人気アイドルグループAKB48の柏木由紀が10月20日、日本武道館3days初日『MX まつり AKB48 62nd シングル「アイドルなんかじゃなかったら」発売記念コンサート～古参も新規も大集合！なんでもありのAKBでっせスペシャル～』公演で、グループからの卒業を発表した。
グループ最年長にして、在籍17年の現役スーパーアイドルがグループからの卒業を決断した。卒業コンサートを来年3月16日に開き、4月まで活動することも明らかにした。
(C)AKB48
元祖「神7（かみセブン）」（前田敦子、大島優子、篠田麻里子、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜、板野友美）ではなかったものの「ゆきりん」の愛称で親しまれてきた柏木由紀は、2006年12月にグループの3期生としてAKB48に加入。国民的超人気企画「選抜総選挙」で毎回一桁代に入るなど、グループを愛し支える中心的なメンバーとして大活躍してきた。
終演後、YouTube公式チャンネルを更新し、あらためてグループからの卒業を報告した。
本演中でのコメント全文は以下の通りとなります。
今回こういうね、歴史を振り返るコンサートをやろうと思ったのも、今こうして応援してくださってる方は、昔から応援してくださってたり、最近知ってくれてたり。でも、よく聞くのが、「昔AKBを見てて、ちょっと離れちゃったけど、最近また戻って来ました」みたいな声をよく聞くので、そういう方も含めて、いろんなたくさんの方に楽しんでもらえるコンサートにしたいなと思って、こういう企画をしてみました。
AKB48が重ねてきた歴史っていうのは、本当にこう、私たちにとってもね、すごく宝物ですし、これからも、すごく大切にしていきたいなと改めて思っています。それと同時に、今のAKB、これからのAKBっていうのを、皆さんにもっと知ってもらいたいですし、もっともっと好きになってもらえたらなっていうのが、すごく思うところで。
それと同時に、AKB48のみんなに、もっともっとね、これからを引っ張っていって、グループを大きくしていってほしいなと、改めてすごい思いました。
なので、私、柏木由紀はAKB48を卒業しようと思います。
そろそろかなと思ってた方も、メンバーもいたと思うんですけど、やっと卒業する決心がつきました。本当に今日もコンサートやってて、やっぱりAKBの一員でいる毎日があんまりにも楽しくて、本当に気がついたらずいぶん長いこと、後輩とか慕ってくれるメンバーとか、ファンの皆さんにも甘えてきてしまったなっていうのが本当に素直な気持ちです。
今まで卒業といえば、同期も先輩も後輩も卒業していくことが多くて、それを見送るたびに「私どうしようかな」「寂しいな」「不安だな」って何度も何度も思ったんですよ。でも、気がついたら周りの後輩たちことをすごく頼りにしている自分がいて、後輩というよりかはみんなのことを仲間だと思うし、同じチームメイトと呼べるような存在になってきているなと思います。
だからこそ、そんなみんなにこれからのAKBをもっともっと引っ張っていってほしいし、誰に遠慮することもなく、これからのAKBをみんなに思う存分楽しんで、作っていってほしいなと思いました。そして、そんなみんなに卒業を見届けてもらえたら、本当に私は幸せだなと思って、このタイミングで卒業を決めました。
卒業コンサートを（来年）3月16日土曜日に、ぴあアリーナでやらせていただくことになりました。たくさんの方に来ていただけたらと思います。そして、活動は4月中までの予定となります。約半年くらいありますが、AKBの一員として最後まで精一杯楽しんで、みんなともっともっと仲良くなって、AKB人生残り半年間、楽しんでいきたいと思いますので、皆さん温かい応援をどうぞ、よろしくお願いします。コンサートの時間中にありがとうございました。
長くいるとこんなにいい終わりがまだ終わってないんだけど（笑）。今のAKBで卒業したいというのは、本当に心から思っていることなので。皆さんにぜひ、最後までお付き合いいただけたらと思います。まだまだ張り切りますので、半年間大暴れしますので、よろしくお願いします。本当にありがとうございます。
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