AKB48 峯岸みなみがついに卒業!⾼橋みなみ・⼩嶋陽菜がサプライズ登場︕秋元康氏「末っ⼦を最後に嫁に出すよう」

2005 年 12 ⽉ 8 ⽇、秋葉原の劇場を拠点に誕⽣した AKB48 の 1 期⽣としてデビューした峯岸みなみ。15 年半にも及ぶ⻑いアイドル⼈⽣の最後の舞台となる「峯岸みなみ卒業公演」を、5 ⽉ 28 ⽇(⾦)AKB48 劇場にて行われた。


峯岸みなみ、ついにAKB48を卒業︕⾼橋みなみ・⼩嶋陽菜・⼩嶋真⼦・⻄野未姫がサプライズ登場︕

2021 年 5 ⽉ 22 ⽇(⼟)にぴあアリーナ MM にて卒業コンサートを開催したばかりの峯岸みなみ。「卒業メンバーと AKB48 の未来を担う後輩を繋ぐことが最後の 1 期⽣である⾃分の務め」であるという意気込みでコンサートに臨み、多くの卒業⽣がサプライズ出演した卒業コンサートは AKB48 の 15 年の歴史を感じさせる内容で⼤きな話題となりました。

そして5 ⽉ 28 ⽇(⾦)は、峯岸の AKB48 の集⼤成となる「峯岸みなみ卒業公演」を AKB48 劇場にて⾏なわれた。

峯岸の卒業公演を⾒届けようと劇場に集まった 125 名(※コロナ禍により劇場定員の半数)のファンが⾒守る中、ステージに現れた峯岸は チーム K メンバーの⻑友彩海・武藤⼩麟・安⽥ 叶とともに「渚の CHERRY」でアイドル全開のパフォーマンスを披露。コロナ禍の影響で⼀度にステージに⽴つメンバーを最⼤8名としながら、他のチーム K メンバーも次々と登場し「RESET」「ダルイカンジ」をパフォーマンス。

倉野尾成美・横⼭結⾐ら 7 名とは「Beginner」を披露。息の合ったダンスパフォーマンスで劇場はオープニングから熱気に包まれました。峯岸は「私といえばこの曲だなと思っていただけるような、劇場だからこそできることを詰め込みました。最⾼の思い出になったらいいなと思います。今⽇はみなさん最後までよろしくお願いします︕」と挨拶。

横⼭結⾐は序盤から涙腺を崩壊させて「みぃさんとはいろいろな思い出があるんですけど、みぃさんの卒業公演の舞台に⽴つことができて幸せです。今⽇は最後までみぃさんの素敵な笑顔を⽬に焼きつけていたいと思います」とコメント。込⼭は、込⼭チーム K ができる前に⾼橋みなみを交えてチーム K について峯岸に相談をしたというエピソードを披露し、チーム K メンバーで峯岸の思い出を振り返りました。

ユニットパートは峯岸・宮崎美穂・向井地美⾳による「恋愛禁⽌条例」でスタートし、⻑きにわたり共にAKB48を牽引してきた⼤家志津⾹・柏⽊由紀と共に「純愛のクレッシェンド」を。初代峯岸チーム4時代から峯岸を慕う岡⽥奈々・村⼭彩希とは「思い出以上」でクールなパフォーマンスを魅せました。

また中盤では、先⽇の卒業コンサートにも登場した初代峯岸チーム 4 の卒業⽣ ⼩嶋真⼦・⻄野未姫と⼀緒に『ノースリーブス』の「尺が欲しい」をコミカルにパフォーマンス。続いて、⼩嶋陽菜と⾼橋みなみがステージに登場し、本家『ノースリーブス』の 3 ⼈で「君しか」「ペディキュアday」と2曲続けて披露しました。

MC では、⼩嶋陽菜が「(コンサートに続いて)また来ちゃった〜」と峯岸に声をかけ、⾼橋みなみは「久しぶりに劇場に来て思ったのは、(周年ごとに柱に貼られる)ピンクの線がめっちゃ増えてる︕すごいよね︕歴史を感じますね︕」とコメント。

また峯岸に「コロナ禍でどうなるかって不安もあったけど、お客さんがこうやって劇場に来てくださって良かったね〜」と声をかけ、峯岸は「どうしてもファンのみなさんに⾒守られて卒業したいと思って、拘って良かったなと思いました。実現できて本当に嬉しく思ってます。ありがとうございます。」と感謝の気持ちを伝えました。


