櫻坂46,櫻エイトを除くメンバーによる初ライブを完走!「私たちで、櫻坂46を、強くする。」


人気アイドルグループ櫻坂46が改名後初となる有観客ライブ「BACKS LIVE!!」を6月16〜18日の3日間、千葉県・舞浜アンフィシアターで開催。同ライブは、櫻坂46の“櫻エイト”(1、2列目に立つメンバー8人)を除く3列目メンバーによるライブとなった。

欅坂46時代、2019年9月に開催した東京ドーム単独ライブから1年9カ月ぶりとなる久々の有観客ライブ。

最終日となる6月18日には、ダブル・アンコールを含む全15曲を熱唱した。櫻坂46の2ndシングル『BAN』フォーメーション3列目のメンバー17名のうち、休業中の尾関梨香を除く16名でライブが実施された。

櫻坂46は、デビューシングルから「3人センター制」を採用。シングルのリリースごとに森田ひかる、藤吉夏鈴、山﨑天の3人が楽曲のセンターを担当してきた。

今回のライブは「私たちで、櫻坂46を、強くする。」というキャッチコピーのもと、披露された楽曲のセンターは、メンバーの立候補制で選ばれた。

1曲目のデビュー曲「Nobody’s fault」のセンターポジションに井上梨名が立ち、燃えあがるようなパフォーマンスを魅せた。

井上は「私がこの曲を選んだきっかけは1stシングルで、表題曲のメンバーに選ばれなくて悔しい思いをしたのがあって。リベンジの意味も込めて選んだのもあるし、歌詞の中に『やるかやらないかそれだけだ』と言葉があるけど、それが私の心には響いていて。悔しいことや悲しいことがあっても、今の私には立ち向かう心が一番必要だと思った。だからこの曲を選ばせていただきました」と思いの丈を語った。

「君と僕と洗濯物」でセンターを務めた渡辺梨加は「このライブのために、夢の中でも踊ってしまうくらい必死で準備してきて。今日は最終日なので、これまでの全てを出し切って、今までの私とは違った、成長した姿を見せられるようにしたいです」と意気込みを語った。

「それが愛なのね」でセンターを務めた土生瑞穂は「このライブが終わっておしまいじゃない。ここがスタートだと思っている。ここで吸収したことをちゃんと身に着けて、私たちも櫻坂46としてより一層走り出せるように頑張りたい」と惚れ惚れとするようなコメントを残した。

1期生の守屋茜、齋藤冬優花、2期生の遠藤光莉、大沼晶保、幸阪茉里乃、増本綺良の計6人名によるMCでは、2期生の4人が1人ずつ、守屋茜と齋藤冬優花に感謝を伝える手紙を読み、齋藤冬優花は涙を流し、会場は感動の包まれた。

齋藤は「このライブまでの1ヶ月間でお互いのことをすごく知ることができたのでこういうお手紙を書けたんじゃないかと思います。練習期間も含めて大事なものになったと思います」と準備の大切さと培われた友情について語った。

本編最後は武元唯衣センターで2ndシングル表題曲「BAN」が紙吹雪が大量に振るなかで、披露され、会場は万雷の拍手で包まれた。

アンコールで副キャプテン松田里奈は「このライブを通じて、メンバー1人1人の魅力とかをあらためて発見できた気がして。1人1人が輝けるっていうのが、すごくよかったなって思っています。個性だったり魅力だったりを出していって、櫻坂46がより強くなっていくんじゃないかなって思っています」と語った。

ダブルアンコールでは、『BAN』が披露され、ステージ上のメンバーは満面の笑みでパフォーマンスを終えた。

3日間MCを担当した松田里奈は「私たちはどんどん強くなっていきたいです。ここが終わりではなく、私たちで櫻坂46を強くしますので、ついてきてください。みんなのことが大好きー!」と高らかに宣言し、ライブの幕は降ろされた。

撮影:上山陽介

『BACKS LIVE!!』セットリスト
21.06.18(FRI) at 舞浜アンフィシアター

Overture

01.Nobody’s fault
02.Plastic regret
03.半信半疑
04.Microscope
05.偶然の答え
06.君と僕と洗濯物
07.ブルームーンキス
08.最終の地下鉄に乗って
09.思ったよりも寂しくない
10.それが愛なのね
11.なぜ 恋をして来なかったんだろう?
12.Buddies
13.BAN

EN1.櫻坂の詩
EN2.BAN

【参加メンバー】

上村莉菜、齋藤冬優花、土生瑞穂、原田葵、守屋茜、渡辺梨加、井上梨名、遠藤光莉、大園玲、大沼晶保、幸阪茉里乃、関有美子、武元唯衣、増本綺良、松田里奈、守屋麗奈

BROADMUSIC

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