Ettone、「Under The Rug ON LIVE VOL.2」でVivaOlaと共演。新曲「STAY」初披露

クリエイティブ・ガールグループ〈Ettone〉が音楽と真正面から向き合うライブ・パフォーマンス・シリーズ「Under The Rug」の記念すべき初の有観客公開収録が開催されたのは今年の6月。それから約2カ月、早くも第2回目となる公開収録『Under The Rug ON LIVE VOL.2』がShibuya PIT ZEROにて行われた。

会場に集まった数多くの来場者を目にすれば、トリプル台風と騒がれていたあいにくの空模様への不安もきれいに払拭。前回は「えとね」とひらがなで書かれたネオン管が英字の「Ettone」に成長していると気づくと同時に幕が下りると、まずはジャミロクワイ「Virtual Insanity」のカバーをメンバー全員でパフォーマンス。間髪空けず、聴けば聴くほど今日がご機嫌になるセカンドシングル「東京劇場」へと移行し、「素敵な夜にしていきましょう!」とmiranoがオーディエンスへ高らかに宣言。椎名林檎とトータス松本の「目抜き通り」のカバーで圧巻のコーラスも色めき立ち、その色香を上乗せするたくらみか、少女時代「MR.TAXI」のカバーを軽快なSped Upアレンジで披露。しかも当時誰もが真似をした印象的な振り付けも完璧以上に再現。続くSuchmos「STAY TUNE」でも厚みのあるコーラスにキレのあるダンスもかけ合わせ、素敵な夜への熱気が高まっていく。

もったいぶらずにVOL.2のゲストであるVivaOlaをステージに呼び込み、冒頭から彼の名曲である「Over The Moon (feat.Sagiri Sól)」を惜しげもなくパフォーマンス。VivaOlaの圧倒的声量をしっかりとコーラスで支えるmirano/shion/pia/yuzukiの4人に頼もしさを感じながら、マイケル・ジャクソン「Human Nature」のカバーに聴き入る。もはやマイケルが憑依したんじゃないかクラスのパフォーマンスでオーディエンスを驚愕させるVivaOlaだったが、いざ歌を終えてMCとなると等身大の好青年に戻る。彼の口から「来年のいつリリースになるかわからないアルバム」に収録予定という新曲「understand」をライブ初披露。VivaOlaをしっかりコーラスでサポートした後は、Ettoneの「トワイライト」できっちりフィーチャー。同曲のコンセプトよろしく、歌う前に「どんなボーイでした?」と尋ねられたVivaOlaは、「広場の隅に座って、日焼けをしないちびっ子でした」と素直に回答。VivaOlaコラボは非常に高い相性度で幕を下ろした。

終盤戦、前回のVOL.1で初披露した「1UP↑1DOWN↓」のサプライズを再現するかのように、8月19日発売の新曲「STAY」を解禁。「本音と現実で揺れ動く主人公の気持ち」を楽曲に投影、piaとchiharuがクリエイティブを担当した同曲は新たなEttoneを体感するには十二分すぎる完成度であり、タイトルよろしくその場にステイしたくなるほどの破壊力も装備。chiharuから生まれた「瞬く青が急かす」という歌詞も鼻の奥をツンとさせる。「9月でデビュー1周年を迎えます。音楽の中でしか表現できない言葉、音楽の上だから見せられる表情をさらけ出していきたい」という決意を表明し、優里「ドライフラワー」、SMAP「SHAKE」のカバーでVOL.2を締めくくった(後者の歌詞に登場する「渋滞のタクシーも」部分で少女時代「MR.TAXI」の振り付けを差し込んできたのは伏線回収として効果抜群)。

「Under The Rug」はコラボレーションを図るアーティストとの相性が大きな見所だが、場数を踏むごとにさらに磨かれていくボーカルとコーラス(とMC)のスキルは、公開収録という生の現場だからこそダイレクトに響く。今後は音楽的スキルはもちろん、秘めたポテンシャルもところ構わずさらけ出していってほしい。(佐藤公郎)

文=佐藤公郎
写真=TOMOYA “TANY” TANIGUCHI

◾️O21×J-WAVE Presents Under The Rug ON LIVE VOL.2 SETLIST

01. Vitual Insanity

02. 東京劇場

03. 目抜き通り

04. MR.TAXI

05. STAY TUNE

06. Over The Moon – feat. Sagiri Sól

07. Human Nature

08. understand

09. トワイライト

10. STAY

11. Roses

12. 1UP↑1DOWN↓

13. ドライフラワー

14. SHAKE