ほたる観賞の決定版!ホテル椿山荘東京『ほたるの夕べ ディナービュッフェ』

「世界をもてなす、 日本がある。」をコンセプトに、東京の都心にありながら、大庭園の中にそびえ建つ日本を代表するラクジュアリーホテル「ホテル椿山荘東京」。

広大な敷地の中には豊かな森が驚くほど広がり、都内にいるとは思えないまさに“都会のオアシス”の呼び名にふさわしいホテル。

同ホテルでは、例年5月中旬より6月下旬まで延べ約 1万匹の蛍が自慢の庭園で優雅に飛び交う東京の夏のはじまりを知らせる恒例企画「ほたるの夕べ」を開催。

「ほたるの夕べ」は、藤田観光の創業者である小川栄一氏の「東京の子どもに蛍を見せたい」との想いから、1954年に始まり、本年で71年目を迎えました。ホテル椿山荘東京では5月中旬に飛翔を開始し、6月上旬にかけて見頃を迎え、7月上旬頃まで楽しめます。

6月下旬から7月上旬は、成長時期を遅らせて飼育した蛍を、庭園および館内の温度や湿度などを整えたビオトープ(生物空間)にて、観賞できます。

ホテル椿山荘東京の国内最大級霧の庭園演出「東京雲海」と蛍の共演がスタートしたのは2021年。庭園を見守るように立つ三重塔は、1925年に東広島の篁山竹林寺からホテル椿山荘東京に移築され、2025年で移築100周年を迎えます。

昨年からの試みとして、乳幼児(月齢5ヵ月頃~)のために離乳食を提供するサービスが開始となりましたので、小さなお子様同伴でも安心して参加することができます。お子様(小学生・幼児)には、ほたる支配人のキッズコーナーが準備され、「ほたる支配人の焼印が入ったハンバーガー」のほか、「スイーツバッグ」「ラムネ飲料」がチケット引き換え制で貰えます(1人1セット)。心配りが嬉しいポイント。

また、小学生・幼児のお子様全員&お申込みのグループ毎に、「ほたるの夕べガイドブック」を 1 冊貰えますのでご家族総出の思い出作りに最適です。

「ほたるの夕べディナービュッフェ」は、初夏ならではの味わいや毎年人気のメニューなどをふんだんに取り揃えた贅沢なビュッフェ。新鮮野菜たっぷりのサラダステーションやサーロインローストビーフ、握り寿司から、蛍見立てで仕上げた冷やし煮物の冬瓜釜盛り、移築100周年を迎える三重塔の故郷・東広島名物である美酒鍋、広島県のレモンを使ったトムヤムクン、そのほか海老のおいしさを殻ごと味わえる海老の漁師風まで、和・洋・中を問わずさまざまな美味が集います。デザートには、目の前で仕上げるレモンのモンブランほか、爽やかな季節にふさわしい品々を揃えられていました。

2025年5月16日(金)からスタートしました「ほたるの夕べ ディナービュッフェ」を体験しました。

・ホテル椿山荘東京特製 本鮪 握り寿司二種 食べ比べ(中トロ・霜降り漬け赤身)
※大人用/ チケット引き換え制

こちらの特別メニューは、特別メニューチケットを提示し、引き換えます。本鮪は、しっとり濃厚な旨味ととろけるような脂に魅了されました。鼻から抜けるようなマグロ独特の香りと味わいは、ビュッフェとは思えない至高の口福時間を約束してくれます。

・冷やし煮物 蛍見立ての冬瓜釜盛り

「冬瓜釜の冷やし煮物」は初夏らしい瑞々しさを味わうことができるメニューで口全体に爽やかさが広がります。見た目涼しげで色見が大変よい初夏らしい爽やかな料理に仕上がっていました。

・茄子の鴫炊き

出汁の香りが豊かで、茄子の柔らかさと鴫の旨味が絶妙に調和しています。トロンとした和の風味は、ファンも多いほっこりとした安定のお味で、今年もホテル椿山荘東京に来られたことを思い起こさせます。

・特製ビーフシチュー

椿山荘初代総料理長の「ビーフシチュー・オールドファッション」を起源としている珠玉のビーフシチューです。1980年代初頭、フランス料理界ヌーベルキュイジーヌの巨匠アラン・サンドランス氏が来日した際、当時の料理長と共同開発し、現在のビーフシチューに近い形となりました。

あらゆる部位を使用した大きな塊のビーフが大変柔らかく、口の中でとろける肉汁とソースの融合具合が見事!赤ワインでじっくりと旨味を引き出した日常では味わうことができないクォリティのビーフシチューに仕上がっていました。

