“悲しみをたべて育つバンド” あたらよ が、台湾・高雄にて2023年10月28日(土)~29日(日)の2日間にかけて行われた、野外音楽・芸術フェスティバル「ISLAND’s LA RUE Music & Arts Festival」にアーティストゲストとして出演。
「ISLAND’s LA RUE Music & Arts Festival」は、今年はアジア各地の都市から300以上の店舗が参加、さらに4つの音楽ステージでは台湾、日本、韓国、中国大陸、香港、タイから合計35アーティストのパフォーマンスが行われる台湾最大の野外音楽・芸術フェスティバル。
あたらよは2万人規模の会場で海外初パフォーマンスとなった。あたらよはISLAND’s LA RUE Music & Arts Festivalのメインステージ「ISLAND’s STAGE」に登場。
公演時間は現地時間の夜7時。日が暮れ真っ暗となった会場に、明るいメインステージと満月が浮かび上がった。まさに、”明けるのが惜しいほど美しい夜”「可惜夜(あたらよ)」に行われたパフォーマンスであった。
1曲目はあたらよの代名詞である『10月無口な君を忘れる』を披露。
あたらよが登場した瞬間、台湾でのパフォーマンスを心待ちにしていたファンから大きな歓声が上がった。『10月無口な君を忘れる』は台湾でも人気の楽曲で、日本語の歌詞にも関わらず、サビでは一緒に歌詞を口ずさむ観客も多く見られた。
MCではひとみ(Vo,Gt)が中国語で自己紹介、呼びかけをするなど、観客との会話を楽しんだ。
続いて、映画「交換ウソ日記」の主題歌であるKERENMI & あたらよ『ただ好きと言えたら』、2023/8/23にリリースしたAL「季憶の箱」のリード曲で、鮮やかなメロディーと切ない歌詞で紡ぐミッドバラードソング『夏が来るたび』と続いた。
台湾での人気楽曲である3曲を聴き、サブステージを見ていた観客が続々とあたらよのステージ前に詰めかけた。
4・5曲目もAL「季憶の箱」から『今夜2人だけのダンスを』で11月に差し掛かる台湾の夏の終わりを告げ、『アカネチル』で秋の訪れを感じさせた。
『アカネチル』が終わるころ、会場はあたらよの音楽を楽しむ人々で溢れ、観客のあまりの迫力に想いがこみ上げ、まーしー(Gt)が涙ぐむ場面も見られた。
最後にアップテンポな楽曲『交差点』と『夏霞』を披露。観客は拳を上げ、体を揺らし、ジャンプをしながら三者三様の方法で楽しんだ。
拍手と歓声が鳴りやまない中、惜しまれつつもあたらよの3人はステージを後にした。
公演後のSNSでは、“あたらよのパフォーマンスを生で見られて光栄だった” “一度聴いただけでファンになった” “日本人でこんな素敵な曲を演奏するバンドがあるらしい”と台湾の観客から中国語のコメントが多く寄せられた。
あたらよ結成当初から応援してくれている台湾のファンに直接感謝を伝えることが出来たパフォーマンスだった。
今回のイベント出演を経て、初めての海外パフォーマンスを大成功させた彼ら。
11月には『あたらよ3rd tour ”季億の箱”アルバムリリースツアー in「初めての土地編」』を開催し、広島・福岡・東京の三ヶ所で公演を行う。あたらよの更なる活躍を見届けたい。
【あたらよ】
「悲しみをたべて育つバンド。」グループ名の「あたらよ」は”明けるのが惜しいほど美しい夜”という意味の可惜夜(あたらよ)から由来している。
2020年11月に Youtube に楽曲を投稿し始め活動を開始。初のオリジナル曲「10月無口な君を忘れる」では、切なくエモーショナルな歌声と、都会的な空気感、共感を呼ぶ切ない歌詞の世界観が話題となる。
2021年3月にデジタルリリースを開始すると、瞬く間にLINE MUSIC・Spotify・TikTok・AWAでチャート首位獲得。活動開始から1年足らずでTHE FIRST TAKEに出演。
2023年7月、映画『交換ウソ日記』の主題歌「ただ好きと言えたら / KERENMI & あたらよ」をリリースし中高生を中心に広がりを見せる。
2023年8月23日にコンセプトアルバム「季億の箱」をリリース。
■SNS
・オフィシャルサイト:https://atarayo-band.jp/
・YouTube:https://www.youtube.com/@atarayo
・Twitter:https://twitter.com/atarayo_band
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