AKB48グループの中で最も歌唱力のあるメンバーを決める「第五回ＡＫＢ４８グループ歌唱力№１決定戦」個人戦決勝大会が3月3日、東京・日本青年館で開催された。
決勝では予選を勝ち抜いた２０人が美声を競い、ファイナルにはAKB48浅井七海、HKT48秋吉優花、HKT48豊永阿紀、NMB48李始燕、STU48池田裕楽、STU48岡村梨央、AKB48村山彩希、SKE48澤田奏音の8名が進出した。審査員特別賞はAKB48田口愛佳が受賞した。
審査員泣かせのハイレベルな歌唱が披露され激戦の末、STU48の池田裕楽（いけだ ゆら）が2度目の女王に輝いた。
名前が呼ばれた瞬間、顔を両手で押さえ、感激のあまり大号泣した。
2位はNMB48李始燕、3位はHKT48秋吉優花が選出された。優勝者の特権として池田には秋元康氏プロデュースによるオリジナルソロ曲とハワイ旅行が与えられる。
大会後、囲み取材の時間が設けられた。池田は作詞家の秋元先生には直接面会したことがなく「人生で1回くらいは秋元先生とお会いしたい。5分でも3分でいいからお話したい！」と憧れの秋元先生との面会を懇願した。
二度目の優勝という偉業を達成した池田裕楽に報道陣から、AKB48グループ総選挙三連覇という圧倒的な強さが印象深い指原梨乃（2019年4月 HKT48より卒業。2015年～2017年の総選挙で史上初三連覇を達成）に例えて、「歌の指原的な・・・？ 」「歌で言えば、指原さんのような存在を？」との質問も飛んだが、「いえいえ、まだまだそんな・・・」と謙虚にうつむいていた姿が印象的だった。
2004年2月生まれで19才の池田裕楽（STU48）。まだまだ歌の伸びしろがある池田がAKB48グループを歌の面から牽引する真の女王・歌姫として活躍する日が近いことを予感させる大会となった。
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