世界各国から注目を集めているPSYCHIC FEVERが、全5カ所を周る日本ツアー『PSYCHIC FEVER JAPAN TOUR 2026 “THE ROOTS”』を開催。

このツアーでは、タイトル通り、PSYCHIC FEVERのルーツを再確認する旅。世界中での活動が多いからこそ、母国である日本のForEVER(ファンネーム)へ愛を捧げることがテーマに掲げたツアーは、全編生バンドの演奏により、懐かしい楽曲から、アンコールでは7月10日にリリースする4年ぶりとなる2nd Album『DIFFERENT』からの新曲『I Got Ways』を披露するなど、贅沢な内容となった。ここでは、4月15日に実施された東京公演のZepp Haneda(Tokyo)の模様をレポートする。

全身を白い衣装に身を包み、青と赤の光を浴びながら『SWISH DAT』が始まると一気にフロアから歓声が上がりライブがスタート。重低音の効いたビートとラップが身体中に響き渡っていく瞬間に、昨年に行われていたツアーの時よりもさらに会場を巻き込んでいく力が増していることに気づく。スモークが上がるとともに彼らの狼煙も上がっていくことを体感しているとシームレスに『Run It Back』がスタート。
JIMMYの印象的なバースからスタートしつつ、渡邉廉とJIMMYが向かい合いながら笑顔で踊る姿も印象的だ。渡邉廉とWEESA、小波津志のタイプの異なる歌声もまた彼らの魅力。たたみかけるように『Just Like Dat(feat. JP THE WAVY)』のイントロが始まると一気に会場の温度が上がり、サビでは会場中でシンガロングが始まるとメンバーたちは嬉しそうな笑顔を浮かべた。自然と身体が揺れる楽曲に、メンバー全員がステージ前方ギリギリまで向かい、ForEVERとのコミュニケーションを楽しんだ。
歪むエレキギターのリフが響いていく『Temperature』ではゆったりとリズムに乗りながらメロウで楽しく楽曲を楽しんでいくと小波津が「歌ってくれてありがとうございます! とても気持ちのいい時間になりました」「楽しんで帰ってください!」と煽り、みんながひとつになる『Pinky Swear』では階段にぎゅぎゅっと全員がつまり座って、センターに入り込んだ剣が、決めセリフ「Pinky pinky Swear」と囁くとドッと歓声があがり思わずニヤリ。遊び心あふれる演出に全員が笑顔になった瞬間だった。
激しい雨と雷のSEから始まったのは『Cold Rain』。ドラマティックかつ緊張感漂うサウンドに合わせ繊細に変化していくフォーメーションに目を奪われていく。雨が止まないことはないからこそ、どんなに困難でも陽は差すと表現しているような、次第に明るくなっていく照明が美しい。生のバンドサウンドが最高に活かされる『WARRIORS』ではピンスポットがメンバーを次々と映し出すマイクリレーで力強さを表現。さらに静と動で世界観をパフォーマンスする表現力、爆発する衝動は年々実力を重ねていく彼らだからこそ、さらに曲が成長していくことを実感。
ライブの中盤には、まさに彼らのルーツとなる楽曲をエモーショナルに披露。全員がマイクスタンドの前に半円になって座り、『Love Fire』を披露。原曲とは異なるアコースティックのアレンジはとても心地よく、半田龍臣の気持ちのいいラップが響いていく。
そのまま『What’s Happenin’』はビートが変わりさらに楽しい空気感に。椅子に座りながらもあふれ出るエナジーとヴァイブスに心が躍っていく。セクシーなWEESAの歌声からスタートした『Hotline』では、音が身体中に染み込んでいくのを体感しながらJIMMY、中西椋雅、そして半田へと繋いでいくラップがとても心地よい。
WEESAは「今回のツアーは僕たちが原点に戻り、あらためて世界に挑戦する、日本全国に挑戦するという熱い想いが込められています。次は先輩方の曲と僕たちの曲をリンクして届けられたらと思います。リスペクトを込めてミックスしたので楽しんでもらえると嬉しいです」と話し、EXILEの『Lovers Again』と『Best For You』をマッシュアップし披露。お互いの楽曲の良さが引き出されるアレンジに、彼らの愛が伝わってくる。さらにメロウな『Gelato (Matcha Remix)』が始まると、中西が自撮り棒を持ち、わちゃわちゃとメンバー同士じゃれ合いながらみんなが楽しそうにパフォーマンス。

半田の煽りから始まり、クラップから始まったのは、この日初めて披露する『Better Days』。彼らのエヴァ―グリーン的なサウンドに希望を感じていると、続く小波津の芯のある歌声が響くスムーシーな『Nice & Slow』でForEVERの手が上下に振れていく。
小波津は「“ROOTS”ならではの曲をお届けできることが嬉しく思います」「デビューした時から楽しいだけでなく、上手くいかないこともありましたが、このメンバーと周りの家族、スタッフさん、そしてForEVERのみなさんと歩いてきた道は、かけがえのない、最高の想い出になっています」「これまでの感謝とこれからも一緒に歩んでいきたいという想いを込め歌わせていただきます」と、メンバーみんなで初めて作詞を手掛けた『ForEVER』を披露。彼らの軌跡と、愛と感謝をつづった、まるでラブレターのような楽曲をしっかりと、まっすぐと歌い上げた。

後半は、ダンストラックからスタート。メンバーそれぞれが自分の個性を活かしたダンスで盛り上げていくと、一気にZeppがダンスフロアに。『Wonder Woman』でカジュアルな衣装に着替えると軽やかなステップで空気を変え、ビートがチェンジして『Paradise』がスタートすると全員がゴキゲンにダンスをはじめ、みんなが本当に楽しそうにしている姿に笑顔が伝染していく。

