2024 年 4 月 13 日(土)新潟県民会館 大ホールにて、「NGT48 スプリングコンサート 2024」が開催されました。
1 曲目は、夜公演でグループを卒業する本間日陽がセンターで NGT48 のメジャーデビューシングル「青春時計」からスタート。続いては、キャプテンでドラフト 3 期生の藤崎未夢をセンターに 3rd シングル「春はどこから来るのか?」。
そして、今年水着グラビアで話題の 3 期生北村優羽がセンターで 5th シングル「シャーベットピンク」、4曲目の 2nd シングル「世界はどこまで青空なのか?」では、昨年 12 月にお披露目されたばかりの 4 期生磯崎菜々がセンターを務めた。
客席からの「おぉ!」という驚きの声と温かい声援に涙ぐむ磯崎に、先輩の藤崎未夢、大塚七海、小越春花が肩や背中に手を添え見守る場面もあった。
MC では、キャプテン藤崎が「桜もちょうどコンサートに合わせたかのように満開です。みなさんの笑顔も満開にできるようにがんばります」と挨拶。その後、藤崎と同期の佐藤海里から「4 月といえば 6 年前の今日は NGT48 が初めて単独コンサートを行った日です。ファンの皆さんの中で 6 年前見に行ったよ!という方はいますか?」と観客に質問すると、「行ったよ~」という大きな声が返ってきた。
そして、元々NGT48 ファンだった 3 期生北村は、「6 年前の朱鷺メッセのコンサートにいました!」「今自分がここにいるなんて・・・」としみじみと語った。そして「世界はどこまで青空なのか?」でセンターを務めた磯崎は感想を聞かれ「すごく緊張して、感極まって泣いてしまいました。みなさん温かくて、楽しくパフォーマンスすることができてうれしかったです。ありがとうございます」とコメントし会場から温かい拍手が送られた。
最後に話を振られたのは、こちらも昨年 12 月に加入したばかりの 4 期生の新沢葵唯。初々しく緊張気味に「緊張しるんですけど・・・がんばります」と笑顔で言った新沢に、先輩メンバーたちは「かわいい、かわいい」と連呼する場面も。
MC 後は、2022 年 SHOWROOM イベントで選出された 5 名による「やさしさの重さ」を初披露。
5 人はパステル色の春らしい衣装で、感謝のパフォーマンスを行なった。その後のトークでは藤崎未夢がやっと披露できたことへのうれしさから「涙が出そう・・・。みなさんの応援のおかげで歌わせていただけた歌です」と改めて感謝を伝えた。他のメンバーが話している間にも、藤崎の目からは涙が溢れ「夜までとっておかなきゃいけないのに」と涙を拭った。
続いては、48 グループの中でも人気があるダンスナンバー「涙の表面張力」を清司麗菜、大塚七海、磯部瑠紅、鈴木凛々花の 4 名で披露。
普段ダンスメンバーに選抜されることがなかった今年高校 1 年生の 3 期生鈴木に観客は驚いた様子だった。独占生中継を行なっていたニコニコ生放送のコメントでも「意外!」というコメントで溢れた。
続いて、この春 NGT48 グループ内で実施されたシミュレーションゲーム『銀河英雄伝説 戦いの輪舞曲』の対戦で勝利した「新潟のキュートなヒーローズ」の 8 名のメンバー(佐藤海里、真下華穂、北村優羽、杉本萌、喜多花恵、南川遥香、奥村百花、関野山凪)で「スクラップ&ビルド」を披露。
ゲームのキャラクターをイメージした、ベレー帽やオレンジのスカートやパンツで、対戦を応援してくれたファンへの感謝を込めたパフォーマンスを行なった。
続いては、奈良未遥、西潟茉莉奈の 2 名が、猫耳をつけセクシーな衣装で登場し「シャムネコ」を披露。会場は熱気に溢れた。
NGT48 の歌姫三村妃乃がソロで「はじまりの唄」を歌い上げた。この曲は、第 3 回 AKB48グループ歌唱力 No.1 決定戦 ファイナリスト 9 名による「Nona Diamonds」の楽曲で、三村妃乃も参加している。
聞き入っていた観客も三村が歌い終わると同時に盛大な拍手を送った。その後は「君はメロディー」「青春のラップタイム」「桜、みんなで食べた」の春ソングが続いた。
MC では各ユニットについてトークが繰り広げられた。ダンスナンバーに挑戦した 15 歳の鈴木凛々花を見た 19 歳の小越春花は「お母さんの気持ち~」と感想と述べた。すかさず 28 歳の西潟茉莉奈が「私は?どうなっちゃうの?」と問いかけたところ、小越は「おば・・・ちゃん?」というと、西潟は「おばあちゃん?!」と反応し会場の笑いを誘った。
MC 明けは、3 期生と 4 期生が制服衣装で登場。3 期生杉本萌をセンターに「命を懸けろ!」。続いて、3 期生の水津菜月がセンターで「君はどこにいる?」。そして、3 期生北村優羽がセンターで「心に太陽」を披露し、NGT48の未来を期待させるパフォーマンスを披露した。
次のブロックは、小越春花をセンターに「あのさ、いや別に・・・」を楽曲オリジナルの白い衣装で披露。「みなさんまだまだ大きいコール聞かせてくれますか?私たちと一緒に NGT48 への愛を叫びましょう!」客席に呼びかけた小越。その後、水津菜月にハイタッチで次の曲へとバトンを繋ぎ、水津菜月がセンターで「Awesome」を披露。
大きなフラッグを持ったメンバーが登場する演出も。続いては、大塚七海をセンターに「ポンコツな君が好きだ」、杉本萌がセンターで「世界の人へ」を続けて披露し、各楽曲で『新しい NGT48 の顔』を見せた。
本編ラストは応援ソングの「踵を鳴らせ!」を披露。この春から新しいことにチャレンジするみなさんを応援する 1曲となった。
アンコールは、昨年まで「NGT48 劇場リバイバル公演」でも披露していた「誇りの丘」でスタート。続いて、ファンからの人気も高い楽曲「自然渋滞」でライトを使った演出も。
そして、ライブでは定番の新潟の名産や名所が次々と出てくる楽曲「NGT48」でメンバーがステージ中を駆け巡り、その後、ファンにはお馴染みに「Max とき 315号」を全員で披露した。
キャプテンの藤崎から「私はこのコンサートを通じて、メキメキと成長する 4 期生と、そしてそれをサポートするようにどんどん先輩らしく、たくましくなっていく 3 期生に、NGT48 のこれからの未来と可能性を強く感じました。そして、そんな姿を見て、私たち先輩もたくさん成長させられました。今日はそのこのコンサートを通じて、そんな私たち 1 人 1 人の思いが皆さんに伝わっていたらうれしいなと思います。 そして、今日はこの後、夜公演の(本間)日陽さんの卒業コンサートにて、NGT48 からまた 1 人偉大な先輩が卒業されてしまいます。これからのNGT48 のメンバーもファンの皆さんの不安に思う部分があると思うんですけど、私は今日のこのコンサートをみんなで乗り越えて、このコンサートを乗り越えられたみんなとなら、もっともっと NGT48 は大きく、強くなれると確信しました」「これから NGT48、どんどん進化をし続けます。これからも NGT48 の応援をどうぞよろしくお願いします」と力強い言葉とともに幕を閉じた。
ⒸFlora
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