八村倫太郎・増子敦貴・駒木根葵汰・前田公輝出演の舞台挨拶!映画「ホーム スイート ホーム」

9月5日、東京・kino cinema新宿にて、映画「ホーム スイート ホーム」の公開記念舞台挨拶が開催された。舞台挨拶にWATWING・八村倫太郎、GENIC・増子敦貴、駒木根葵汰、前田公輝、吉川鮎太監督が登壇した。

吉川鮎太監督、前田公輝、八村倫太郎、増子敦貴、駒木根葵汰

本作は、2006年に発表された金沢知樹演出の同名舞台を、20年の時を経て映画化した押入れタイムスリップ・ホームコメディ。下町の煎餅屋を舞台に、未来から現れた家族との世代を超えた再会や、家族と向き合う温かさを笑いと涙で描く。映画は9月4日より全国公開されている。

八村は、祖父の代から続く煎餅屋を継ぐ植木一郎役。増子は28年後の未来からやって来た一郎の息子・植木英郎、駒木根は56年後の未来から現れた一郎の孫で、英郎の息子でもある植木史郎を演じる。

一方、前田は、一郎たちがタイムスリップした1999年に出会う若き日の父・植木耕太郎に扮している。

■キャストが明かす、それぞれの「ホーム」 八村倫太郎「人によってたくさんある」

この日は、作品のテーマである「家族」にちなみ、「ホームと聞いて思い浮かぶもの」を発表。八村は「『ホーム・アローン』ですかね……」と切り出した後、前田から「一人目からそれはつらいって……」とツッコまれると、「間違えた(笑)」と軌道修正し、自身が所属するWATWINGの楽曲「HOME」を挙げた。

同曲は、グループ自体をホームに見立てて歌った曲だという。八村は「『ハウス』は具体的な事象を指すことが多いと思うんですが、『ホーム』だと概念的な要素が強いと思っています。だから、ホームは一つじゃなくて、人によってたくさんあると思っています」と持論を披露した。

増子は「僕のホームはファンの心ですかね……!」と決め顔を見せてから、GENICについて「やっぱり帰ってきたときに素でいられる場所というのは、そこなんじゃないかなと思います」と回答。

駒木根は自身のファンクラブ「きいとも」を挙げ、「本当に心の優しい皆さんが集まってくれていて、未熟な僕でも受け入れてくれる、そんな温かいホームです」と感謝した。

前田は所属事務所のホリプロを挙げて拍手を受けると、改めて「ホームって一言で言うなら、愛される場所かな」と答え、愛される空間を「ホーム」という概念に重ねた。吉川監督にとっては、作品ごとにスタッフや俳優仲間と集う撮影現場がホームだそうで、「毎回、現場に行くのが楽しみで、温かさを感じます」と話した。

■「幼少期写真館」で思い出を紹介 八村倫太郎はヒーローに憧れた少年時代を回想

続いて、スクリーンに登壇キャストの幼少期の写真を映し出し、家族についてさらに迫るコーナー「タイムスリップ!幼少期写真館!」へ。八村が持参したのは、幼稚園児の頃、家族で東京ディズニーランドを訪れた際の一枚だった。入園前にガイドブックを手にしている姿を見ながら「小さいときはヒーローが大好きで、変身ばかりしていました。ウルトラマンにも、仮面ライダーにもなりたかった」と懐かしんだ。

実際に変身経験がある増子と駒木根を「この二人がうらやましいです……!」と見つめると、増子が「今はたくさんのファンのヒーローだよ」とフォロー。八村は「そういうことです!」と応じ、会場の拍手を浴びた。当時の自分へは「大変なことがあるけど、たくさんの人が支えてくれるから、頑張れ!」とエールを送った。

増子は5歳頃、地元の祭りに家族で出かけた際の写真を公開。祖母が作ってくれたという名前入りのうちわを手に持っており、「おばあちゃんっ子だった」と振り返った。祖母の家の前には急な坂があり、幼い増子を背負って登ってくれたというエピソードも紹介。当時、自分を背負ってくれた祖母に思いをはせ、「いつかおばあちゃんのことを抱っこしてあげるねって。その坂道を想像すると今にも曲ができそうです」としみじみ話し、「あの勾配な坂で」と自らタイトルを提案し、笑いを誘った。また、幼少期の写真はすでにSNSにアップしつくしたといい、この日公開したカットは初出しで、自身にとって最後となる幼少期の写真だという。「本当に絞り出してこれなので、見納め。ラスト1枚!」とアピールしていた。

