2022年の今年、生誕100周年を迎える妖怪漫画の巨匠 水木しげる氏が、日本と世界各地の「死後の世界」を細密に描いた塗り絵本、『水木しげるの大人の塗り絵 あの世紀行』を1月27日(木)に発売します。
「木しげるの大人の塗り絵」(徳間書店)カバー
<水木しげるの大人の塗り絵 あの世紀行> https://www.tokuma.jp/book/b598925.html
太平洋戦争時、日本軍に従軍し、死と隣り合わせの日々の中で、世界の人々が「あの世」をどんな風に考えていたのかに興味をもった水木しげる。彼はのちに、細密なタッチで日本と世界の「あの世」を数多く描きました。
本書「水木しげるの大人の塗り絵 あの世紀行」では、それらの作品の一部に加え、大人から子どもまで広く愛される「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめとする妖怪たちを“大人の塗り絵”として収録。
塗り絵に馴染みが無い方でも、“塗り方のアドバイス”のページを見て色付けしていけば、すーっと心が落ち着いてくる不思議な一冊です。
カラフルで幻想的な絵を自分の好みで彩色して、あなたオリジナルの「あの世」を描いてみませんか?
“ゲゲゲの女房” 武良布枝さんも塗り絵を楽しんでいます
武良布枝さん
手先を使うと、気持ちが若くなるような気がします。塗り絵は好きですよ。次々と塗りたくなって楽しいですね。この絵は、いずれ私が行くところなのかしら、と思いながら塗っています。
武良布枝(むら・ぬのえ)
1932年(昭和7年)、島根県安来市生まれ。
1961年、水木しげる(本名:武良茂)と結婚。
2008年、初エッセイとなる『ゲゲゲの女房 人生は……終わりよければ、すべてよし!!』(実業之日本社)を刊行。
2010年、同作を基にしたNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』が放送され、一大ブームとなる。
その他の著書に『「その後」のゲゲゲの女房』『ゲゲゲの女房の「長寿力」』(辰巳出版)などがある。
商品情報
[タイトル] 水木しげるの大人の塗り絵 あの世紀行
[著者] 水木しげる
[発売日] 2022年1月27日(木)
[定価] 1,430円(10%税込)
[判型/仕様] A4判変型ソフトカバー 1色40ページ 4色24ページ
[発売] 株式会社徳間書店
[商品URL]
https://www.tokuma.jp/book/b598925.html
https://www.amazon.co.jp/dp/4198654069
収録絵柄
1.往生要集「三途の川」
2.閻魔大王
3.往生要集「阿弥陀の浄土」
4.常世の国(不死の国からの来訪神)
5.アイヌのあの世「村長の交易」
6.朝鮮「悪霊の世と先祖の国」
7.チベット「死者の書」中陰の旅の始まり
8.中国「泰山の統治者 東嶽大帝」
9.インドネシア「あの世の橋の番人」
10.インドネシア「天使ガブリエルの導き」
11.インド「輪廻からの解放を求めて」
12.ソロモン諸島「空飛ぶカヌー」
13.エジプト「死者の書」天空船による旅行
14.ダンテの『神曲』 恋人ベアトリーチェとの昇天
15.水木しげるの妖怪の森
16.LP「妖怪幻想」ジャケット 表
17.南の島から妖怪軍団がせめてきた! 鬼太郎VS南方妖怪
18.鬼太郎血戦録 妖怪大戦争
- 著者プロフィール
水木しげる(みずき・しげる)
1922年(大正11年)3月8日生まれ、鳥取県境港市で育つ。
太平洋戦争時、ラバウル戦線で左腕を失う。復員後、紙芝居画家を経て貸本漫画を描き始め、1957年『ロケットマン』でデビュー。
以後、戦記もの、妖怪ものなど数多くの作品を発表。
1965年『テレビくん』で第6回講談社児童漫画賞を受賞。
1989年『昭和史』で第13回講談社漫画賞を受賞。
1991年紫綬褒章受章、2003年旭日小綬章受章。
主な作品に、『ゲゲゲの鬼太郎』、『河童の三平』、『悪魔くん』、『総員玉砕せよ!』、『のんのんばあとオレ』など。
2015年11月死去。
水木プロダクションHP https://www.mizukipro.com/
- 水木しげる生誕100周年
1922年に生まれた漫画家・水木しげる。
2022年はその生誕からちょうど100周年になります。
それに合わせて、新アニメ「悪魔くん」の制作が始動し、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(第6期)の映画化が決定。
2022年7月からは、舞台「ゲゲゲの鬼太郎」の上演が予定されるなど、様々なプロジェクトが進行中。
水木しげる生誕100周年記念企画HP https://www.mizukipro.com/100th/
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