BTS、『イカゲーム』などをヒントにネット社会の闇を描く『韓国 超ネット社会の闇』発売!

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日韓で学び、記者として新聞社に勤務した経験を持つフリージャーナリスト・金敬哲氏の『韓国 超ネット社会の闇』が7月19日、新潮社より刊行されます。金敬哲氏は前著『韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩』において、一旦脱落すると2度とレールに戻ることができない極めて残酷な韓国社会の現状をレポートし、話題となりました。

今回は、韓国の“行き過ぎたネット社会”の部分にフォーカスし、IT超大国の光と陰を丁寧に描きます。

今や世界を席巻したBTSは中小零細プロダクションの出身で、テレビなどのレガシー・メディアにはほとんど出演することができませんでしたが、広報戦略をYouTubeに集中することなどで世界的なアイドルに成長することになりました。『イカゲーム』『愛の不時着』『梨泰院クラス』がNetflixを通じて世界に配信され、大きな注目を集めたことも記憶に新しいところでしょう。

韓国の文化コンテンツは〝少数の主流〟が独占するレガシー・メディアではなく、多様化する新しいメディアを積極的に活用することで世界に活路を見出し、「Kカルチャー」という1つのジャンルを構築するまでに至りました。そして、その背景には、IT大国を標榜する韓国独自のインフラ整備などがあるといわれています。

物事には光の部分があれば陰の部分がつきまとうもので、ITがフルに活用される選挙では世論操作が絶えず試みられ、匿名を悪用したヘイト表現や悪質な書き込みが乱舞し、泥仕合に発展するのがしばしばです。デジタル犯罪は巧妙化という言葉を超えて鬼畜化し、大きな悲劇が生まれています。

韓国の人たちは一生涯のうち約4割の時間をネットに割くという調査があります。世界のどの国よりも先端を行く彼らの実態を知って、私たちの人生の参考としたいところです。

■目次

第1章 ネット狂奔の大統領選とSNSの魔力・威力・神通力
世界初のネット選挙は韓国から/SNS初心者・尹錫悦が犯した致命的なミス/SNSはふぐ料理/日本の政治家もマネしたくなる30代与党トップのSNS術/重要な役割を果たした政治系YouTuber/国家情報院の世論操作事件/世間を震撼させた「ドゥルキング事件」/大きな影響力を保持する「政治家のファンクラブ」

第2章 IT大国の光と陰
世界が注目したK防疫の実態/楽天を抜き去った「韓国版アマゾン」

第3章 世界に飛翔した韓流コンテンツ
源流はIMF金融危機/『江南スタイル』の成功をもたらしたマジック/ 「代役要員」だったBTS/ヒットの方程式を根底から覆したNetflix/韓国発ウェブトーンが全盛を迎えたワケ

第4章 ネット文化の中心に鎮座するオンライン・コミュニティ
ろうそく集会、反日不買、学暴MeTooの基点として/世論を動かす6大勢力/「鬼滅の刃」を巡って大きく分かれた評価/ ネット上はいつもどこかで不買運動中/「東京五輪3冠女王」に向けられた20代男たちのアンチ・フェミニズム

第5章 IT化でディストピアに片足を突っ込んだ
オスカー映画冒頭の「電波を探す」シーン/合理化のため全体の60%が閉鎖された銀行/「N番の部屋」事件と鬼畜化するデジタル性犯罪/処方された麻薬性鎮痛剤をネットで転売する少年たち/ 「赤ちゃん売ります」「ワクチンパス貸します」もあるマーケット/性的搾取の対象となる男性アイドル/ ネット上の誹謗中傷で自死した国民的女優たち

■著者コメント
人間がネットに取り込まれていく流れはこれからとどまることはなく、より一層拡大していくのは間違いないだろう。ということは、韓国の現状はある意味で世界の未来予想図と言えるかもしれない。10年後、20年後の世界が現代の韓国社会に胚胎しているのだとしたら、韓国社会を理解しなければならないし、そのためには、韓国のネット文化を知らなければならない。韓国社会の繁栄を導くと同時に、韓国に暗い影を落としている韓国独特のネット文化は、日本の読者にどのような姿で映るだろうか。(「はじめに」より抜粋)

■著者紹介
金敬哲(キム・キョンチョル)

韓国ソウル生まれ。淑明女子大学経営学部卒業後、上智大学文学部新聞学科修士課程修了。東京新聞ソウル支局記者を経て、現在はフリージャーナリスト。著書に『韓国 行き過ぎた資本主義』(講談社現代新書)。

■書籍データ
【タイトル】韓国 超ネット社会の闇
【著者】金敬哲
【発売日】2022年7月19日
【造本】新書版
【本体定価】902円(税込)
【ISBN】978-4106109584
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/610958/

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