乃木坂46新内眞衣、卒業のスピーチ全文掲載!「乃木坂46での9年間は幸せで本当に楽しかったです」

人気ガールズグループ乃木坂46の新内眞衣が2月10日、東京国際フォーラムホールで卒業セレモニーを開催。2期生として同グループに加入し活躍してきた新内眞衣の「最後の晴れ舞台」となり、2月10日付けでグループから卒業した。

新内眞衣の人生を変えた思いに溢れたスピーチ全文は以下の通りとなります。

「ここで最後にちょっと時間をいただいて、お話をしようかなと思います。私が初めて人生を変えたいなと思ったのは、中学3年生の時、15歳でした。当時は人間関係に悩んで、私が周りに受け入れられなかったことをすごくトラウマに思っていて、本当に毎日暗くて辛い日々を送っていました。でも1人で考えれば考えるほど、私には『やっぱり1人では生きていけない』という思いがあったので、受け入れられるように私自身が変わろうと決意しました。そこから高校、大学はそれなりに楽しい生活を送って、友だちも増え、楽しい青春時代を送らせていただきました。

次に私が人生を変えようと思ったのは、大学3年生、20歳の時でした。当時は就職活動中で、たまたま見かけた乃木坂46のオーディションの募集要項を見て、なぜかわかりませんが、応募しました。その時は人生が変わるなんて思ってもいなかったけれど、心の中では人生を変えたかったんだと思います。乃木坂46に入ってから本当にたくさんの経験をさせていただきました。辛いこと、楽しいこと、悔しいこと、悲しいこと、本当にたくさんあったけど、今は全部思い出です。

乃木坂46の生活をしていて、2016年にオールナイトニッポンが決まりました。パーソナリティという言葉の通り、ラジオのパーソナリティは、自分のことをお話して、エンターテインメントを届けるお仕事です。学生時代に受け入れてもらえなかった自分の性格を…全国ネットにお届けするのが最初はすごく怖くて、すごく不安でした。けれどリスナーの皆さんは、なぜかそんな私の性格を受け入れてくれて、1年、2年、3年、4年目には1部にも上がって、すごく自分のことを自分自身が受け入れられるようになりました。

本当に今思うと、中学生の時、大学生の時、自分で人生を変えたいと思ってよかったです。そして、何をきっかけに私のことを応援してくれたかわかりません。乃木坂46のメンバーとしては影響力はなかったけど、一歩踏み出せば、10年後、20年後には笑っていられる自分がいると思っています。なので、今日来ている皆さん、そして配信でご覧の皆さんも、この私の踏み出す勇気を受け取っていただいて、これからの人生に活かしていただけたら嬉しいなと思います。

本当に乃木坂46での9年間は幸せで、本当に楽しかったです!1期生、2期生、3期生、4期生、卒業生、そして新たに5期生も加わります。全部含めて私は乃木坂46だと思いますし、これからもずっと大好きな存在です。今までお世話になった皆さん、そして応援してくれた皆さん、ラジオを聞いてくれた皆さん、本当にありがとうございました。」

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