帝国ホテル東京、建て替えを発表!本館は2036年度を目途に完成を予定!

日本の迎賓館として開業し「ホテル御三家」の一つとして知られる「帝国ホテル東京」は、施設の老朽化のため、全面的に建て替えられることが発表された。

三井不動産と共同で最大で2500億円の総工費で建て替えられる予定。タワー館は2030年度、本館は2036年度完成が予定されている。

帝国ホテルホームページのお知らせには、「この度当社は、3月25日(木)に開催いたしました取締役会において、帝国ホテル 東京の建て替え計画の実施方針を決定いたしましたことをお知らせ申し上げます。1890年に、日本の迎賓館の役割を担って誕生した帝国ホテルは、その使命を継続して果たすべく数度の建て替えを行ってまいりました。帝国ホテル 東京の本館は三代目の建物として1970年の竣工以来50年を経ており、また、1983年に開業した帝国ホテルタワーに関しましても竣工から38年の歳月が経ちました。

この先も皆さまよりご愛顧を賜り、国際的ベストホテルを目指す企業としての責務を全うし続けていくために、2024年から2036年頃までの期間、グランドホテルとなる新本館と複合ビルの新タワー館を建設してまいります。

尚、建て替えは新タワー館から新本館へと段階的に行うことで、期間中も営業は部分的に継続してまいります。皆さまへはご不便をおかけいたしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。」と発表された。

建て替え計画の実施と合意の締結については以下の通リです。

帝国ホテル 東京 建て替え計画の実施方針及び基本合意書の締結に関するお知らせ (imperialhotel.co.jp)

日本のホテル業界は「帝国ホテル 東京」、「ホテルオークラ(現在のThe Okura Tokyo)」、「ホテルニューオータニ(東京)」の3ホテルを「御三家」と呼び、高級ホテルの代名詞とされてきた。

その後、「フォーシーズンズホテル椿山荘東京(現在のホテル椿山荘東京)」、「パーク ハイアット 東京」、「ウェスティンホテル東京」は、御三家に対して「新御三家」と呼ばれ、注目を浴びた。

「パーク ハイアット 東京」はホテルテナントビジネスの先駆者として知られている。

さらに近年は、「マンダリン オリエンタル 東京」、「ザ・リッツ・カールトン東京」、「ザ・ペニンシュラ東京」の外資系3ホテルが「新々御三家」と呼ばれた。

コロナ後、さらに建て替え完成後は、日本の老舗高級ホテルの代表格である「帝国ホテル東京」が、どのようなポジションを担い、サービスを展開するか注目されている。

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