AKB48最後の1期生 峯岸みなみ、ラスト・スピーチ!「AKB48をずっと一番のアイドルグルーブでいさせてください」

AKB48の最後の1期生・峯岸みなみが5月22日、神奈川横浜市の「ぴあアリーナMM」で卒業コンサート『~桜の咲かない春はない~』を開催した。


2005年12月に東京・秋葉原のAKB48劇場で20人の1期生が産声をあげてからはや15年半。
世界を震撼させることとなる伝説のガールズグループAKB48が誕生した。


コンサートラストで峯岸は、次のようなメッセージを残し、AKBの未来を可愛い後輩たちに託した。

「皆さん、今日はいろんな都合をつけて、いろんな心配もあるなかでこうやって私の卒業コンサートに足を運んでくださって、本当に、本当に、ありがとうございます。

中学1年生、13歳のときにAKB48に加入して、皆さんも知ってのとおり、私の15年のアイドル人生はとても順風満帆とは言えませんでした。

みんなに元気を与えたりとか、笑顔を与えたりとか、そういう存在のはずなのに、応援してくれている人を悲しませちゃったりとか、傷つけちゃったときもあったなと思うし、自分のまいた種でいろんな意見を浴びたりとか、そういう期間がすごくたくさんあったんですけど、でも、今思うと、AKB48に入って、全く、後悔をしていない自分がいます。

むしろ、AKB48に私が必要だったかはちょっとわからないけど、私の人生にはどうしてもAKB48が必要だったんだなと、きょうこのステージに立って改めて思いました。

結構つらいこともあったりしたのに、なんでこんなに楽しくて、こんなに幸せなことばっかり頭に浮かぶんだろうって思ったら、きょうこのコンサートの最中に答えは見えていて、私がどんなにだめでも、どんなに落ちていこうとも『頑張ろう』って、手を引っ張ってくれたたくさんのメンバーたちに支えられてきました。

たくさんのメンバーの卒業の中で、自分は一人ぼっちになっちゃうんじゃないかなって、いつまでAKB48にいていいのかなと思うこともあったんですけど、でもこうして一緒にステージに立ってくれる現役メンバーとか、たくさんの後輩たちにもいっぱい甘えて、いっぱい助けてもらって、本当に最後まで楽しいAKB48生活を送らせてもらうことができました。

そして、たくさんのスタッフさんたちにも、いっぱい甘やかしてもらっちゃいました。このドレスは、このステージは、あのとき辞めていたら、絶対に私のものではなかったと思ったら…、どんなことがあっても、自分が“ここだ”というときまで卒業を先延ばして、卒業の覚悟を決めるのをここまで待ってよかったなって、本当に思います。

そして、何より、この会場に来てくださっているファンの皆様、配信でこのライブをご覧になってくださっている皆様、こんな私をアイドルにしてくれて本当にありがとうございます。私がここまで続けてこれたのは、ファンの皆様の声援、励まし、このサイリウムの光だったり、たくさんたくさん与えてもらって、1日1日アイドルの寿命を延ばしてきました。本当にファンの皆様のおかげで、今の私があると思っています。

ここまでたどりつくのに私は15年かかってしまったんですけど、今、在籍しているみんなには、卒業するときにこんな気持ちで卒業してほしいなって思います。だからこそ、これからも、私が言うことじゃないかもしれないんですけど、このステージに残るメンバーを、AKB48を、ずっと一番のアイドルグルーブでいさせてください。皆さんの力が必要です。これからもAKB48をよろしくお願いします。」

峯岸みなみの卒業公演は5⽉28⽇(⾦)にAKB48劇場にて⾏う予定です。


(C)AKB48

 

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