女優・ダンサーの水野絵梨奈が、7月28日(日) カルッツかわさきにて開催されたダブルダッチの世界大会『DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2024』にチームとして出場し見事世界一となった。
2本のロープを使うなわとび競技「ダブルダッチ」の世界選手権となる本大会は、各国の予選を勝ち上がってきたチームのみが出場できる。水野の所属チーム「HEARTS」は3月に行われた日本予選を通過し、この世界大会へ挑んだ。
練習中には全治半年の骨折を負い、リハビリしながらのトレーニングを乗り越え、結果はPerformance部門とFreestyle Battle 部門の二冠を達成。念願のチームとしての世界一を獲得した。
水野は5年前に開催された本大会を観戦しダブルダッチに出会い、4年前から本格的に競技を開始。持ち前のダンススキルを活かし、驚異的なスピードでダッチャーとして成長する彼女の今後の活躍にも注目だ。
水野絵梨奈コメント
『DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2024』で優勝し世界一になる事ができました。
昨年は個人としてDouble Dutchの1on1のバトル『DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 2023』で世界一の女性ソロプレイヤーとなり次に掲げた目標が、今年はチームとして世界一になる事でした。
昨年の10月から準備を始め、今年の三月に行われた日本予選を無事通過し、挑んだ世界大会。
5月11日 右足首の関節骨折。
世界大会の練習中に事故は起こりました。
手術必須の骨折レベル4。全治は半年。
5月末にプレートとボルトでずれた関節を元の位置に戻して固定する手術をしました。
その後療養に努めましたが経過診察では
『大会はやめておいた方がいい。無理をすれば、他の部位が折れたり、後遺症が出たり、再手術になるかもしれない。』とのことでした。
全荷重を右脚に乗せられるのが7月の頭。そこから歩行練習が始まり、練習に参加できるのは早くても7月中旬。つまり大会2週間前から。間に合う訳がないと、一度は大会をきっぱり諦める決心をしました。
ですがチームで何度も話し合った結果、ギリギリまで療養やトレーニング、リハビリに全力を注ぎ込み、足掻いていく決意をする事ができました。
決意してからは、医者も驚くほど脅威的な速さで回復し、右脚のみでの着地ができないという制限は残るものの、ステージに立つ事が出来ました。究極のチームスポーツと言われるDouble Dutch。本当に色々ありましたが諦めずに自分を信じて、チームメイトを信じてきてよかったです。
これからも水野絵梨奈/Elina Mizuno は
ダッチャーとしても、女優としても、ダンサーとしても、突っ走って参ります。
これからも応援よろしくお願いします!!
PROFILE:
1993年2月8日生まれ・東京都出身
幼少期よりさまざまなダンスを本格的に学び、2008年よりLDH所属アーティストとしてメディアでのキャリアをスタート。パフォーマーとしてだけでなく、女優として映画、ドラマ、舞台など多方面のジャンルで活躍し、自身の表現の幅を広げる。
プロダンスリーグD.LEAGUE 2020-2021 Season1では、Benefit one MONOLIZのリーダーとして活躍。
主な出演作品には、舞台「桃山ビート・トライブ」「アラタ~ALATA~」、映画「ソレダケ / that’s it」「悪の教典」、テレビドラマ「35歳の高校生」「ビブリア古書堂の事件手帖」など。
【Instagram】https://www.instagram.com/elina_mizuno/