NGT48、農業プロジェクト 2023「食育特別授業・田植え」レポート

新潟県を活動拠点とする AKB48 の姉妹グループ・NGT48 は、新潟の主要産業である農業について学び発信していくプロジェクトを展開しています。

この一環として、5 月 18 日(木)、地元のこども園の児童を招いての特別授業や田植え作業を行い、卒業を控える中井りかをはじめ、小越春花、西潟茉莉奈、真下華穂が参加しました。

●新発田市の園児たちと食育授業。田植えするメンバーに「頑張れー!!」のエールも。

NGT48 の農業プロジェクトの稲作が行われている新発田市の田んぼに集まってくれたのは、地元のこども園(2 園で計 58 名が参加)の園児たち。その元気のよさと明るさに、迎え入れたメンバーたちも「みんな元気いっぱいだ」「かわいすぎる」と開始前から笑顔になりました。

田んぼの畦道で行われた特別授業では、「お米ができるまで」と題した稲作の 1 年のスケジュールや作業内容を、イラストを交えて農業法人・越後新鮮組の本間社長が説明。「その小さな苗が育って、たくさんのお米を実らせるんだよ」と教えていただき、園児は一人一人に手渡された苗をじっと見つめていました。

そして「田植え」作業が開始。実際に行われている農作業に即して田植え機を使用するため、園児のみんなにはメンバーの田植え作業を見学してもらいました。

田植え機に乗り込んだ小越春花と中井りかに、「お姉ちゃん、がんばれー!!」と園児からエールがおくられ、2 人も手を振って応えながらの例年にない田植えの光景となりました。

最後には、みんなで記念撮影をして、特別授業は終了。園児たちを見送るメンバーたちからは、「稲刈りもみんなとやりたい」「今度はこども園に私たちがお邪魔したい」との意見が出ていました。

続いてメンバーはジャガイモの畑での作業へ。3 月末に 3 期生が植えた種イモが発芽して葉をつけて成長。その発芽した芽の中から生育のよい芽を 4、5 本選び、それ以外の芽を抜き取る「芽かき」を行いました。成長したイモが土から出て日光に直接当たらないよう土を盛り上げる「土寄せ」も行いました。

土と汗まみれになったメンバーたちは疲れを見せながらも、「楽しかった」「次に来るのが楽しみ」と一様に充実した表情。夏のジャガイモ、秋の新米、それぞれの収穫に向けて早くも思いを馳せていました。(お米は 5.5 トン、ジャガイモは 1 トンの収穫を見込んでいます。)

農業プロジェクトの様子は、「NGT48 農業部」として公式 YouTube チャンネルにて、随時発信しています。

ⒸFlora

●メンバーコメント

中井りか(1 期生)

NGT48 らしい活動を卒業前に楽しんでできました。8 年前にNGT48 に加入してから新潟のお米が大好きになったので、私の植えた苗が美味しいお米に育って誰かのもとに届いてくれたら嬉しいなって思います。稲刈りは卒業後になってしまうけど、稲の成長を見にまたここに戻って来たいですね。

西潟茉莉奈(1 期生)

新潟はお米が美味しいところですが、私たちが作ったお米もみなさんに美味しいと言っていただけたら嬉しいです。園児のみんなが収穫されたらカレーと一緒にお米を食べたいと言ってくれたので、またみんなで集まって、私たちもカレーを一緒に食べたいですね。

小越春花(2 期生)

私は田植えをするのが今年で 3 回目です。このプロジェクトが始まって田んぼや畑に来て初めて知った農業の苦労や感動があったので、新潟生まれの新潟のアイドルとして、これからも発信もしていきたいです。今日は、元気な園児たちに直接農作業を見学してもらったので、いつもに増して楽しかったですし、嬉しかったです。そして、私は農業プロジェクトではベテランなので、園児やメンバーのみんなのお手本になれるよう、これからも取り組んでいきたいです。

真下華穂(2 期生)

園児のみんなは、私たち(2 期生)が NGT48 に加入した 5 年前くらいに生まれたんですよね。そんな園児のみんなとこういうイベントで交流が持てて感慨深いです。みんながめちゃくちゃ元気いっぱいで、笑顔と元気をもらいました。また、みんなと稲刈りとか一緒に作業できればと思います。

●実施概要

内容:

・農業食育特別授業「お米ができるまで」
稲作の 1 年のスケジュールと作業内容をお勉強(その後「田植え」を実際に見学)
〈先生〉越後新鮮組 代表取締役社長 本間和史 〈助手〉NGT48 メンバー
〈生徒〉新発田市のこども園園児 58 名(あおばこども園 38 名、あいこども園 20 名)
・田植え(実際の農作業に即して田植え機での作業、田植え運転はメンバーのみ)
・空になった苗箱の片付け(メンバーと園児が一緒に作業)
・じゃがいも畑での芽かきと土寄せ(メンバーのみで作業)
メンバー: 中井りか、西潟茉莉奈、小越春花、真下華穂
備考: 気温が高い中での屋外作業の為、休憩を挟み、こまめな水分補給をするなど、熱中症対策をとって実施致しました

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