韓国で大ヒットしたミュージカル「シデレウス」が、日本人キャストにより2022年6月に自由劇場で上演されることが決定した。
およそ2年間の準備期間を経て、2019年4月に韓国で初演を迎えた本作は、開幕後 「舞台、照明、映像の恍惚な三位一体」 「実際に宇宙の中にいるような感覚」 「皆が嘘を盲信する中、真実が言える人になれる勇気を与える作品」など、評論家や観客から好評を博した。その後、2020年8月に再演。同年10月に2カ月の延長公演を行い、本年、2022年7月26日〜10月16日に再び韓国で上演されることが決定している。また、日本公演と同時期の6月には中国人キャストによる上海公演も決定しておりアジア全域で話題のミュージカルだ。
今回、この話題のミュージカルに挑戦するのは、12人の出演者。物語の登場人物はガリレオ、ケプラー、マリアの3人。3人芝居構成の舞台が4チーム(クワトロ)編成にて回替わりで上演される。
有名な天文学者であり数学者でもあるガリレオ・ガリレイは、見知らぬ若き学者(ケプラー)からの手紙を受け危険な研究を始め宇宙の真実を求める。「ガリレオ」役には、ドラマやストレートプレイ、ミュージカルなど幅広く活躍している実力派俳優、石井一彰・鮎川太陽・井澤勇貴・財木琢磨。ドイツ出身の若い数学者でガリレオに研究を提案する 「ケプラー」役 には、小野塚勇人(劇団EXILE)・神永圭佑・吉田広大・少年T。安定した歌唱力と表現力で好評を得ているこの4人が演じる。ガリレオの娘 「マリア」役には石川由依・七木奏音・礒部花凜・富田麻帆が出演。ガリレオの娘であり修道女としての強靭な姿を4人が魅力的に演じる。様々な分野で活躍するキャスト陣が集まり、3人芝居をクワトロキャスト編成で上演され、4つのチームにはそれぞれ【オリオン】【ペガスス】【ペルセウス】【カシオペア】と星座の名前が付いているので、チームメンバーは要チェックだ。
ミュージカル「シデレウス」は、「常識」に捕らわれずに何かに打ち込むことは素晴らしい。そう生きていきたい!と願う人たちの背中を押してくれるような物語。全15曲のミュージカルナンバーで神秘的で幻想的な雰囲気を舞台上に作り出し、星明かりの浪漫と温かさが溢れる本作は、6月17日から6月30日まで東京竹芝「自由劇場」にて上演される。
あらすじ
「世界は急にガラッと かわったりしない、少しづつ今の常識を変更しつつ変わるのだ」
「真実と向き合ってこそ前進できる」
ガリレオとケプラーのメッセージは観る人の心に問います。
歴史上の実在の人物と実際の出来事に作家の想像力を加え、再構成した作品です。
■Story
修道女マリアは、父親のガリレオから自分の部屋に隠してある手紙を燃やしてほしいという、一通の手紙を受け取る。
その手紙の差出人は全てケプラーという聞き慣れない名前であった。
太陽が地球の周りを周回すると信じられていた1598年、数学者でイタリアの大学教授でもあるガリレオは、ドイツの数学者ケプラーから「宇宙の神秘」という一冊の本とともに宇宙への研究を提案される。
ガリレオは一度は断ったものの、粘り強いケプラーの説得により、彼の仮説が間違っていることを証明するための研究を行う。
そうした中、言及することさえもタブー視されていた「地動説」の論拠を示せば、
とんでもないこの仮説が正しいかも知れない・・・という結論を下すことになる。
公演概要
■公演タイトル :ミュージカル「シデレウス」
■公演日時 :2022年6月17日(金)~6月30日(木)16回公演予定
■会場 :自由劇場 (〒105-0022 東京都港区海岸1-10-53)
■作 / 作詞 :ペク・スンウ
■作曲 :イ・ユジョン
■キャスト(登場人物) ※三人芝居/クワトロキャスト編成
【ガリレオガリレイ】
石井一彰 / 鮎川太陽 / 井澤勇貴 / 財木琢磨
【ケプラー】
小野塚勇人(劇団EXILE) / 神永圭佑 / 吉田広大 / 少年T
【マリア】
石川由依 / 七木奏音 / 礒部花凜 / 富田麻帆
■日本版台本 / 演出 :田尾下 哲
■日本語翻訳 / 訳詞 :安田佑子
■音楽監督 :宮﨑 誠
■振付 :石岡貢二郎(K-Dance Nexus)
■歌唱指導 :今泉りえ
■アシスタントプロデューサー : 津幡未来
■プロデューサー : 石津美奈
■エグゼクティブプロデューサー : 家村昌典
■主催 / 企画 / 制作 :LDH JAPAN
■権利表記
BOOK & LYRICS BY SEUNGWOO BAEK
MUSIC & LYRICS BY YOUJEONG LEE
ORIGINAL PRODUCTION BY RANG Inc.
■公式HP :http://musical-sidereus.jp
■公式Twitter :@sidereus_jp
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