2025年6月8日(日)、小学生のためのフットサル大会『EXILE CUP 2025』北信越大会が、長野県長野市の長野オリンピックスタジアム野球場にて開催された。
地域共生活動及び社会貢献を継続的に行っている株式会社LDH JAPANが2010年より社会貢献活動のひとつとしてスタートした『EXILE CUP』は、小学校4年生から6年生を対象としたフットサル大会。サッカー元⽇本代表監督・現FC今治代表取締役会長の岡⽥武史⽒が大会アドバイザーとして参加し、公益財団法人日本サッカー協会後援事業として全国各地で毎年行われてきた(2020年〜2022年はコロナ禍のため中断)。
13度目の開催となる2025年は9地区10会場で予選大会を行い、各予選大会で優勝した計10チームが愛媛県今治市で行われる決勝大会へと進出。大会4戦目となる北信越大会には52チーム・465人の選手たちが集まり全国切符を争った。
大会ゲストにはLDH JAPANのSocial Innovation Officerを務めるEXILE/EXILE THE SECONDの橘ケンチとEXILE MAKIDAI、GENERATIONSの中務裕太が来場。ピッチ上の真剣勝負に熱い視線を送り、試合後には選手たちと交流するなど会場を盛り上げた。
大会は各チーム3試合の予選リーグを戦い、16チームによる決勝トーナメントを実施。昨年の優勝チームである篠ノ井ジュニアサッカークラブA(長野県長野市)が圧倒的な強さを見せつけ、予選から決勝戦までの全7試合を無失点で勝ち抜く完璧な試合運びで二連覇を果たした。同チームは2025年9月14日(日)に愛媛県今治市のアシックス里山スタジアムで行われる決勝大会に進出する。
また今大会では『EXILE CUP』における新たな試みとして、長野市内の児童発達支援センター「にじいろキッズらいふ」に通うハンディキャップを持つ子どもたちと、ゲストアーティスト、有志の大会出場選手たちによって編成された混合4チームによる「インクルーシブ・エキシビジョンマッチ」を実施。ピッチ上には笑顔が溢れ、試合後には記念撮影会も行われ大会に華を添えた。
大会概要:
優勝:篠ノ井ジュニアサッカークラブA(長野県長野市)
準優勝:明善サッカースポーツ少年団(長野県松本市)
3位:東北デルソーレフットボールクラブ(長野県長野市)
FC中野エスペランサU12(長野県中野市)
コメント:
■EXILE橘ケンチ
今回も素晴らしい大会となりました。優勝した篠ノ井ジュニアサッカークラブAはとても強く、僕も毎年注目しているチームです。今年のメンバーもポテンシャルがあり、決勝大会が楽しみです。また今回は、発達障がいを持つ子どもたちと一緒にサッカーをするイベントを初めて開催しました。僕たちは『EXILE CUP』を通じてサッカー少年や少女の夢を応援していますが、ハンディキャップのある子どもたちにも同じように思っています。このイベントが夢を抱くきっかけ、夢を叶えるきっかけになってくれたらうれしいです。『EXILE CUP』の新たな意義を見いだせた1日となりました。
■EXILE MAKIDAI
子どもたちの大きな声、元気な声がピッチに飛び交って、ボールを一心不乱に追いかける姿に胸を打たれました。特に決勝戦は選手たちだけでなく、彼らを支える指導者や保護者からも、『EXILE CUP』に懸ける熱い思いが伝わってきました。優勝したチームのプレーは素晴らしかったです。負けたチームも、ここで流した涙は必ず良い経験となると思います。僕たちは子どもたちの未来、夢や希望を大事に活動しているのですが、今日は子どもたちの熱量に間近で触れ合うことができて、『EXILE CUP』を開催している意味を再認識する機会になりました。
■GENERATIONS 中務裕太
ひとつの目標に向かって、チーム全員で力を合わせて頑張る子どもたちの姿を見ていると、ついつい自分と重ねてしまいました。勝ち負けに関わらず、一生懸命に打ち込んでいる姿は人の心を動かすのだなと、改めて気付かされつつ、自分自身も、また子どもたちみたいに純粋な思いで一生懸命頑張っていきたいと、逆に元気をもらった気分です。インクルーシブ・エキシビジョンマッチでは、様々な背景を持った子どもたちの心が、ボールひとつで繋がっていく姿に感動しました。個人的にはMAKIDAIさん、ケンチさんと一緒に初めてサッカーをプレイして、とても緊張しました(笑)。