また、「(先⽇の)卒業コンサートで燃え尽きたかと思ったけれど、今⽇この劇場に⽴って、⼤きい会場とは違う良さが詰まっていて “劇場は特別だな” “いつもこの劇場が私たちの存在を守ってくれたんだな” と改めて思いました。⼤好きな後輩に囲まれて卒業できるのも嬉しいですけど、⼀緒にここでスタートを切ったメンバーの2⼈にもきてもらえて、すごくすごくほっとしたし嬉しかったです︕ありがとう︕」と挨拶しました。

後半は、⼊⼭杏奈・加藤玲奈・宮崎・向井地・柏⽊・岡⽥・村⼭が峯岸のお⾯をつけて現れ「フライングゲット」を披露。

本編のラストでは、別れのバラード曲「⻘空のそばにいて」で⾒事なハーモニーを奏でました。アンコールでは卒業ドレスに⾝を包んだ峯岸が登場し、峯岸のソロ曲「私は私」を初代峯岸チーム 4 の⼩嶋真⼦・⻄野・岩⽴沙穂・岡⽥・篠崎彩奈・北澤・村⼭とともに歌唱。


「AKB に⼊って 15 年、いいことばかりではありませんでしたが、どんな時もこの劇場が私の⽀えになっていて、⼈前に⽴つのが怖くなった⽇もこの場所だけは⾃分が存在していいような、そんな気にさせてくれました。この場所がなくなったらどうやって頑張っていけばいいんだろう︖と不安に思うこともあるんですけど、卒業しても⼀⽣かけてファンのみなさんに恩返ししていきたいと思います。私はアイドルとして⽴派ではなかったけど、⼀緒に歌って泣いてくれるメンバーや、こんなに素敵な⾐装やステージを⽤意してくれるスタッフのみなさん、私の⾔葉に⽿を傾けて応援してくれて泣いてくれるファンのみなさんに出会えたことで、⼈としては間違っていなかったんだなって、これからも強く⽣きる⾃信になります。AKB48 峯岸みなみを⽀えてくれてありがとうございました」と、改めて感謝の気持ちを伝え、現役メンバー全員で「引っ越しました」を披露。峯岸へのサプライズで、メンバーみんなで⽤意した峯岸との思い出を綴ったアルバムと花束を渡し、柏⽊と向井地が「みぃちゃん、卒業おめでとう︕」と声をかけました。


また、総合プロデューサーの秋元康⽒からの⼿紙を向井地に⼿渡され、峯岸本⼈が読み上げました。

「とうとう、峯岸まで卒業か・・・。⼀番、いろいろなことがあった末っ⼦を最後に嫁に出すようでホッとするのと同時に、いいようのない寂しさを感じます。(中略)峯岸は、いつも周りに気をつかうメンバーになりました。メンバーにも、ファンにも、スタッフにも・・・。誰のことも傷つけたくない、もちろん、⾃分も傷つきたくない“⼼優しい峯岸みなみ”になりました。

ぴあアリーナの卒業コンサートに卒業メンバーがあれだけ駆けつけたり、ビデオメッセージをもらえたのは、峯岸がこれまで、どんなに悔しいことがあっても悲しいことがあっても、決して腐らず、仲間を祝福し、応援して来た“優しさの持ち主”だからです。他⼈に気ばかりつかってしまう峯岸が、卒業して、厳しい芸能界を歩き出すのは⼼配ですが、何かあれば、いつだってファンの皆さんを含めた仲間たちが、峯岸の元に駆けつけてくれると思います。もちろん、僕も駆けつけますよ。峯岸、卒業、おめでとう。君の優しさが、AKB48 をこれまで⼀つにしてくれました。今までありがとう。これからの峯岸みなみの活躍を期待しています。」

という内容に、峯岸はこれまでの AKB48 ⼈⽣を振り返り

「秋元先⽣は本当にお⽗さんのような存在で、⼀時期は拗ねて、反抗期の娘みたいに上⼿に会話することができないときもありましたが、こうして卒業することになった今、秋元先⽣のくれたものがどれだけ⼤きかったかを感じています。秋元先⽣、こんな私を⾒捨てないでくれて、AKB48 というグループを創り、たくさんの普通の⼥の⼦たちの未来を彩ってくれてありがとうございます」

とコメント。

最後は「これからの AKB48 に想いを馳せながら、⼀緒に歌ってください」と呼びかけ、卒業⽣を含む全員で「桜の花びらたち」を歌い、15 年半前にスタートをきったAKB48 劇場で、⾃⾝のアイドル⼈⽣に終⽌符を打ちました。旅⽴ちの時を迎えた峯岸と感動に涙するメンバーたちに会場からは温かい拍⼿が贈られ、祝福ムード満載のなか AKB48 峯岸みなみの卒業公演は幕を下ろしました。

(C)AKB48

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