乃木坂46 秋元真夏、生田絵梨花へラストとなる手紙朗読「おばあちゃんになっても、ずっとずっと友達でいてください」

人気アイドルグループ乃木坂46を年内で卒業することを発表している生田絵梨花のラストライブ「乃木坂46 生田絵梨花卒業コンサート」が、12月15日に神奈川・横浜アリーナで開催された。日本アイドル史上、歌やピアノをはじめとする類まれな多才さで愛され尊敬された生田絵梨花のラストコンサート。

アンコールの卒業セレモニーで生田は真っ白なドレスを着て登場し、キャプテンの秋元真夏は、涙を流しながら生田へ別れのメッセージを伝えた。

以下、全文となります。

■秋元真夏 手紙朗読全文

いくちゃんへ。10年間本当にお疲れさまでした。そして少し早いですが卒業おめでとう。今思うと、活動し始めた頃からいくちゃんとのツーショットがたくさんデータフォルダーに残っていて、昔から仲が良い関係性は変わらないんだなって思いました。いくちゃんはよく当たり前だって言うけど、乃木坂のお仕事も、外でのお仕事もいつも忙しい中、私たちから見たら何でもこなしていくいくちゃんが、より努力を重ねる姿は本当にかっこよかったし、すごく刺激をもらっていました。

いくちゃんと私がふざけてよく言い合いをするから、まだこの様子をあまり見たことない4期生が入ってきたばかりの頃は、本当にけんかしているって思われないかなって2人で心配したのも、今ではいい思い出です。

この前、年始のお休みいつまでだろうねってわくわくしながら話していたら、『私たちそういえば年が明けたら一緒にいないんだ』って気づいてしまった時、お互い卒業を実感して突然泣いたね。

この前の東京ドームのMCのことで私が本番前にせっぱ詰まっていた時に、代われるパートがあればやるよって、本気で寄り添ってくれたいくちゃんも、『最後のTight Hug』で抱きしめる振り付けをやたらと何度も練習したがって、無駄に抱きついてくるいくちゃんも、全部大好きでした。

いろんなメンバーが卒業していくたびに寂しくて泣きじゃくる私を、いつも隣で支えてくれたいくちゃんが卒業してしまう時、私はどうしたらいいんだろうと何度も思いました。

いつまでもいてほしいって思うけど、いくちゃんが私にくれた前向きなパワーを、これからは後輩たちにしっかり伝えて、乃木坂を守っていくから、外から見守っていてください。

最後に私のお願いを聞いてください。メンバーという関係性はあと少しで終わっちゃうから、そのあとはずっと私たちがおばあちゃんになっても、ずっとずっと友達でいてください。

いろんなところに行って、また今みたいにああでもない、こうでもない、って言い合おうね。10年間、本当にありがとうございました。

BROADSTAR

コメント