乃木坂46新内眞衣、9年間の想いを紡いだ卒業セレモニー！「1、2、3、4期生に卒業生。新たな5期生も含めての乃木坂46」

BROAD

2022.02.112022.02.13

人気ガールズグループ乃木坂４６の新内眞衣が2月10日、東京国際フォーラムで卒業セレモニーを開催した。卒業セレモニーは、オンラインでも配信され、会場には5000名のファンが駆けつけた。

研究生から正規メンバーに昇格し、アンダーとして初参加した楽曲「生まれたまま」がオープニングに披露された。同曲は8thシングル「気づいたら片想い」のC/Wに収録されたアンダー楽曲。

新内は1人ステージに残り「私が乃木坂46に加入した時は、こんなに素晴らしい会場で卒業セレモニーができるとは思ってもみませんでした。会場にいらっしゃる皆さま、配信をご覧の皆さま、本日はアイドルとして最後の新内眞衣を見ていただき、ぜひ楽しんでください！」と呼びかけた。

MCパートでは齋藤飛鳥と星野みなみの2人と当時の思い出を語り合った。

新内がかねてより歌いたかった期別曲だったといい「トキトキメキメキ」「Out of the blue」が新内センターでお披露目された。「2期生にはないキャピキャピ感や疾走感が好き」と3期生曲と4期生曲への思いを語った。

グループの冠ラジオ番組「乃木坂46のオールナイトニッポン」（ニッポン放送、水曜深夜1時～）のパーソナリティーを務めてきた新内だが、同番組の人気企画「新内眞衣妄想結婚式！」がミニコーナーとして実施された。

未来の結婚式というシチュエーションで、各メンバーが新内の面白エピソードを披露され、観客を笑わせた。

映像が流れた後、「“まいまい”（深川麻衣）が乃木坂を卒業する時に、最年長にしちゃってごめんね、と言われて。グループ最年長というバトンを“まいまい”から受け継ぎ、しっかりやらなきゃいけないと思った思い出の1曲です。」と涙ながらに語り、深川麻衣の卒業シングルとなった14thシングル「ハルジオンが咲く頃」が披露された。そして、本編最後は、自身が初めて選抜メンバーに選ばれた12thシングル「太陽ノック」で締めくくられた。

乃木坂46 10周年を記念して発売された初のベストアルバム『Time flies』に収録された新内初のソロ曲「あなたからの卒業」でアンコールの幕が開かれた。

メンバーを代表して、副キャプテンで3期生の梅澤美波から新内に宛てた手紙が読まれた。梅澤は「新内さんが乃木坂として活動した9年間、新内さんに救われたメンバー、たくさんいるんじゃないかと思います。私もその1人です。」「思い返してみれば、新内さんが泣いている時はいつも、誰かのための涙だったなと思います。誰かのために、いつも誰よりも涙を流してくれていましたね。副キャプテンの発表がある前に、心配して焼き鳥に連れて行ってくれたことも、悩んでいるとすぐに察して隣に来てくれることも、会う度に抱きつくのが日課になった毎日も。」と大きな存在だった新内に感謝した。

続けて梅澤は「してもらってばかりで、私は何も返せなかったけど、これから返させてください。いつもごちそうしてもらってばかりだったから、次は私に払わせてください。だから、これからもたくさん遊んでください。本当のお姉ちゃんのように思っています。出会えて、本当によかったです。新内さんの周りは期を越えて、いつも笑顔であふれていました。新内さんの人柄があったからだと思います。きっとこれからもそうなんだろうなと思います。たくさんの優しさを、本当にありがとうございました。どうかずっと幸せでいてください。これからもずっと大好きです。9年間、本当にお疲れさまでした」語り、2人は涙ながらに固く抱き合った。

最後に2期生の為に書き下ろされた楽曲「ゆっくりと咲く花」で卒業セレモニーの幕は閉じられた。

新内は2013年に2期生としてグループに加入。2014年から2018年3月までニッポン放送の関連会社に勤務し、「OL兼任アイドル」して大きな注目を浴びた。新内は、「本当に乃木坂46として9年間は楽しくて、幸せで楽しかったです。1、2、3、4期生に卒業生。そして新たに加わる5期生も含めて私は乃木坂46だと思いますし、これからもずっと大好きな存在です。今までお世話になった皆さん、応援してくれた皆さん、ラジオを聴いてくれた皆さん、本当にありがとうございます」と9年間在籍した乃木坂46へ想いの丈を語った。