70年にわたり歴代の料理長が継承!時代に合わせて進化させてきた伝統の味をぜひ一度ご賞味ください。

・サーロインローストビーフ

オードブルのメインとして時間をかけて焼かれた「サーロインローストビーフ」は、シュフ自ら取り分けしてくれます。都心の喧噪を離れ、四季折々の美しさが広がる庭園に囲まれたホテル椿山荘東京。その優雅な空間で味わうローストビーフは、まさに“特別なひととき”にふさわしい一皿です。噛むごとにじゅわっと広がる肉本来の旨味が際立っていました。

・三重塔移築100周年 三重塔の故郷・東広島の名物料理 美酒鍋

三重塔移築100周年にちなんだ料理が提供されていました。「美酒鍋」は、豚肉、鶏肉、野菜類を日本酒と塩・こしょうだけで調理するのが特徴。

ひとくち食べれば、じゅわっと広がる旨味とともに、まろやかなコクが後から追いかけてきます。

・海老の漁師風

香港の船上生活者が食べていた海鮮料理。ひと口噛んだ瞬間、パリッと小気味よい音を立てて弾ける海老の殻。その下から現れる身は、しっとりとジューシー。ニンニクの香ばしさが先頭に立ち、エシャロットのほのかな甘みが後味として良好。

・冷製コーンスープ

とうもろこしの自然な風味が、まるでショパンのピアノ曲のように静かに、深く心に響いてくる。疲れた心と体を、やさしくほどよく抱きしめてくれるーそんな至福の冷製スープである。

ホテル椿山荘東京のディナービュッフェがオススメできる点はドリンクがフリーフローで提供されているところです。

今年はアルコールとして「ビール」、「スパークリングワイン」、「白ワイン」、「赤ワイン」、「ウィスキー」、「焼酎(芋・麦)」「ブルーラグーン」「蛍の光」がアルコールとして提供。

三重塔移築100周年を記念して今年は蔵元「賀茂鶴酒造」の日本酒の提供がありました。

蛍にちなんだカクテルとして広島県のはっさくで作られたリキュールを使用した「蛍の光」が提供されました。水辺に浮かぶ蛍の光を表したカクテルで、トロピカルフルーツの甘酸っぱい味わいが魅力的です。モクテルブームということもあり、「蛍のすみか」がノンアルコールで提供されていました。「蛍のすみか」は庭の木々に浮かぶ蛍の光を表した軽やかなモクテルです。

「ジンジャーエール」、「コーラ」、「グレープフルーツジュース」、「オレンジジュース」、「ウーロン茶」「ペリエ」などソフトドリンク類も充実していますので、お酒が弱い方、飲めない方でも安心です。お子様向けに「お子様リンゴジュース」も用意されていました。

紅茶、ハーブティー、緑茶、コーヒー類なども豊富に提供されている配慮はさすがです。
ホテル椿山荘東京のビュッフェでは、季節ごとに趣向を凝らしたデザートが楽しめます。庭園での幻想的な演出と共に、特別なひとときを演出してくれます。

・三重塔移築100周年記念メニュー
目の前で仕上げるレモンのモンブラン

目の前で仕上げるレモンのモンブランなどビュッフェならではの目で愉しませる演出も用意されていました。

・シュークリーム

・ミルクレープ

・宇治抹茶を使ったガト―オペラ

宇治抹茶の深い香りと、控えめでありながら確かな苦み。上質な抹茶ならではの風味が口全体に広がり、すぐさま心がほどけていきます。

・マンゴーとバタフライピーのゼリー

◆食後:蛍と雲海を観に庭園へ

ビュッフェの後は、庭園での蛍観賞が待っています。緑豊かな庭園の中で、ふわりと優しく舞う蛍の姿を楽しむことができます。また、2020年より導入された「東京雲海」の演出も加わり、幻想的な雰囲気を一層引き立てています。

蛍の思い出と共に、好きなものを好きなだけ楽しむことができる贅沢な「ほたるの夕べ ディナービュッフェ」。初夏の風物詩として毎年多くの人々に愛されているイベントです。
家族や大切な人との思い出作りにぜひ一度ご来場ください。

■ほたるの夕べ ディナービュッフェ

握り寿司やサーロインローストビーフ、目の前で仕上げるレモンのモンブランなど多彩で贅沢な美味が揃います。蛍舞う庭園の散策と合わせてどうぞ。

期間:2025 年 5 月 16 日(金)~ 6 月 29 日(日)
※特定日開催

時間:18:00~20:00/18:30~20:30/19:00~21:00

URL:https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/event/plan/fireflies_dinner_buffet2025/

