コロナ禍でのお出かけは屋外の庭園へ。旧古河庭園では約100種200株の秋バラが見頃に。 春バラ期に休園していた旧古河庭園では、12月上旬にかけて秋バラが楽しめる。また、11月中旬からは紅葉も見頃となり、バラと紅葉が合わせて楽しめる都内でも珍しいスポット。
旧古河庭園では現在秋バラが見頃です。
秋バラの特徴は寒さに向かっていくので蕾がじっくり熟成されて咲くため、花の形が美しいこと、本来の色が色濃く出て楽しめることなどが挙げられます。
そして一番の魅力はなんといっても高い香り。
特に日の出から2~3時間後が一番香りの強い時間帯で、香りを楽しむなら午前中の来園をおすすめします。
イギリス人建築家・ジョサイア・コンドルによって造られた美しいバラ園の上には洋館が佇み、この庭園ならではの唯一無二の景観を醸し出しています。
その先には京都の庭師・七代目植治作庭の広い日本庭園が広がり、秋の行楽シーズンを和と洋のテイストで楽しむことができます。
さらに11月中旬からは紅葉も色づき始め、バラに紅葉と一年で一番園内が鮮やかになります。
都内でサクッと楽しめ、密にもなりにくい屋外なのでコロナ禍の気分転換にも。
現在事前予約制→https://www.e-tix.jp/kyu-furukawa_gardens/
旧古河庭園について
武蔵野台地の地形を活かし、北側の小高い丘には洋館を建て、斜面には洋風庭園、そして低地には日本庭園を配したのが特徴です。
この場所はもと明治の元勲・陸奥宗光の邸宅でしたが、次男が古河家の養子になったのち、古河家の所有となりました。
庭園は古河家三体目当主・古河虎之助の邸宅として1919年に造られました。
洋館と洋風庭園の設計者は、英国人ジョサイア・コンドル博士(1852~1920)です。博士は当園以外にも、旧岩崎邸庭園洋館、鹿鳴館、ニコライ堂などを設計し、我が国の建築界に多大な貢献をしました。
日本庭園の作庭者は、京都の庭師・七代目植治こと小川治兵衛(1860~1933)の手によるものであり、彼は当園以外にも、山縣有朋の京都別邸である無鄰菴、平安神宮神苑、円山公園、南禅寺界隈の財界人の別荘庭園などを作庭しました。
数少ない大正初期の庭園の原型を留める貴重な存在で、伝統的な手法と近代的な技術の融和により、和洋の見事な調和を実現している秀逸で代表的な事例となっています。また、現存する近代の庭園の中でも、極めて良好に保存されている数少ない事例として重要であることから、平成18年1月26日に文化財保護法により国の名勝指定を受けました。
最新情報はこちらから
当園の最新情報は公式ホームページ、ツイッターにてお知らせしております。ぜひご覧ください。
■公式ホームページ
公園へ行こう!>旧古河庭園
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034.html
■公式Twitter
旧古河庭園
https://twitter.com/kyufurukawa
事前予約はこちらから
新型コロナウイルス感 染症拡大防止のため、当面の間、入園に際しては、事前に整理券予約しております。
整理券予約は下記サイトからお申込みください。
事前予約サイト(旧古河庭園・日本語)
https://www.e-tix.jp/kyu-furukawa_gardens/
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