんな日こそ、ちゃんとしたご飯が食べたい」と行きつけのスーパーで塩こうじやサバ缶などを買い込む。この日の晩ご飯は、お手軽に作れるサバの炊き込みご飯と豚汁。理生が「えらいね、きちんと自炊して」「疲れているからこそだよ」と、一人二役で架空の彼女を相手に盛り上がっている中、「いつまで待たせるのよ」と女性の声が。驚いて振り返ると、 ライブハウスに来ていた謎の美女の姿が…。
©「妄想ごはん」製作委員会
番組情報
©「妄想ごはん」製作委員会
<番組名> 真夜中ドラマ「ホメられたい僕の妄想ごはん」
<放送日時> 2021年7月10日放送スタート
テレビ大阪 毎週土曜 深夜0:56~1:26
BSテレ東(BS7ch)/BSテレ東4K(4K7ch) 毎週土曜 深夜0:00~0:30
※NTTぷらら「ひかりTV」で1週間先行配信
<出演> 高杉真宙 他
<原案> 休日課長 「ホメられるとまた作りたくなる!妄想ごはん」(マガジンハウス刊)
<主題歌> DADARAY「Ordinary days」 作詞:REIS 作曲:川谷絵音・えつこ
<監督> 針生悠伺 佐藤竜憲 古川豪 かとうみさと
<脚本> あべ美佳 宮本武史 岸本鮎佳 古川豪 我人祥太
<編成/プロデュース> 岡本宏毅(テレビ大阪)
<プロデューサー> 与十田孝輔(テレビ大阪) 宮川宗生(ホリプロ)
<チーフプロデューサー> 金岡英司(テレビ大阪)
<話数> 30分×12本
<制作> テレビ大阪/ホリプロ
<製作著作> 「妄想ごはん」製作委員会
<番組HP> https://www.tv-osaka.co.jp/moso_gohan/
コメント