名古屋・栄を拠点に活動する SKE48のメンバー 古畑奈和(25)が本日、名古屋ダイアモンドホールにて、古畑奈和ソロライブ「Color days ~空白~」を開催。今回のソロライブ決定が10月5日にSKE48劇場で発表された時は、「2年間ずっと何もできない苦しい状況が続いたけど、ようやくライブができるということですごく嬉しいです」と嬉し涙を流していた。
ステージ上の古畑に一筋の光が差し、力強く美しい歌声から始まった1曲目は「MESSIA」。この曲は古畑のソロアルバム「Dear君とボク。」に収録されている楽曲で、ファンの前で初めての披露となった。続いて「オネストマン」、「凍える前に」、「ただいま恋愛中」とアイドルらしい楽曲をお姫様のような新衣装で披露。MCでは「みんな楽しみに今日来ました~?私も2年5カ月ぶりのソロ楽しみにしていました」と話し、コールアンドレスポンスでは声が出せない分、拍手で盛り上がった。続く「人生の無駄遣い」「愛しきナターシャ」では古畑らしい感情のこもったパフォーマンスで魅了し、「私の好きな冬の曲です」と「細雪リグレット」を披露。歌い終えるとステージが暗くなり、ザワザワとしたSEが流れる。
救急車のサイレンが鳴りステージが明るくなると、ナース服に着替えた古畑がスタンドマイクを持って登場。AKB48のカップリング曲で古畑もメンバーに選ばれた「Ambulance」を妖艶な雰囲気でパフォーマンス。吐息交じりの声で歌う「シャワーの後だから」曲中でナース服を脱ぎ、露出の高い衣装でお立ち台に座るなど、ファンの視線をくぎ付けに。その後、「みんな生きてる?自分がこんな格好をするとは思わなかった!」と笑顔を見せた。
続いて「ゲームをしようと思います」とファンを“かわいいチーム”と“綺麗チーム”に分け、盛り上がったところで「ほっぺ、ツネル」を披露。チームに分かれたファンが歌詞に合わせてサイリウムを振り、会場に一体感が生まれた。披露後、ステージ明かりが消えるとラジオが流れる。ファンをいじったり、メッセージや質問に答えたりとステージにいなくとも会場を盛り上げた。ラジオ終わりは白いパンツスタイルの古畑と二人のダンサーが登場し「Darkness」、「10クローネとパン」、「いきなりパンチライン」と3曲連続披露。三人の息の合ったパフォーマンスに圧倒されたダンスブロックとなった。次の曲は一人でNGT48の「空き缶パンク」を、その後は自身のシングル初センター曲「FRUSTRATION」を再びダンサー二人と共に披露し、自身で考えたセットリストでくたくたになった古畑が、「このセットリスト考えたの誰~?私なんだけどね!」とお茶目に話した。本編最後の曲は「ラムネの飲み方」。「今日はありがとうございました。皆さんと素敵な時間を過ごせて幸せでした」と感謝の気持ちを伝え、しっとりと締めくくった。
アンコールではグッズのロングTシャツを着た古畑が登場し、「シャムネコ」を披露。MCでは、「自分の顔の入ったグッズを作るのは初めて。TPOを考えてこれからも使ってほしい」と呼びかけた。最後の曲に古畑が選んだ曲は「白いシャツ」。「ここにいるみんなが私のファンでよかった!いつもありがとう!!」と満面の笑みでライブの幕を閉じた。
【古畑奈和コメント】
約2年5ヶ月振りのソロライブということで、すごく楽しみにしていました。今回はアイドルと表現と歌を融合させて、声が出せない分、目と耳で楽しめるライブというものを意識しました。今日ライブを開催して、改めてファンのみんなが素敵なアイドルがたくさんいる中で、たった1人、古畑奈和という存在を見つけてくれて、応援してくれていることに感謝の気持ちでいっぱいです。とっても幸せな時間でした!11年目になりますが、まだまだ色んな私を見つけて、楽しんでいただけるように頑張ります!本当にありがとうございました。
■古畑奈和ソロライブ「Color days~空白~」
2021年12月21日(火) 会場: ダイアモンドホール
開場 17:30 / 開演 18:30
出演:古畑奈和
[ Set List ]
-overture‐
1、 MESSIA
2、 オネストマン
3、 凍える前に
4、 ただいま恋愛中
5、 人生の無駄遣い
6、 愛しきナターシャ
7、 細雪リグレット
8、 Ambulance
9、 シャワーの後だから
10、 ほっぺ、ツネル
11、 Darkness
12、 10クローネとパン
13、 いきなりパンチライン
14、 空き缶パンク
15、 FRUSTRATION
16、 ラムネの飲み方
EN1、 シャムネコ
EN2、 白いシャツ
■古畑奈和 プロフィール
1996年9月15日生まれ (25歳) 愛知県出身
趣味:一人飲み 特技:サックスを吹くこと
2011年、SKE48の5期生オーディションに合格し、翌年正規メンバーに昇格し、チームEに所属。
SKE48 12枚目のシングル「美しい稲妻」で初めて選抜メンバーとなり、以降16作連続で選抜メンバーとして活動している。
2013年にはAKB48 チームKとの兼任が発表され、「AKB48 34thシングル選抜じゃんけん大会」では15位で、初めてAKB48の表題曲の選抜メンバーに選ばれる。
2017年に実施された「AKB48 49thシングル 選抜総選挙」では自身最高順位となる14位にランクインし、AKB48選抜総選挙において初の選抜入りを果たした。(2014年:55位、2015年:24位、2016年:29位、2018年:15位)
同年、ソロシングル「オルフェス」を発売し、翌年には売上1万枚達成を受け、ミニアルバム「Dear 君とボク。」をリリースした。
2019年発売のSKE48 25thシングル「FRUSTRATION」でSKE48表題曲初の単独センターを務めた。
現在は舞台「ナナシ2021」にも出演しており、アイドルだけでなく女優としても活動を続けている。
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