そのまま自己紹介的な楽曲『PSYCHIC FEVER!!』で会場がひとつになるとJIMMYが「この曲覚えていますか?」と声をかけ『Choose One』がスタート。すると“Yay Yay Yay Yay Yay Yay”とフロアからも声が上がりコール&レスポンスで会場が盛り上がっていく。

そのままクラップから“君に夢中”のフレーズが印象的な『Bitter sweet』が始まり、会場中から歌声が聞こえ気持ちよく広がっていく。すると一転、JIMMYが「暴れたい人どれだけいますか⁉」と叫び『Up and Down』がスタート。
みんなでジャンプをしながら曲を楽しんでいるとWEESAはステージからさらに煽り、渡邉が「新曲、持ってきました!」と『Clip that!』をたたみかけるようにリリース。

彼らがいま、加速していることを体現するかのようなビートと中西の高速ラップが重なり潜っては上昇する独特な予測不能なダブサウンドに身体中が、心が惹きこまれていく。
『IGNITION』でタオルを振り回し、『BAKU BAKU』ではおなじみの“〇、×、サングラス”を作る振りで一緒に盛り上がっていく。クールな楽曲を持ちながらも、決してForEVERを一人にはしない、一緒にライブを作り上げていく彼らのパフォーマンスは、多くの人を笑顔にしていく。そしてライブ本編のラストでは『PROMISE』をピースフルに歌い上げ、最高の空間を作り上げた。
アンコールではALBUM RADIOとしてアルバム収録曲を会場で少しだけ紹介すると、リリース前の新曲『I Got Ways』を披露。より大人っぽい彼らのネクストステージを感じる楽曲で今後の彼らの希望を感じさせた。
タイトル通り、これまでのルーツの楽曲を披露したり、先輩へのリスペクトを体現しながらも、今後さらに世界に向かう決意、そしてForEVERに誓う愛や感謝、未来を感じさせる、楽しくて意志の強い空間に、今後のさらなるステップを感じられた素敵な一夜だった。

(執筆:吉田可奈)
PSYCHIC FEVERは、7月10日に2nd ALBUM『DIFFERENT』をリリースし、4月29日のツアーファイナルの仙台公演(SENDAI GIGS)アンコールにて「8月8日にツアーの追加公演を実施」することを発表している。今後の彼らの展開から一瞬たりとも目が離せない。

■『PSYCHIC FEVER JAPAN TOUR 2026 “THE ROOTS”』
Zepp Haneda(Tokyo) セットリスト
01. SWISH DAT
02. Run It Back
03. Just Like Dat feat. JP THE WAVY
04. Temperature
05. Pinky Swear
06. Cold Rain
07. WARRIORS
08. Love Fire
09. What’s Happenin’
10. Hotline
11. Best For You
12. Gelato (Matcha Remix)
13. Better Days
14. Nice & Slow
15. ForEVER
Interlude (DANCE TRACK)
16. Wonder Woman
17. Paradise
18. PSYCHIC FEVER!!
19. Choose One
20. Bitter Sweet
21. Up and Down
22. Highlights
23. Clip that!
24. IGNITION
25. BAKU BAKU
26. PROMISE
ENCORE
EN1. I Got Ways
■PSYCHIC FEVER 2nd ALBUM 「DIFFERENT」発売記念リリースイベント情報
2026年4月30日(木)17:00~<宮城県>イオンモール新利府 南館 1階 ライブスクエア
2026年5月2日(土)14:30~<神奈川県>横浜ワールドポーターズ屋上 ルーフ・トップ・ワールド
2026年5月3日(日・祝)14:30~<東京都>タワーレコード渋谷店9Fイベントスペース
2026年5月4日(月・祝)14:30~<埼玉県>ステラタウン大宮 1Fメローぺ広場
2026年5月5日(火・祝)14:30~<埼玉県>イオンレイクタウンkaze・光の広場
2026年5月6日(水・振休)16:00~<愛知県>アスナル金山
2026年5月9日(土)14:30~<広島県>イオンモール広島府中
2026年5月10日(日)14:30~<大阪府>セブンパーク天美1F AMAMI STADIUM
2026年5月16日(土)14:30~<神奈川県>アリオ橋本
2026年5月23日(土)14:30~<千葉県>イオンモール幕張新都心グランドスクエア
2026年5月24日(日)14:30~<宮城県>イオンモール仙台上杉
2026年5月30日(土)14:30~<東京都>有明ガーデンみんなのテラス
■LIVE情報
『PSYCHIC FEVER JAPAN TOUR 2026 “THE ROOTS”』追加公演
【公演スケジュール】
2026年8月8日(土) 詳細後日発表
■レギュラー番組情報
放送局:インターエフエム(東京:89.7 MHz 横浜:76.5 MHz)

タイトル:PSYCHIC FEVER No Border Boundaries
DJs:JIMMY、WEESA(PSYCHIC FEVER)
放送日時:毎週水曜日22:00~22:30(30分番組)
放送形態:録音番組
番組メール:psychicfever@interfm.jp
番組ハッシュタグ:#PSYCHICFEVER_NBB
番組メンバーシップポッドキャスト概要
番組サイト:https://psychicfever.bitfan.id/
配信日時:毎週水曜日22:30~
配信内容:前半パート(地上波OAアーカイブ無料)※楽曲はカットされます
後半パート(番組メンバーシップ会員のみ)