《ご参考》23区内では稀有なホテル椿山荘東京の蛍について

◇ホテル椿山荘東京の蛍の歴史

1954年 藤田観光創業者の小川栄一により「ほたる観賞の夕べ」がスタート。
2000年 専門家の指導の下、ゲンジボタルが産卵から飛翔まで生息できる環境作りに取り組む。

<環境作り例>

庭園内を流れる地下から流出するミネラル分豊富な秩父山系の湧水の水質・水量の改善等を実施。現在では、産卵から終齢幼虫までの人工飼育を庭園内等の飼育施設で行い、毎年冬に幼虫を放流しています。

2021年 ホテル椿山荘東京の国内最大級霧の庭園演出「東京雲海」と蛍の共演がスタート。
(東京雲海は2020年10月スタート)

◇蛍の種類・観賞時期について

ゲンジボタル:オス 体長約1.5センチ、メス 体長約2.0センチ

5月下旬から6月中旬頃までは、庭園内で羽化した蛍を「ほたる沢」、「古香井」、水車の周辺でお楽しみいただけます。

6月下旬から7月上旬は、成長時期を遅らせて飼育した蛍を、庭園および館内の温度や湿度などを整えたビオトープ(生物空間)でお楽しみいただけます。

◇都内有数の蛍観賞スポットに訪れるワケ

庭園内と自社施設で飼育した幼虫約10,000匹を庭園の沢に放流しています。

自然界の蛍の羽化率は、大よそ1%と言われていますが、衛生面や給餌が安定しているホテルの人工飼育下では大よそ30%の高い羽化率※を実現していると推測しています。

その為、庭園内で羽化するゲンジボタルは延べ約8,000匹程度、また6月下旬から7月にかけて野尻湖の飼育施設で羽化した成虫の放流を含めると約10,000匹のゲンジボタルが、ピーク時で1日約500~600匹が出現し、飛翔したり葉に止まったりしていると推測しています。

ホテル椿山荘東京:

1952年開業のホテル椿山荘東京は、都心にありながら、森のような庭園の中に佇むホテルです。

庭園のシンボルである 三重塔「圓通閣(えんつうかく)」は、1925年に東広島・篁山竹林寺より移築され、2025年に100周年を迎えます。室町時代前期の部材が使用されているこの三重塔は、都内に現存する三古塔の一つで、国の登録有形文化財に登録されています。

また、「いつの時代も、その時代が必要とするオアシスであり続ける」という想いの下、7つの季節に7つの絶景を造り、国内最大級の霧の庭園演出「東京雲海」と7つの季節は、「日本空間デザイン賞 銀賞」、「Prix Villegiature Awards グランプリ」、「iF DESIGN AWARD」を受賞、「日本夜景遺産」に登録され、都心の絶景として通年お楽しみいただけます。

265室の客室では、第二の我が家のようにお寛ぎいただけるよう充実した機能やアメニティを備えるだけでなく、都心のパノラマ、またはガーデンビューをご堪能いただけます。そのほか、庭園内や館内の8つのレストラン、自然光を感じられる直営のスパ・トリートメント施設、最大2,000名様までご利用いただける大会場を含む38の宴会場、チャペル・神殿、理・美容室、フォトスタジオなどを完備しています。

散策できる広大な庭園には、国の有形文化財の三重塔や茶室、史跡があり、また春の桜、きらめく新緑、初夏の蛍、夏の涼やかな滝のしぶき、紅葉、雪景色の中の椿と、四季の風情が東京にいることを忘れさせる特別なひとときをお過ごしいただけます。

ホテル椿山荘東京は、「フォーブス・トラベルガイド」が発表した格付けの「ホテル部門」・「スパ部門」では、おかげさまで名だたるホテルが並ぶ4つ星を獲得できました。また、特に最高級の施設とサービスにより、記憶に残る体験を提供するホテルとして認められ「プリファードホテルズ & リゾーツ」の「L.V.X. Collection」に加盟いたしております。

東京のホテルならホテル椿山荘東京。【公式サイト】
ホテル椿山荘東京は、四季折々の庭園とともに、ご宿泊、レストランでのお食事、結婚式や結納などのお祝いなど皆様のお集まりの場をご用意しております。世界に誇る都市、東京のホテルだからこそ、日本らしさ、を求めて。世界をもてなす、日本がある。ホテル椿...