駒木根の写真は2、3歳頃のもの。両親とマネージャーが直接やり取りして用意したため、本人もどの写真が映るか知らなかった。頬に手を当てたポーズについては、自分のお菓子を食べ終えた後、向かい側で姉がもっとおいしそうなお菓子を食べていた場面ではないかと推測し、ほかの登壇者も「見えなくもない!」とうなずいた。幼い自分に伝えたいことは「自分らしく、自由に生きてほしい。あと、お金のことと、英語はちょっと勉強しておきな」ということ。この言葉に八村も「わかる。俺も今になって、お金の本を買ったもん」と共感した。

前田は6歳頃、毎年冬に訪れていた札幌の祖父母宅で撮影した写真を紹介。雪で作ったかまくらの中で笑う自身を見て、「やっと作れて、うれしそうな表情の前田ですね」と当時を思い返した。ここで、ほかのキャストから「このとき何を考えていたんですか……?」と大喜利のような無茶振りをされると、前田は答えに苦戦。すると、すかさず増子が「それでは聴いてください、『勾配な坂で』」と先ほどの話題を拾い、会場は爆笑に包まれた。前田は「危なかった……!」と安堵した。

そして、当時の自身になんて言葉をかけるか聞かれると、幼少期に習っていた空手が現在の仕事につながっていることにも触れた上で、「運動神経を活かすっていうことを、当時から楽しみながらやっていたので、継続してやってくれていたら、こうやってたくさんの方々に少しでも何かを届けられる人になれるかもしれない。だから、これからものびのびと歩み続けてくれ」とメッセージを寄せた。八村も「公輝さんのアクション、かっこいいもんな」と称えた。

■八村倫太郎「家族やおうちの温かい部分に触れて」

最後に、八村は、タイトルにもなっている「ホーム・スイート・ホーム」が「愛すべき我が家」「楽しい我が家」を意味する英語の慣用句だと紹介し、「押入れでタイムスリップするなんて、『何て映画だ』ってなると思うんですが、間違った時代に行っちゃったところから、家族の話に近づいていく。タイムスリップというありえないことがきっかけで4世代が集まることになる。それによって、家族の愛を確認できるすばらしい映画です」と作品の魅力を伝えた。

さらに、家族にはさまざまな形があり、全ての人が家族を好きである必要はないとした上で、「でも、家族のもとに生まれたってことは一緒だと思う。自分がこの世に来る前には絶対に行けないけど、この映画を通して『生まれたときはこういうことだったのかな』って想像してくれたら、お母さん、お父さんに思いをはせられるのかなって思う」と言葉を重ねた。

自身はまだ親になっていないものの、「自分が親だったら、こういうことを思うのかなって想像できる映画になっています」と八村。「家族やおうちの温かい部分に触れていただけたらと思っています。ドタバタしていますので、楽しんでいってください!」と呼びかけ、舞台あいさつを締めくくった。

『ホーム スイート ホーム』公開記念舞台挨拶

【日時】:9月5日(土) 13時20分より舞台挨拶開始 ※上映前イベント
【会場】:kino cinema新宿(〒160-0022 東京都新宿区新宿3-13-3新宿文化ビル)シアター1
【登壇者】:八村倫太郎(WATWING)、増子敦貴(GENIC)、駒木根葵汰、前田公輝、吉川鮎太監督

ホーム スイート ホーム
劇場公開日:2026年9月4日

八村倫太郎(WATWING) 増子敦貴(GENIC) 大原優乃 山谷花純 樫尾篤紀 藤田ハル ドロンズ石本 / 駒木根葵汰 前田公輝
監督:吉川鮎太 原作:金沢知樹(舞台「HOME SWEET HOME」)
脚本:萩森淳 製作幹事:ホリプロ エイベックス・ピクチャーズ  配給・宣伝:NAKACHIKA
©2026映画『ホーム スイート ホーム』製作委員会

映画『ホーム スイート ホーム』公式サイト | 押入れタイムスリップ・ホームコメディ!
「半沢直樹」『サバカンSABAKAN』「サンクチュアリ-聖域-」など話題作を手がけてきた金沢知樹演出で、2006年に発表し観客を感動の渦に巻いた伝説の舞台が20年の時を経て待望の映画化。

【タイムスリップ編】映画『ホーム スイート ホーム』30秒予告|未来から家族がやってきた!? 9.4(金)全国公開